とらの年賀状に取り組みながら

「来年はいよいよとら年。一枚一枚思いを託します。」

木曜日の生徒さんの活動です。

書道を熱心に習ってくださっております。書道も水墨画も要は
書きたい描きたいという心の模様を筆に自由に表現するところに一番大切な楽しみでの墨文化があるのです。

もちろん極めれば極めていく中でまだまだその心と技量を研鑽しないといけないと思うのですが
一番大切なことは筆を嫌々持つことなく楽しみ自由に筆と遊ぶことこそが上達、そして続けて行くこつだろうと思っています。

書道、水墨画の世界だけではなく、自分がやりたいことは楽しくて心に幸せを感じるものでなくちゃいけないね。

ぜひ、みなさんもオリジナルな心あったまる年賀状　どんな形であれ心を伝えてみてください。

あなたの筆文字　筆の絵がすばらしい正月をお届けできるような気がします。

こちらの生徒さんもひらがなでアート書道に真っ最中。いろいろ試行錯誤を繰り返しながらがんばっています。
でもなんだかとらの威風堂々というよりかはやさしい虎が浮かんできそうです。

結構真剣な中でも楽しんで書いておられます。それこそが無心の喜びです。

すばらしい心の年賀状をみなさん　たくさんもらえるといいですね。

みなさんの来年がすばらしい躍進の年に、そして世界の人々が平和でいられるそんな年になりますように
お祈りし今日私の言葉にします。

またあした。　　　　　　　　

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冬の寒さの中で

冬の弱い日差しの中でも美しい色合いを見せる花があります。
花は季節の時折、美しい姿をみせ私たちの心を無心に慰め癒やしてくれます。それを見て無心に筆を運ぶ自分がおります。 冬になると気温の低さと寒さに身をどうしても内に内に追いやりがちですが、こういう季節だからこそまた外に身をだしきりりとした寒さに身を興して自然の移り変わり 花々の美しさを感じたいものです。目に焼きついた美を私はアトリエにかえり静かに硯に向かい静かに墨をおろし、澄んだ墨色に我が顔が鏡のように映し出されているところをみながら筆をもつ。 美に触れられる究極の瞬間だ。何よりも冬の寒さの中で自然の美に触れきりりと引き締まった心で筆に向かうその瞬間はまた心がすうっとして冬ならではの中で感じられる一時だ。水墨 書の楽しみがまた自然の美との再会を与え心を無心にさせてくれる。大変ありがたい。

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