春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

敏腕音楽プロデューサー長戸大幸の音楽家プロデビュー作。シーチャン・ブラザーズの演奏🎧️🎶

2024-05-23 07:58:58 | 音楽
「世界の空軍 AIR FORCE'77」
(1976年 東映洋画)
音楽:長戸大幸
演奏:シーチャン・ブラザーズ


ロッキード事件やミグ25戦闘機の函館不時着など航空関係の事件が慌ただしく起こっていた時代の渦中に制作された、ドキュメンタリー作品。監督不在の映画作品。

音楽は長戸大幸で、長戸の音楽家としてのデビュー作。音楽プロデューサー、実業家として名を馳せた人物で、この人が世に送り出したアーティストはB'z、ZARD、大黒摩季らかなりの数です。

シーチャン・ブラザーズについては、この映画の音楽を録音するにあたってのグループだと思っていますが、いかにも1970年代半ばのフュージョン風のインストゥルメンタル曲に仕上がっています。「愛の翼」はラブ・テーマとして作られて、この作品のメイン・テーマでもありますね。とても美しいロマン溢れる好ナンバーです。また「ソニック・ブーム」はウエズ・モンゴメリーを思わせるギターをフィーチャーした、躍動感のある曲となっています。
「愛の翼」
「ソニック・ブーム」

今回は「世界の空軍 AIR FORCE'77」を取り上げてみました。また面白いレアなレコード等、紹介させていただきます!
それでは、次回✌🏾




ダニエル・パトゥキ、「モア」に続いてジョン・バリーの「キングコング」をディスコ・アレンジ🎧️🎶

2024-05-21 23:31:53 | 音楽
「ディスコ・キングコング」
DISCO KING KONG(1976年)
A:ディスコ・キングコング
King Kong's Theme
B:ドワンのバラード
Maybe My Changed
ダニエル・パトゥキ・オーケストラ
Daniel Patucchi Orchestra


1976年のジョン・ギラーミン監督作品「キングコング」の''キングコングからその2つのテーマ曲を、ダニエル・パトゥキがディスコ・アレンジしたもの。作曲はジョン・バリー。

ファンキーでエレガントな仕上がりになっていますね。

ダニエル・パトゥキ(正確にはダニエーレ・パトゥッキと発音するそう)はイタリアはトリノの生まれ。音楽院を卒業してからはすぐに音楽の道へは進まず、友人と二人で放浪の旅へ出ていたという、一風変わった経歴を持つ音楽家で、作曲と編曲・指揮の他にベーシストとして活躍していた人で、有名なヘンリー・マンシーニの「ひまわり」やジェリー・ゴールドスミスの「カサンドラ・クロス」のサントラでもベースを担当していたことがあります。とても美しく甘い曲を得意としており、前回の「モア'77」に続きこの「キングコング」のドワンのバラードでも、ジョン・バリーの綺麗な曲を軽快なディスコ・サウンドで聞かせてくれます。美しい名曲をこのようにディスコ・アレンジした先駆けは、パーシー・フェイスの「夏の日の恋'76」だと記憶してます。特にイタリア人のダニエル・パトゥキによる演奏は、聴く者をファンタジックの世界ヘ誘ってくれます。
如何でしたでしょうか。今回もだいぶ間を空けてしまいましたが、ゆっくりながらも更新はしてまいりますので、よろしくお願いいたします✌🏾

ヒルザキツキミソウの群生です。綺麗ですね。とても雑草のようには見えませんね🌸

では、また次回にお会いしましょう❗️