先日の「釣りしのぶ」もそうだけれど、
水栽培の八つ頭も、夏に涼を呼ぶ植物のひとつだと思う。
葦簀と風鈴のそばに置けば、粋な料亭のような雰囲気！（になるはず）
ただのお芋の状態からここまでは
華道で使う丸水盤に入れて、和の趣きを楽しんできて、
ふとガラスの方が涼し気かもしれないと思い、器を変えてみました。
はじめは巨大すぎて異様な雰囲気でしたが、いい感じに茂ってきたようです。
サトイモ科の八つ頭はやっぱり少し里芋に似ています。
里芋との一番の違いは親芋と子芋が分裂しない性質で
八つ頭は、いくつものお芋がくっついた独特の形をしている。
小さなお山みたい。
そして、ほっこりした食感でとても美味しいうえに、
鑑賞用に水栽培もできちゃう優れモノ。
お芋からたくさんの芽が出てきて、茎が伸び、葉っぱを茂らせる。
すらっと伸びた茎。
青々として、動きのある、美しい葉っぱ。
葉っぱは光沢があって、水滴をはじくので、水をかけると楽しい。
とても涼し気な印象。
見ていると、メダカを飼いたくなってきます。
子供の頃、
ビオトープでメダカを飼っているとき、祖父にもらって八つ頭を入れていた。
水草の代わりに。
八つ頭の根っこは細くて、長い。
それがたくさん生えてきて、水中の森のようになる。
メダカも安心できるし、根っこの森は卵や稚魚を守ってくれた。
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