風にとまれと言っても無駄だ
風に止まる場所はない
風にあるのは方向だけだ
それも重なり合う雲のせいで
目標は常に不可視
それでも風は止まらない
流れるのが宿命
どこか
としか言えないが
どこかは
必ずどこかにある
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