未来を求める人は
今日を走り
未来を待つ人は
今日に座り
未来に進む人は
今日を生き
そして
未来に絶望する人は
今日を失う
2件ある引っ越し先に行ってみた
いつでも引っ越しできる準備はできている
が
どうも気が乗らない
荷物をそのまま一気に移すなんてことはしたくない
そう思って少しづつ持ち出そうと考えていた
が
今までの荷物をまた一から並べることに何か違和感がある
ワードに移して倉庫にでも入れておいた方がましじゃないかと
何のために新居に持っていくのか・・・
しばらく引っ越しは取りやめ
しばしの休憩・・・
・・・・・・・・・・・
連休が明けて、少しずつ荷物をまとめ始めた。
この家が立ち退きとなるまでには、やはり空にしたいと思っている
片づけていると、
こんなこと書いていたんだとか、
この頃なにがあったかなあとか
懐かしい気持ちにもなるが。時間軸がうまくつながらない
11月にブログが終了するとのこと
えっ?と驚き、う~んと困惑
なぜ?と疑問が湧いて、仕方ないと諦め、ふーっとため息
出てくる言葉をあちらこちらの紙に書いていたのを
整理するつもりで始めたブログだったが
そのうちに一行、二行でも直接下書きとして書くようになった。
それなりに量も増えた
そして、最近の終了のお知らせ。
どうしたものか・・・・
まだ少しは残余の時間がありそうだから、引っ越しせねば
幸い、使っていない空き家が2件ある
人口密度の高い都会に1件
ローカルだが広い敷地にある1件
現実もこうだと、なかなか楽しいのだが・・・そうはいかない
いずれにしても、いつまでもここにはいられない
この家で荷物を増やしても、後が大変
ぼちぼち荷物を運びながら、新居で新たな生活を始めるか・・・
ちょうど連休も始まったし、いいタイミング
Five Spot(Cafe)はかつてニューヨークにあったジャズクラブ
カーティス・フラーの柔らかいトロンボーンで大きな雲の中にいるような厚みのある曲になっています。
Curtis Fuller - Five Spot After Dark
目が覚めることを望んだわけではない
夜の切れ端をつけたまま
鍬で掘り起こされる
仰向けの瞼で時間を探す
恐ろしく退屈な一日
身体はピクリとせずとも
細胞は騒いでる
神経は怯えている
残酷な今を置き去りにして
脳は旅に出る
じっとしたまま
過去へ未来へ
一日の終わり
時間旅行からの帰還
へばりついた燃料が
ぽたりぽたりと垂れてくる
もう一日という明日がある
来るはずのない届け物を待って
もう一日生きてみるか
特別に約束があるわけでもないし
月がこんなにも
手の届きそうな
向かい合って
距離がとても短い
風の梯子を
闇夜に放てば
渡って行けそうな
それほど心も近づけ
眺めていれば
つい言葉もかけて
真空の風の音
一人立つ夜
ほんとうは
というと
いつもの口が
うそにきこえる
ほんとうは
と切りだしても
ほんとうかどうか
わからずにいる
ほんとうは
ほんとうかどうか
そんなこと
思ってもいない
ほんとうは
といって
さまよう
わたしの真実
知り合いの友人が
知り合いの友人に
家を頼んだ
知り合いの友人は
知り合いの不動産屋に
家を頼んだ
知り合いの不動産屋は
知り合いの不動産屋に
家を頼んだ
たくさんの知り合いの知り合いが
たくさんの家をぶら提げて
暗い夜道を行列している
知り合いの友人は
行く先もわからず
いつしかその行列の最後尾で胸を張っている
僕がそこにいないわけを
薄い皮膚は黙秘するが
体の芯は知っている
僕がここにいるわけを
薄い皮膚は白状するが
体の芯は凍ったままだ
空を飛んでここにいるわけじゃない
歩いているうちに
道に迷ったのか
求めたのか
まっすぐな道を
まっすぐに行くことほど
難しいことはない
月の暦で年のはじまり
太陽の暦で春のはじまり
立つは歩くのはじまり
歩けば旅がはじまる
僕の旅のはじまりは定かではないが
突然ここに着いたわけでもない
記憶は
鳥のように羽毛の軽さで飛びはじめ
今や五体の何倍もの荷物を背負ってる
その分筋肉は比例して形を作ってきたが
ここにきて支える骨が軋んできた
終わりが見えてはきたが
まだ終わりではない
思う以上に長い旅の途中かもしれない
そろりといたわりながら
まだずっと先に腰掛けて
最後に見る光景を想像しながら
一歩ずつ踏み出していく
それが今日のはじまり
咲き誇るなら
短い命の花だけでいい
指先ほどの花びらが集まって
幹も枝も隠し
群れとなり
大きな生き物になっていく
白色のあるいは薄紅色の
天に導く龍のようだ
限られたときの中で
命の色を保ったまま
散っていく
地に落ちた桜の花の道
無造作に歩くことはできない
誰とも話さなかった一日の終わり
狭いベランダの隅の
小さな鉢植え
今にも風に溶けそうな一枚一枚の葉っぱ
窓際に腰を下ろし膝を抱えたまま
如雨露から細い一滴一滴の水をかける
誰とも話さなかった日
なぜ話さなかったのか
自分のことは誰よりわかる
そんな自分を責めないように
こんな日は
ベランダの鉢植えに水を遣りながら深い呼吸を繰り返す
空に
抱えきれないほどの雨を
孕んだ黒く大きな雲が
浮いている
望めば望むほど
望みは
人から離れ
天に舞い上がる
舞い上がった望みは
群れをなし
凝集し
巨大な化け物になる
支えきれなくなった雲から
雨が放たれる
家をながし橋を壊し
容赦なく道を消失させる
積み上げてきた
街が
積み上げてきた望みで
破壊された
これは
望みではなかったはず
そのままであること
それが最大の望みであったはず
雨が
程よく降ってきた
木も草も動物も人も
その恩恵に与る
望ましい雨が
望ましい命をはぐくむ
望ましい望みが
望ましい命を保つ