beauty and harmony

波のしぐさ


寄せ返す 波のしぐさの 優しさに いつ言われてもいい さようなら
――『サラダ記念日』 俵万智



以前、「森と湖」で書いたように、森や湖畔が大好きです。
それはもう、狂おしいほどに。

そうは言っても、海も大好きです。

あ、泳ぐわけではありません。
なので夏以外の海の方が好きかもしれません。
人も少ないし。
夏なら夜明け頃や、夜の海。

凪いだ海よりも、荒れた海が好きです。

海の魅力はなんといっても寄せては返す、あの波。
あの、音色。
潮の匂い。
波打ち際に寄せて、さわさわと消えてゆく泡。
海鳥が鳴き交わすあの、切ない声。
足の裏の砂の感触。
引いてゆく海水の感触。
漂う海月。
空と溶けあう水平線。
貝がらや小石。
潮風。
人魚姫 ...…あれ?


海月になりたい。






コメント一覧

sukekaku5th
朴竜さま
こんにちは。
俵万智さんいいですよね^^ ふと読みたくなるときがあります。
コメントありがとうございました。
__桐花
ぱく
朴竜です。私も俵万智さんが好きでテラモの本屋で文庫になってる詩集を買ってます
sukekaku5th
タカちゃん様
おはようございます。
海ってステキですよね。泳ぐより素晴らしいことがたくさんあります。
砂の上の足跡… 心に沁みます。ご紹介ありがとうございます。
早世した夫がアメリカ人で一緒に教会に通っていた時期もあったので、聖書はなじみ深いです。久しぶりに申命記を読んでみたいと思います。
コメントありがとうございました。
__桐花
iksmay-327-okkia-takatyan
takaちゃん♪ 
海大好きです。 時々海を見に行きます。 海・砂浜・足跡を見るにつけ。。。必ず旧約聖書・申命記の一節を想います。
ある晩、男が夢をみていた。
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。
そして空の向こうには、彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。
どの場面でも、砂の上にはふたりの足跡が残されていた。
ひとつは彼自身のもの、もうひとつは神のものだった。
人生のつい先ほどの場面が目の前から消えていくと、彼はふりかえり、砂の上の足跡を眺めた。

すると彼の人生の道程には、ひとりの足跡しか残っていない場所が、いくつもあるのだった。しかもそれは、彼の人生の中でも、特につらく、悲しいときに起きているのだった。
すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことをたずねてみた。

※「神よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私とともに歩いてくださるとおっしゃられた。しかし、私の人生のもっとも困難なときには、いつもひとりの足跡しか残っていないではありませんか。私が一番にあなたを必要としたときに、なぜあなたは私を見捨てられたのですか」

神は答えられた。
「わが子よ。 私の大切な子供よ。 私はあなたを愛している。 私はあなたを見捨てはしない。あなたの試練と苦しみのときに、ひとりの足跡しか残されていないのは、その時はわたしがあなたを背負って歩いていたのだ」※
私は、決してキリスト教徒ではありません。
sukekaku5th
さおぺん様
こんばんは。
「波のしぐさ」すてきな表現ですよね。さすが歌人!さすが俵万智!です。
え!? 荒れた海は演歌の世界ですか?言われてみればそうかも…💦
__桐花
sukekaku5th
warincafe2010さま
こんばんは。
自分の姿は撮れませんし~^^ あ、でも「波打ちぎわの指先」なら撮れますね。かわいい構図かもしれませんね。
拙いブログですけど、またお訪ねください♪
__桐花
hayane-hayaoki
波のしぐさ、なんと色っぽい言葉なのでしょう。波の写真も素敵です。
荒々しい海が好きってわかる気がするなぁ。演歌の世界ですね!
warincafe2010
なんと 靴を持って 素足で歩かれていた!😍それこそメチャクチャ素敵ですね✨

その姿を撮って頂きたかったです。

すみません😣💦⤵️
すぐに 脱線して
いや~!やっぱり 写真にしても 絵画にしても 構図って 大事なんだ!と 凄く気づかされました。

そこを 切り取られるところが凄いなぁ!と…😉✌️

😵💨 全然才能ない!と⤵️⤵️です。和輪くん…

またまた 見て学びますので 頑張ってくださいね✨🙇🙏😊😉✌️
sukekaku5th
warincafe2010さま
こんばんは。コメントありがとうございます。うれしいです♪

いえ、もともとあった足跡です^^
もうすでに、少し波にさらわれていました。

この足跡を見つけたとき、なんだかはっとして、思わず自分の足跡を振り返っていました。
靴を手に持って、裸足で歩いていたんですが、わたしの足跡はこんなに深くついていませんでした。もっと薄っぺらな感じ。

この足跡はけっこう大きかったし、男の人かもしれません。自分の足跡の方がよかったですか? ;^_^A
__桐花
sukekaku5th
fukurouさま、こんばんは。
山派であってもやっぱり海を恋しく思う気持ちがあるということですね。
わたしは、日本人の遺伝子には桜の記憶が組み込まれていると信じてやみませんが、海もそうなのかもしれませんね。すべての生命は海から生まれたわけですし。
あるいは母親のお腹のなかにいたときの、羊水の記憶ゆえ、でしょうか。
いつもコメントありがとうございます^^
warincafe2010
こんばんは😃🌃
立て続けに訪問して コメントしてすみません🙇😊

こんな質問すると 写真やブログの雰囲気を壊してしまいそうで怖いのですが…。

どうしても 気になって 聞かないと寝れそうにないので お伺いする事に

写真の足跡は👣🐾は ご自分でお付けになったのですか?

凄くいいなぁ😃❗と思って
意を決して聞いてみました。🙇
fukurou
桐花様
こんばんは。
山に暮らしていると、無性に海が見たくなることがあります。
木曽開田高原を歩いていると潮騒が聞きたくなる時があります。
遠い記憶の彼方で寄せては引いていく波の音が聞こえているように感じます。波に揺られて揺れているような錯覚?を感じる時もあります。
自分がまるで海から生まれてきたように感じることさえあります。
何かが遺伝子に刻み込まれているのでしょうか?
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