シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(120) 「情熱大陸」を見て

2006年12月31日 | 仕事
日本のテレビ番組や映画のビデオを借りられるレンタルショップに立ち寄りました。よく利用している日本食スーパー「ニジヤ」の隣にあります。 店内ではいつも録画されたテレビ番組が流れているのですが、突然、聞き覚えのある「情熱大陸」のテーマ曲が流れてきました。画面を見上げると、特集は「荒井裕樹弁護士」。えぇ、有名な升永弁護士のもとで職務発明訴訟等を扱っている若手の敏腕弁護士です。 荒井弁護士とは面識はあ . . . 本文を読む

(119) 2006年の仕事収め

2006年12月29日 | 仕事
現在、12月28日の午後1時です。本日がこのオフィスの仕事納めです。 いつも年末になると漠然と一年を振り返るのですが、こういうときにブログって結構役立ちますね! あれは数年前の出来事かと思っていたら、まだ今年の話だった、ということが幾つかありました。 ブログの更新頻度は恥かしい限りですが、それでも自分にとっては懐かしい日記があり、ついでに、ブログには綴っていないことも自然と連想できるのが嬉しい . . . 本文を読む

(118) クリスマスですね。

2006年12月23日 | 日常生活
クリスマスが間近です。アメリカは25日(月)が祝日なので3連休になります。 12月23日(土)から1月初旬まで大型連休にする法律事務所もあります。 我々のお客さんの中にも、そのように長期の連休を採るところがあります。 すると必然的に、年末又は年始が期限の仕事は、12月22日(金)までに完了させるか、完了せずとも不明点は解消しておかなければなりません。 現在、その22日(金)の昼1時です。 . . . 本文を読む

(117) 電話とメールの併用

2006年12月16日 | 仕事
電話中に、ネットで何かを検索したり、相手にメールを送信したりすることってありませんか? 特に、声だけでは相手にこちらの意図を的確に伝えるのが難しいときに、電話しながら「ちょっとこれ見て」という感じで送るメールは効果的です。 メールを会話の一部に使うことで、コミュニケーションが全体としてスムーズになります。 ご想像の通り、英語で電話している最中に使うメールは抜群の威力を発揮します。議論の内容が難 . . . 本文を読む

(116) 日本語と同じ慣用表現

2006年12月12日 | 英語
ある新聞を読んでいたら、“Lee Scott has begun to lend an ear to young marketers preaching brand-building.”という一文を見かけた(preachはここでは「主張する」という意味)。 この一文で面白いと思ったのは、“lend an ear”という慣用句。 日本語の「耳を貸す」と同じ意味で、こうやって実際に使われているよう . . . 本文を読む

(115) 頭が下がります。

2006年12月09日 | 出会い&人
日系企業の米国研究所で勤務するHさんを訪問しました。Hさんとはシリコンバレーの会合や講演会で何度かお会いしたことがあるのですが、研究所を訪問するのは初めてでした。 今まで雑談しかしたことがありませんでしたが、今回初めて、彼の研究の概要を説明して頂きました。注目の先端技術でかなり興味深いものです。 技術説明に加えて、彼が最近仕入れた米国特許の資料まで頂きました。Hさんはあくまで研究者であって知財 . . . 本文を読む

(114) 裁判官にそう言われてしまっては・・・。

2006年12月01日 | 知財&技術
米国特許弁護士のAさんとランチに行き、その後、我々のオフィスでミーティングをしました。彼がここを訪問するのは2回目です。 Junがメインで担当しているある案件が議題だったのですが、本題に入る前にAさんの経験談で話が盛り上がりました。 その一つが、彼がX社の社内弁護士であった頃に、米国特許を保有する某社Yから特許権侵害として提訴されたときの話でした。 地裁では、1)新規性の欠如、2)非自明性の . . . 本文を読む