木綿街道カフェ&日本酒「結」

出雲市平田町の古民家で日本酒の飲めるカフェを経営する女性きき酒師のひとりごと。

原爆体験記朗読会

2015-07-29 | 結の営業日
平田の長寿の会に呼んでいただき、原爆体験記と詩の朗読をしました。

地元の小学生も参加してくれて、9月に広島へ修学旅行に行く6年生には、実際に朗読を体験してもらい、思いを深めてもらいました。

朗読会の後の茶話会では、
「近所の人が出征する時、手をふって見送った記憶がある」
「父と伯父が戦地に行き、父だけが帰ってきた。戦争でお父さんを亡くした友人が沢山いた」
「無事に帰還したのに、負けて帰るのは恥だと、すぐに家に帰らない人もいた」
「父が硫黄島で帰らぬ人となった。今年、日米合同慰霊祭で硫黄島に行ってきた」
など、大人の方々から戦争体験を聞き、「家に帰ったら、おじいちゃんに戦争のことを聞いてみたい」と話す子供もいました。

戦後70年。。

戦争を知る人の経験を、後世に語り継いでいかなければと、強く感じました。