2011年04月04日
西大寺
愛染堂の受け付けのおじさんが面白かった。菩提樹の実で作ったお守りが、例年ならばあるのだが昨年は酷暑のためあまり実が摂れず、買うことができなかった。替わりに受付のおじさんが菩提樹の種をくれた。このおじさんは、以前元興寺の受付をしていたとかで元興寺と飛鳥寺の関わりなどいろいろ話をしてくれた。
敵も味方も全ての者を愛で包むと言われる愛染明王が公開されるときまた訪れたい。また、百萬古柳(十遍上人とその母親の伝承)が興味深かった。
唐招提寺…いつの頃からか私の持っている唐招提寺のイメージは、「林の中にある静けさを感じさせるお寺」である。そしてそのイメージ通り、薬師寺の隣にありながら、一味違う閑静な雰囲気のあるお寺であった。境内を散策していても高山寺の静けさを感じさせてくれた。特に、鑑真和上御廟周辺は格別であった。そんな静けさの中でのんびりと過ごすことができた。
梅雨の季節に傘を差しながら苔の中をもう一度散策したい。
http://suonada.blog.ocn.ne.jp/photos/travel/
昨日今日の雨で畑はお休み。ゆっくり棋譜並べをしたり旅行を振り返ったりした。
2011年04月03日
朝10時自宅発途中寄り道をして14時栂尾高山寺着
駐車場から10mほど高いところにあった。樹上座禅図のイメージ通りの山深いお寺。国宝石水院の庭は小さかったが、周囲の風景に同化して山全体が庭のように感じられた。珍しく堂内の撮影を許可していた。
樹上座禅図が掛けてある部屋は6畳ほどだろうか、その掛け軸を見ていると自分も林の中にいるような感じがした。石水院から御廟を経て本堂へ。御本尊は寂しくないのだろうかその昔明恵上人は?と思うのは凡人の故か。そんな本堂の階段に一人のおばあさんが一人座って読書していた。高山寺がよほど好きなのだろう。
山の中の散策に少し疲れたので、高山寺駐車場前の蕎麦屋さんで休憩。窓から見ると親子連れが渓流釣りをしていた。昔子どもと釣りをしたことを思い出した。暖かい蕎麦を食べて、奈良へ向かった。
東寺の傍を通り、20時ホテル着。疲れた。
西大寺と並び唐招提寺も今回の2つの目的の1つであった。
いつの頃からか私の持っている唐招提寺のイメージは、「林の中にある静けさを感じさせるお寺」である。そんな静けさの中でのんびりと過ごしたい、そう思っていた。鑑真和上の御廟周辺でそんな時を過ごすことができた。梅雨の季節に傘を差しながら苔の中をのんびりと散策をする、そんなことを考えながら。梅雨の頃もう一度行きたい。
2日目は西大寺と唐招提寺、2つのお寺をのんびりとゆとりを持って参拝した。明日の強行軍は未だ予定の中にはなかった。
今日はイチジクの木を植えようと思ったが、雨のため延期。
碁盤の手入れや対局の一日だった。
昨日と今日は高山寺と西大寺の写真をフォトアルバムにアップしながら、旅行を思い出している。
高山寺は、樹上座禅図のモデルになった林に行き、山の中で一日ゆっくり過ごしたい。秋は紅葉がすごくきれいだということだが、その時期は人が多いので、できれば人手の少ない時期がいい。
西大寺は、今回の旅の一番の目的だった「愛染明王」に会えなかった。次は公開期間中にぜひ行きたい。