大相撲

大相撲についての想い

春場所チケット購入

2006-02-05 19:49:23 | Weblog
今日から電話予約開始。今年も大阪に行けそうなので、迷わず予約。

地方場所はいつもそうなのだが、やはりチケット販売のオペレーションが、大チョンボをおこさないか心配。

電話がつながって、「○日目と□日目の▽席を◆枚」と伝えたところ、その段階でオペレータの女性に大変丁寧に確認をされた。こちらはその間にチケットがなくなっちゃわないかなんてことが気になって少しあわてたりもする。で「少々お待ちください」というので、さあ早く俺様のチケットおさえちゃって、って感じで少々待とうという態勢になったわけだけど、電話の向こう側では、受話器の口もおさえずに、「○日目と□日目の▽席は◆枚ありま~すか~」と叫んでいる声が聞こえる。すると、やや年配かという声(女性)が「え、×日目?それとも●日目?」というように質問を怒鳴り返している。瞬間、頭に浮かんだ情景が、数台の電話があってそこにやや若目の女性が電話応対してて、そのひとたちが一生懸命鉛筆でメモをとりながら、そのひとたちの後ろにいる数人のもう少し年配の女性たちに注文された内容を伝えようとしているのだが、互いの声がまざって正確に伝わらず、どんどん声が大きくなっていって最後絶叫状態になっている場面。で、年配女性たちは、壁に貼ってある巨大な紙の中のマス目に、チケットが売れるたびに×印を入れていく...

当然ながら手動で限られた人数の人が同時並行で処理するので、ある程度待つことになって、受話器から「チケットご用意できました」の声。ホっ。ここでまず注文内容について再度確認される。そのあとチケットの受け取り方法の説明だが、①会場に取りに行く②現金書留に、代金のほか、住所を記入して送料分の切手を貼った返信用封筒を同封して送金する、のどちらか。大阪在住でない限り、②を選ばざるを得ないので、何年ぶりかに現金書留をしないといけないことになる。あの、特殊な封筒の何箇所かを貼りあわせたりハンコついたりする方式はまだ健在なのか...

しかし、なんか一生懸命やっている感じは伝わってくるけど、手作業なのですごい間違えとかしそう。あと、去年の春場所のシラク大統領の時のように急遽要人が来る場合のチケット手配とか、すごく対応力なさそう。あと、場所によってチケットぴあで買えたり買えなかったり、コンビニで受け取れたり取れなかったり。どうせ東京場所ではITシステム使ってんだったら、地方場所もそれに乗っかった方が結局コストやすくあがるのでは、なんて事情を知らない外部の者としては単純に考える。最近、四人枡を二人料金で特別提供、とかの企画があるけど、そういう時の損益分岐計算なんかするために、過去の手作業のチケット売り上げデータをまた改めてエクセルに入れるようなこととかをしてるんだろうか。

結構電話もつながりにくくって「しばらくたってからおかけ直しください」を何回も聴かされたわけだけど、それって電話かけている人が多い以上に、オペレーションが手作業だからでは?

そういうのを効率化すると、今地方場所ごとに「○場所担当」ということで専任の親方を何人かずつ配属しているけれど、大阪場所担当の人が大阪場所の仕事だけ一年間やるのではなくて、地方場所共通担当みたいにしてヘッドカウントが削減できて、その分広報とか巡業開拓とか、カギとなる仕事に人を回せそうにも思うのだが。昔からそれでやってきてて、同じ会場だから来るお客さんの数(の上限)も一緒なので、やり方変える必要ない、とか言わないよね。

チケットを本当に受け取るまで微かな不安は続きそうなので、できれば来年は少し違った運営にしてほしいような気がする。