シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(177) 懐かしのパソコンと子供の好奇心

2007年06月17日 | 日常生活
パソコンの買い換え時期が来たので、サンノゼにある日本のパソコンショップで商品の一覧表を頂いてきました。日本で買うよりも割高ですが、一時帰国時にビックカメラ等に買いに行ったりアメリカまで持ち運んだりする手間等を考えると、どこで購入するか迷うところです。

ところで、各パソコンのスペックを見ていて、昔憧れだったある機種を思い出しました。

ちょっと昔話を-----。

小学4、5年の頃、初めてパソコンというものを街中のショップでいじった。いじったと言っても、BASICで簡単なゲーム(数当てゲームとか)を作ったり、線や円のデザインを描いていたぐらい。

そんな中、NECから「PC-6001 MkII」という機種が登場した

これに感動したのは、音声合成機能が搭載された「喋るパソコン」だったから。TALKという命令で簡単に喋らせることができた(発音を知らずに当時は「タルク」と言っていたが)。

デザインも先代のPC-6001よりもグッと垢抜けていて、世間では人気があったPC-8001はおとなっぽすぎて嫌だった。だから、一番欲しかったのがこの6001MkIIだった。

といっても、6001MkIIは本体だけで84,800円。小学生の自分には到底手が届かい値段で、親にも買ってもらえなかった -----。

そして手に入れることができなかった6001MkIIは、憧れで終わったのです。

懐かしく思ってネットで検索したら、当時のカタログが見つかりました(こちら)。

僕もそうですが、大人になって物事を知るにつれて、好奇心が薄れていく方が大勢います。

でも、もしできるなら子供の頃の無邪気な好奇心を取り戻して、そのまま年を重ねていきたいものです。このカタログの懐かしい「武田鉄也さんの似顔絵」を見て、そんなことを思いました。

June 17, 2007

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