気ままな遍路人

人生いろいろ…徒然な日記

過保護すぎるのも。

2008-02-21 00:04:19 | 日記

最近、自分よりも若い世代の人に「今後の人生どうしたら良いだろう。どういう道に行ったら良いのだろう。失敗しない生き方を・・・。」とアドバイスを要求されることがあります。


今流行の占いやスピリチャルの影響かとも思えますが、自分の方向性を第三者から聞いて、その通りに生きたところで、何が楽しいのだろうと思います。


自分の人生は自分で切り開いていくものと私は思います。うまくいった時はそれで良し。うまくいかずにつまづいたら、そこで修正することが経験を積むということではないでしょうか。その経験をすることが重要であって、予め失敗を避けて通る方法なんてないと思うのです。

あえて、第三者に聞くことがあるとしたら、「自分はこういうことで失敗した。同じ失敗を繰り返さないためにも何かアドバイスを・・・。」と聞くなら許されるでしょう。それこそ、人生の先輩として何か為になるアドバイスができるものと思います。

今の若者はある程度、親にレールを敷かれて成長しているので、いざ社会人になって自分の考えで生きていかねばならなくなった時、何をして良いか判断力に欠けているのです。

自分の子が可愛いのなら、早い内から自分で判断させる訓練をさせるのも、親の務めではないでしょうか。手取り足取りで過保護すぎると最終的に困るのは、その子なのですから・・・。

何もかにもが揃っている時代に、困ることなんて何一つないかの様な錯覚に陥りますが、そんな時代に生きていけない人間がいることが一番困る事なのです。