これから何回かに分けて、初級クラスの方たちをイメージして、コーススラロームの走り方(ラインのとり方)の基本について説明しようと思います。先に項目を挙げておきましょう。
①次の次のパイロンからラインを決める(パイロン・コーススラローム)
②出口の角(縁石の角)を狙う
③2本のパイロンがセットされたコーナーへのアプローチ
④直線を作る
⑤ガイドにだまされない
⑥(自分が走れる速度を作るために)道幅を一杯に使って大回りする
⑦奥で小さく回る
といった按配です。 . . . 本文を読む
パイロンを小さく回る自信がないために、早目にバイクを倒していこうとすることがあります。実はこれは逆効果で、パイロンの手前からバイクを倒そうとすると「自動的に」回転半径が大きくなるのです。(ゆかりさんのブログからお題拝借しましたのでトラックバックします)
小さく回りたかったら、実はコーナーの奥に突っ込んで、一気に倒す必要があります。
気持ちの中では、徐々にパイロンに近付いていけば最後に小さく回れる . . . 本文を読む
コーナリングの途中で大回りし過ぎていることに気付いた時に、ブレーキを使ってラインを修正することができます。コーナリング中のブレーキの効果で説明したように、コーナリング中にフロントブレーキを使うとバイクが起き上がり、リアブレーキを「ジワッ」と使うとバイクは倒れ込み、ハンドルがさらに切れていきます。従ってリアブレーキを使ったときにはバンク角が増大し、ハンドルが切れることで、旋回半径が小さくなっていきま . . . 本文を読む
初級のオフセットパイロンの練習レイアウトです。
オフセットパイロンで幅の広い設定とそこから折り返して直パイで、もう一度折り返して幅の狭い設定のオフセットパイロンになっています。
初級では、等間隔に置かれたオフセットパイロンで、同じリズムで繰り返しコーナリングをすることで、安定した曲がり方を会得できるようにします。 . . . 本文を読む
HMS参加4回目のときのメモです。
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今日の教訓:
「コーナーにはブレーキをかけられるだけのスピードを残して飛び込め」
別の言い方をすると
「コーナーにアプローチする前に確実にスロットルを開けろ」 . . . 本文を読む
初級でうまく回れないというときに、もっとも多いパターンはバイクを傾けてパイロンを回っている途中でバイクのスピードが落ちてしまい、エンジンの回転もアイドリング近くまで落ちてうまくコントロールできなくなることです。
この失速の起こり方は、
1)コーナーの入り口でブレーキをかけ過ぎ、この時点でスピードがアイドリングまで落ちてしまう。スピードが落ちているので、バイクを傾けることができない。そこでバイクを傾 . . . 本文を読む