誰とも話さなかった一日の終わり狭いベランダの隅の小さな鉢植え今にも風に溶けそうな一枚一枚の葉っぱ窓際に腰を下ろし膝を抱えたまま如雨露から細い一滴一滴の水をかける誰とも話さなかった日なぜ話さなかったのか自分のことは誰よりわかるそんな自分を責めないようにこんな日はベランダの鉢植えに水を遣りながら深い呼吸を繰り返す
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