
「世人皆直行 我獨横行」とばかり時に時流に流されることなくゆったりと、時にはすばやく走る姿は見ていて飽きることがありません。
夏の季語として俳句に登場する蟹は、タラバや、ズアイ蟹、松葉蟹といった大型の海の蟹ではなく、主として淡水に棲む蟹です。

夕雨やをかに出揃ふ蟹の穴 暁台
紺青の蟹のさみしき泉かな 青畝
沢蟹のあらがふことを愛しとす 風生
蟹曼荼羅の蟹の俳人、今村俊三の句 蟹暮れてひたすらしぼむ盆の空
蟹を追ふ躓かざるも手を前に
などの句に共感します。
条福に漢詩を書いている夫の練習用の料紙を失敬して、興の赴くままに蟹、また蟹です。
これなら物議をかもすこともありますまいから、四畳半襖の下張りにでもしますか。 3枚です。
残暑と呼ぶには厳しすぎる酷暑の日々、どうぞお大事にお過ごしください。

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