遂に再会を果たした矢木さんと康永くん。
「これね・・・。私と
岸辺さんから。鈴木さんは康永くんが辞める時に すでに
手渡してるから・・・。食べてね!
」
「ありがとうございます」
実は2階の休憩室で・・・。
「康永くんへお菓子を買ったんだけど、今の若い人達はどんな物が好きか分からないから・・・。気に入ってくれるかねえ・・・?」
「大丈夫ですよ!康永くんなら、何でも喜んで受け取ってくれそうじゃないですか?素直だし」
「そうよね!ただ、賞味期限が9月までだから、もし、それまでに来なかったら、どうしようかって・・・。
まあ、その時は、みんなでお茶菓子にしようと思ったけど・・・。
康永くん、来てくれて良かったわ!」
矢木さんは、康永君がやって来たときに手渡そうと、プレゼントを購入し、更衣室のロッカーに保管していたのですよ!!!
ここまで矢木さんに想われる康永くんは・・・幸せ者です
「それで、就職活動の方は、どう?」
「来月、たて続けに面接があるんです」
「それは、頑張ってね!」
・・・・という会話が主に矢木さんと康永くんとの間で・・・続行中。
私は お二人の顔を交互に見ながら聞いていました。
立ち話も終わりかけた頃。。。
「康永くん、今から忙しい?」
「いいえ」
「じゃあ・・・矢木さん、三人で2階でお茶でも・・・」
ここで数秒の間があり・・・
にやっと笑った矢木さんの表情に、何故か悪寒が走り・・・
「私は まだ、やりかけの仕事があるんよ。康永くんが来たから、急いで鈴木さんに知らせに行ったけど。
だから、二人であそこで(スーパー店内のお客様用、休憩場所を指す矢木さん)
お茶しておいで!」
「・・・・・・・」
心中複雑な康永っちと すず、である。
無言がこれ以上 続くと まずい、と察した一応、年上の私が何か言わないと・・・。こういう局面は非常に苦手なんですけど・・・ねえ。
「じゃ・・・じゃあ・・・お茶でも・・・する?」
「はっ・・・はい」
矢木さんは、再び、にやり。
「じゃあ、お二人で 行ってらっしゃ~~い!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
こうして矢木さんに見送られ・・・(いや、半分からかわれ?)そうめん売り場を後にした康永くんと すず だった・・・・!
野菜売り場の前を通りながら、康永くんは言った。
「さくら通り店のお客様用休憩所って、今は じいちゃんばあちゃん用の休憩所化してますよ・・・」
言われて見て、ふと、視界に入ってきた休憩所を見ると、なるほど、あそこは今はお中元の特設コーナーとなっている!
「そうだった・・・・ね。最後の日に、康永くんが入荷されたお中元ギフトを運んだんだったね。
それに・・・休憩所のスペースは大幅に縮小され、今現在は・・・
「自動販売機の前に椅子が置いてあって・・・おばあちゃん数人が座って、埋まってる! あそこでお茶は、いくらなんでも・・・ヤダよね・・・?」
「ねっ・・・ねえ。とあるスーパー内で、お茶って嫌だよね?」
「そうですね」
「外へ出ようよ」
「そうしましょうか」
続く・・・・
本日のキャスト
鈴木鈴子
康永靖男
矢木山羊子
↑アハハ!
すずさんは、別のかたの「もうひとつのとあるスーパー」ブログの掲載記事中の・・
上司(男性)と部下(若い女性)が一緒に業務の延長でお食事・・
ってのにも、
みたいに拒否反応でしたしね!
(ところで、件のブログ、お正月以来記事アップ、ありません!どうしたんでしょうね。
心配です
>康永君にその気になってもらいたくないですよ。
これは100%有り得ない
康永くんは我が子のような年齢なのです。
私が犯罪者になってしまいますがな
しかしー。
面白い予想?ありがとうございました。
(タイトルは忘れました)
そんなシーンがありましたね!
今、思い出しました!!一年以上も前の記事でしたっけ?
あの時は、何処にお住まいかすら分からない方の日記をブログで読んだだけで、ただ、びっくり仰天しましたが、更に驚くことが さくら通り店でもありましたよ!!!
まさか、実際に さくら通り店の休憩室でも目にするなんてねえ。
お正月以来、アップしていませんね。
書く気力が無くなったか、飽きたか、どうでもよくなったか・・・。
退職したか・・・或いはご病気かも・・・?
心配ですね?
飲み物も コーヒーではなくて 完全にお茶に
なりそう~~
どこに行くんでしょうね?
ゆっくり話せる喫茶店?今は喫茶店とは
言わないかな?
なんだか どきどきしますね・・・
飲み物もやはりお茶が主流のようですね~!
喫茶店!
懐かしい昭和の響き。。。ですが実際に喫茶店らしき場所でお茶をした経験ないんです。
喫茶店といって思い出すのは、石川ひとみ が歌った「まちぶせ」作詞作曲はユーミン
いい曲ですよね~!