アボガドと聞いて何を思い浮かべますか?
緑の果実でしょうか?
あの果実は英語でavocadoと綴るので、正しい発音はアボカドです。より正確に発音を示そうとするなら、アヴォカドでしょうか。
一方、スペイン語のアボガド(abogado)には、弁護士という意味があります。
南米の弁護士の名刺にabogadoの文字が印刷されていることが多く、いつも果実(avocado)を想像していた自分がちょっぴ . . . 本文を読む
日本人の友人カップルが先日カリフォルニアで結婚しました 自分の身の周りでは日本人同士がアメリカで結婚した例は無かったので、面白い話を聞けました。
カリフォルニアで結婚するには、まず結婚許可証(Marriage License)なるものを州のしかるべきところで取得するそうです。
この許可証を取得してはじめて結婚式を挙げることができます。
但し、結婚許可証には有効期限があり、取得から90日以内に . . . 本文を読む
移民弁護士にお越し頂き、就労ビザ(査証)について話し合いました。日本人が90日を越えてアメリカに滞在するにはビザが必要となり(パスポートにビザスタンプを押してもらいます)、創英USAの駐在員も例外なく取得しなければならなりません。
日本人の間でよく話題になるビザとしては次のものが挙げられます(※下記の説明は内容を保証するものではありません。詳しくは移民の専門家にご相談下さい)。
◎Lビザ
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移転価格税制の対象となっていた無形資産の具体例として、特許権やブランドを明記する、という記事がありました。
特許権等の取引がグローバルになっている今、知財関係者が知っておいてもよい話かもしれません。
移転価格税制とは、「通常行われる取引の価格とは異なる価格をもって関連会社間の取引が行われた場合において、その取引の価格を正常な価格に引きなおして課税を行う制度」です(ウィキペディアより抜粋)。
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昨晩、総勢5人の日本の弁理士・弁護士がマウンテンビューの居酒屋に集まった。
5人とも、日本の特許事務所又は法律事務所に所属しつつ、現在はシリコンバレーで仕事や勉強をしています。
六本木のA事務所に所属し、ベイエリアのローファームで勤務するIさん、
六本木のT事務所に所属し、最近ロースクール(LLM)をご卒業されたSさん、
霞ヶ関のX事務所に所属し、ローファームで勤務するOさん、
そして . . . 本文を読む
出勤途中に携帯が鳴ったので出てみると、聞き覚えのある日本人の声が。
4月までシリコンバレーで働かれていたWさんでした。
Wさんは現在、日本を拠点に二つの会社の営業をされています。一つはある技術で有名な方が興されたベンチャーです。
私よりもご年配ですが、いつも元気で何事にも前向きな姿勢で取り組まれます。
ワシントンDCからカリフォルニアに移ったときに知人のいなかった私を色々とサポートして下さ . . . 本文を読む
『産業財産権の現状と課題(特許行政年次報告書2007年)』が公表されました(こちら)。
この報告書の「技術経営力の強化によるイノベーションの促進」というサブタイトルの通り、技術経営的な視点そしてグローバルな観点で知財活動を捉えた統計及び解説が散りばめられており、知財情勢の全体像を把握する上で役立ちそうです。参考までに、目に止まったところを幾つかピックアップしておきます(色塗りの強調は私が加えまし . . . 本文を読む
アメリカの習慣・文化のなかで生まれた素晴らしい表現の一つ。それは、
That's a good question!
だと思います。自分の質問に対してこう言われると、最初の頃は「自分の質問がそんなに鋭かったかな?」と思っていました。ところが実際の用法を色々と見ていると、「鋭い質問」、「難易度の高い質問」という意味ではなく、「いい質問ですね~」くらいのお世辞交じりの回答のようです。
でも不思議な . . . 本文を読む
パソコンの買い換え時期が来たので、サンノゼにある日本のパソコンショップで商品の一覧表を頂いてきました。日本で買うよりも割高ですが、一時帰国時にビックカメラ等に買いに行ったりアメリカまで持ち運んだりする手間等を考えると、どこで購入するか迷うところです。
ところで、各パソコンのスペックを見ていて、昔憧れだったある機種を思い出しました。
ちょっと昔話を-----。
小学4、5年の頃、初めてパソコン . . . 本文を読む
本ブログの読者の皆様からときどきメールを頂きます。これまでに例えば次のような方から頂きました。
●渡米を検討されている方
●アメリカの大学への留学を希望されている方
●アメリカのロースクールで法律を学ばれている方
●現在アメリカ在住で、帰国後に知財の道へ進まれる方
●知財業界に進もうと考えられている他業種の方や学生さん
●弁理士試験の受験を考えられている方
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こういった . . . 本文を読む
昨晩、日本人起業家を支援するSVJENの5周年パーティーに参加してきました。スポンサーになっているアメリカの特許法律事務所の50周年記念も兼ねていて、参加者は150~200名程いたように思えました。
オープニングでは、シリコンバレーで有名な方が4,5人程挨拶されたのですが、最後のトリは、パロアルト市長のキシモト・ヨリコさん。
キシモトさんは、日本生まれで、母国語は日本語です。それにも関わらず、 . . . 本文を読む
円安が続いています。
創英USAの所員は、日本円ではなく米ドルで給与を受け取っています。そして、円安になると、受け取るドルが低くなる、つまり実質的に収入が下がる給与体系になっています。
しかし、人間という生き物は不思議なもので、身近な人と比べて恵まれていると、幸せに感じることがあります。
同僚弁理士のJunが数ヶ月前、1ドル119円のときにある程度まとまったドルを円に換金しました。そのときは . . . 本文を読む
ある国で特許が許可されると、他の国でもそのまま特許を取得できる。そのような知財ボーダーレスを図る世界レベルでの特許相互承認制度の構想がときどき新聞記事になります。
この制度の実現性は定かではありませんが、将来もし制定されたらどうなるのか?
そんなことを、大手家電メーカーで特許ライセンスを担当するケンさん(弁理士。米国弁理士試験合格)とメールで意見交換しました。
以下、その内容を . . . 本文を読む
日本が世界に影響を与えたものの一つが、「マンガ」です。
自分が小学生の頃、「ドラゴンボール」、「北斗の拳」、「キン肉マン」、「シティーハンター」などの名作が週刊少年ジャンプに次々と連載され、毎週楽しみに読んでいました。
それから数年の月日を経て渡米した頃、英訳された「ドラゴンボール」を書店で見つけました。
マンガからは、日常会話で使われる活きた表現を学ぶことができます。かしこまって勉強するの . . . 本文を読む
米国特許のニュースで、「ITC(国際貿易委員会)」という言葉をときどき見かけます(例えばこちら)。
百聞は一見にしかずと言いますので、ITCの写真を掲載しておきます。これは以前、傍聴に行ったときに写したもので、建物の外観はご覧の通りけっこう立派です。
ただ、CAFC(連邦巡回控訴裁判所)がホワイトハウスの近くにあるのに対して、このITCはワシントンDCの中心から少し外れた地域にあります(雨の日 . . . 本文を読む