シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(108) アメリカでの最終出口

2006年10月30日 | 日常生活
週末、私用でサンディエゴに出かけていました。シリコンバレーからは1時間半のフライトで、現地でレンタカーを調達して移動していました。サンディエゴはバイオテクノロジーで有名ですが、最近は電気情報系の企業の進出も見受けられます。 ところで、アメリカでの車の運転の話ですが、もう2年以上経って少し自信が付いたせいか、最近はどこへ行くにも詳細な地図を持っていきません。大雑把な地図があれば、どうにか目的地に辿 . . . 本文を読む

(107) ついに携帯番号を変更

2006年10月24日 | 日常生活
日本では、携帯番号は「090」や「080」から始まります。 これに対して、アメリカでは携帯であることを示すこのような番号は無くて、固定電話と同じようにエリアコード(市外局番)が付けられます。 で、私の場合はヴァージニア州で携帯電話機を購入し、その後カリフォルニアに引っ越したのですが、番号は変更せずにそのままにしてありました。 他州の番号を使用していても日常生活に問題は無いのですが、何かの手続 . . . 本文を読む

(106) Foreign Legal Consultant登録

2006年10月20日 | 知財&技術
この度、カリフォルニア州で日本弁理士としてForeign Legal Consultant(FLC)登録を受けました。 米国の弁護士が日本で自国の法律に基づく業務を行う場合は、日本で外国法事務弁護士の登録を受けなければなりません(いわゆる「外弁」です)。FLC登録はこの反対のパターンで、米国で日本の法律に基づく業務を行うときに求められるものです。ですので、FLC登録によって当然、創英USAの業務 . . . 本文を読む

(105) 昼の顔と夜の顔

2006年10月14日 | 知財&技術
ある企業の社内特許弁護士とランチミーティングをしてきました。 場所は、我々のオフィスのあるカストロ通りとカリフォルニア通りの交差点にある「Cascal」というお洒落なレストランです。 彼とは仕事上の付き合いはなく、ある会合で知り合いました。 最初は日本とアメリカそれぞれの知財、勤務形態、生活面等の話題でしたが、途中から中国の話になりました。 当然、中国知財の話にもなったのですが、彼の身近なとこ . . . 本文を読む

(104) 聞き取りがむずかしい

2006年10月12日 | 英語
アメリカで仕事をしていて集中する瞬間のひとつに、「知らない方から電話がかかってきた時」があります。 こちらから電話するときは議論の内容が分かっているから比較的余裕を持って話せるのですが、かかってきた場合はそうはいかず、英語の聞き取りが難しいことがあります。 電話を受けて最初の3,4秒は、相手の自己紹介を聞きながら「知っている人?」「セールス?」それとも「ポテンシャルのお客さん?」等と考えます。 . . . 本文を読む

(103) パロアルト・・・特許事務所のステータス

2006年10月06日 | 知財&技術
「パロアルト(Palo Alto)」という街(市)の名前を聞いたことがありますか? カリフォルニア州の特許事務所・法律事務所と仕事で関係があれば、レターヘッドでこの名前を見かけたことがあるかもしれません。 シリコンバレー発祥の地と言われていて、この街に隣接するスタンフォード大学からは有名な技術者・経営者が数多く輩出されています。上の写真は、そのパロアルトのメインストリートであるユニバーシティ・ア . . . 本文を読む

(102) 新しいブログ

2006年10月03日 | 日常生活
このブログを初めてから、約1年が経ちました。 以前からボンヤリと考えていたのですが、新しいブログを始めてみようと思っています。といいますか、もう試しにコッソリと始めました。 どんなブログかというと、「英語」で綴るブログです。 日本の知財をもっと世界に知ってもらえないかと思いまして。 世界の英語人口は15億、20億とも言われているので、興味を示してくれる人が少なからずいるんじゃないかと。 ただ . . . 本文を読む