第２便！と坦々麺の 行く末・・・

掃除当番だった私は９時半に女子更衣室を掃除し、今月から新たに「レンジの中も女子が掃除すること」という新たな任務を遂行し、テーブルを拭き、お茶を沸かして売り場へ～～～！

バックには、長台車一台と地べたに積み上げられたラーメン。

取り合えず、これを売り場へ運んで出したが、欠品している日清カップヌードルシーフードなどを最初に補充しようと思い、プラットホームへ～～～！

しかし・・・。

無い。

プラットホームには、もうラーメンの在庫がない。

しかし、そんな筈はない。

だって２５０アイテム数を発注したのだよ～～～！

もう一度、良く見ると、カゴ台車いっぱいに積まれたままのラーメンは、

まだ、トラックの中。

今、時刻は１０時半。

トラックの荷台の後ろは開かれていて、

ラーメンが　で～～～んと　積まれている！

「これ、下ろして」

とは言えず、バックへ下がった・・・・。

「さっき、配達の人が缶ジュースを飲んで、一服していたよ。いつもなら、この時間帯はバタバタしているのに、配達の人も荷物が多すぎて疲れたのかねえ・・？」

と、岸辺さん。

トラックにラーメンが積まれたまま、口を開いて待っていた！　と話すと、その場に居たスタッフは爆笑していた。

 

さてー。

再び売り場からバックへ戻るとー。

トラックから下ろされたラーメンは、カゴ台車ごとバックへ移動していた。

第一便で先に届いたラーメンとは別に、第二便で届いたラーメンはカゴ台車、ざっと数えて６台はあったみたい。

凄い量である！

「すずちゃん、御免。俺がした事が尾を引いて・・・」

と、ひたすら謝る桃木副店長。

何をしたかというと、それは秘密です。

「欠品している商品から出そうと思ったら、入荷されていないみたいで、慌てました。まだ、トラックに積まれたままだったから・・・」

 

「第２便で　来たんですよ」

「そっ・・・そうだったんですか」

 

「今日、ラーメンが嫌に多くね～？」

と、何故か若者言葉で言う、パンチパーマの高爺。

 

「棚替えだったからやろ？」

と、しつこく理由を聞くなー。

 

棚替えといえば・・・・・。

一時間、残業して二階へ上がる途中、本社から降りてくる日清のメーカーさんにバッタリ会いました！

「こんにちは。先日はお世話になりました」

「こちらこそ、お世話になりました。坦々麺を定番から外すことになって申し訳ありませんでした」

「花園バイヤーに、もう一度正式に定番でおけるように頼んで下さいね」

「それは・・・僕から言うのは、ちょっと・・・（照れるメーカーさん）

 

「坦々麺、大量に　こちらに入荷されたでしょう？」

「はい！スポットでしょう？　ありがとうございます」

 

「本部の方から坦々麺のことでお電話を頂いたときは、本当にびっくりしましたよ！」

 

なっ！　なんと！　たぬき部長ったら、日清食品さまへ直訴するとは！！！

負けた！

坦々麺をこよなく愛する・・・その情熱に

まけた

 

「今、定番にも出していますけど・・・ね。本社にも坦々麺ファンが多いんですよ」

「そのようですね！」

 

ぶぶぶっ！

ここで一呼吸、置き。。。

二人で笑いました！

どうやら、例の「スーパーマーケット版　坦々麺をゲットせよ！」

坦々麺秘話を日清さまにも読んで頂けたようです。

 

これからも　さくら通り店をご愛顧下さいね。

メーカーさま、お客様、そして　至らないところだらけの担当者を　どうか優しく、時には厳しく応援してくださいませ！（たぬき部長と花園バイヤーへ・・・まだ、著書を持参していない　すず、だった・・・）

それでは、さよなら・・・さよなら・・・さよなら・・・

 

すず