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晴耕雨読?それとも晴耕雨打?

仕事・家庭菜園・囲碁・アンネのバラ・そして旅行。結構忙しい。

経ヶ岬灯台 一般公開

2014年11月01日 18時10分08秒 | Geo park

今日は年に一度の経ヶ岬灯台の一般公開。GeoParkの仲間と見学に行った。
経ヶ岬の途中に屏風岩がある。ここには普段は現れない幻の滝がある。雨が降るとたまった雨水が崖から流れ落ちるのである。一度見たいと思っていたが、昨日から今朝まで雨天。経ヶ岬周辺の散策には嬉しくない天気だが、もしやと思い立ち寄ってみた。
滝が姿を現していた。雨の量が少なかったためか、水量は大したことはないが、確かに滝が出現していた。
次は大雨の時を期待しよう。

屏風岩と幻の滝

経ヶ岬駐車場入り口脇の小道を海岸のまで下り、経本に見える柱状節離を身近に見た。
ここでは、安山岩(流紋岩?)の表面に無数の小さな穴が空いていたが、穴がどのようにしてできたのか知りたいものだ。
火山活動の時のガスの跡かそれともマグマに閉じ込められた凝灰岩が風化してできた穴か、あるいはそれ以外の何かか、わからない。今後の課題としよう。

20141101 経ヶ岬-010_R 20141101 経ヶ岬-013_R 20141101 経ヶ岬-014_R 20141101 経ヶ岬-016_R

海岸線の見学のあとは一気に頂上の展望台まで登り、やっと昼食。
いつものことだが、コーヒーや手製のランチやら、いろいろごちそうになった。
以前来たときは展望台と言っても周囲に大きな木が生えていてすこぶる見通しが悪かったが、一般公開に備えて手入れをしたのか、丹後松島や袖石の棚田、そして舞鶴の冠島や沓島、さらには越前海岸までよく見えた。
また、袖石の棚田や丹後松島がいつもとは違う角度で新鮮な風景だった。

20141101 経ヶ岬-030_R 20141101 経ヶ岬-032_R 冠島と沓島 越前岬

いよいよ、灯台の中の見学だ。入り口では海上保安庁の制服が準備してあり、希望者は制服を来て記念撮影ができた。
灯台の中は予想以上に狭くランプのところまでは傾斜角が70度はありそうなほど急で、しかも大人一人通るのがっやっとという狭さ。今は点検の時だけしか灯台には来ないということだが、ご苦労なことだ。
隊員さんから聞いた話だが、点滅の周期は灯台ごとに決まっていて、経ヶ岬の灯台は20秒毎だということだった。周期を決めることで、位置が確認できていないときも、どこの灯台だとわかるようになっている。
なるほど。

20141101 経ヶ岬-025_R 20141101 経ヶ岬-043_R メタルハライドランプ250W 昔の経ヶ岬灯台の施設

下の写真は海食洞である。?万年前にできたもので、当時この洞穴は海面下にあったことを物語っている。
20141101 経ヶ岬-061_R 海食洞

 

 

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久美浜如意寺と兜山のジオガイドツアー

2014年04月16日 13時46分58秒 | Geo park

4月12日(土)久美浜町如意寺と兜山のガイドツアーに参加した。

如意寺:花の寺第七番札所だけあって、実にたくさんの花が植えられていた。
その一部を紹介しよう。

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  シャクナゲ               コバノミツバツツジ      翁草         イカリ草(花の形が錨に似ている)

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     ↑                             ↑                       ↑                    ↑
  アミガサユリ            ラショウモンカヅラ  ショウジョウバカマ    一人静

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    ↑                             ↑                       ↑                    ↑
  キランソウ            チゴユリ                 サクラとツツジ        アセビ

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    ↑                             ↑
  シキビの花                 ボケ

散策道を一周して、次は兜山へ

ここからは兜山登山道の山野草である。この日は天気が良く、頂上で昼食を摂ったが、コンビニ弁当も美味しく感じた。食事中、影が映ったので見上げると、トンビが弁当を狙って急降下してきた。もう少し気づくのが遅かったら、取られていたかも。(^^ゞ

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    ↑                             ↑                       ↑                    ↑
  タンポポ(自生種)         ナガハシスミレ  ミツバアケビ      ツルシキミ

最近珍しい自生種のタンポポ、真ん中に角のように出ている部分をくちばしにたとえたナガハシスミレ、登山道にたくさんあったアケビの花、秋に食べに来たい。

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  ムベの花                           駐車場の桜

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久美浜の熊野神社。熊野郡の謂れとなった古い神社。

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一望できる久美浜湾。昔あった展望台は取り壊されていた。

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  人面岩                       登山道で見つけた水晶


プラネタリウム「童夢」

2013年07月16日 07時03分31秒 | Geo park

京丹後市役所丹後庁舎3階には「童夢」と名付けられたプラネタリウムがある。
このプラネタリウムは、丹後町出身の方が寄付されたもの。ご本人の希望により、5名以上の希望者があれば誰でも無料で利用できる。

プラネタリウムの写真を撮り忘れたが、一度に約30名の利用ができる。プラネタリウムのプログラムも、多種多様。小学生向けの学習プログラム星座の内容やオーロラの話、そしてアニメプログラムまである。

丹後庁舎のHPアドレスは↓
https://www.city.kyotango.lg.jp/kanko/planetarium/index.html

どれを見るかはその日の利用者の希望で決まる。

夏は利用者が増えるが、それ以外は空いているようである。一人でも多くの子どもたちに利用してもらいたいものである。

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童夢入り口                     ロビー                 丹後庁舎3階から見た立岩


山陰海岸ジオパークガイド交流会

2013年06月25日 21時21分01秒 | Geo park

今日は山陰海岸ジオパークガイド交流会に出席するため、湯村温泉まで行ってきた。
午前中は、但馬牛博物館で但馬牛の特徴などの説明を聞き、そのあと湯村温泉の温泉街を散策した。

但馬牛といっても他の牛とどう違うのか良く知らなかったのでが、大きな違いとしては、他地区の牛が各地の血統の良い牛と掛け合わせて良い品種の牛に改良しているのに対して、但馬牛はこれまでも現在もそしてこれからも但馬牛同士の交配で子孫を残しながら品種改良をしているという点だった。

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この方法は、血族同士の交配により劣性因子が現れやすい反面、優性因子(親の性質の遺伝)が強くなることで、良い種をつくっているとのことだった。
牛の話一つといっても、顔つき、体つきなどに特徴があると聞き、なかなか面白かった。

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湯村温泉の散策では、温泉が湧く地域と湧かない地域が谷を境にはっきりと分かれており、その原因は温泉源となっている断層があるかどうかと言うことだった。
荒湯では、生卵を受け取り温泉玉子をつくった。

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さらに、私的に面白かったのは、温泉の熱湯と水を使った発電である。
発電と言っても、上記を利用してタービンを回す地熱発電ではなく、熱湯と冷水の温度差を利用することで発電するのである。
具体的には、1本のペットボトルに温泉の湯をもう1本のペットボトルに水を入れ、2本のペットボトルの間にペルチェ素子という半導体を挟んでてひっつけるだけである。
非常に興味深い実験だった。
ここにもその記事があった。
http://blogs.yahoo.co.jp/qetrrjrk/GALLERY/show_image.html?id=47070975&no=0

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動画は↓
http://twitpic.com/cz3jmn

その後杜氏館と夢千代像を見学して昼食となった。

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午後は、交流会である。
テーマは「ジオガイドの活躍の場を増やすための方策」である。

参加者がそれぞれ10人ずつのグループ6班に分かれて、それについて活発に約2時間半の意見交換をした。
どこのジオサイトも同じような悩みを抱えているらしく、グループを問わず、集客の問題、経費の問題、ガイドのスキルや人員の問題など、同じような意見が出されていた。

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