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ソレイユの丘 秋の星空観察会報告

2013-10-13 17:53:46 | 天体観望会
期日   平成25年10月12日 土曜日
場所   ソレイユの丘
時間   17時半~19時30分
希望者  32名
スタッフ KOZYさん、sea.bassさん、Yさん夫妻、Sさん、きらほし6名


去る、10月12日にソレイユの丘で実施した「秋の星空観察会」の様子を報告します。
今回も好評で、定員オーバーの32名の希望者があり、
タウンニュースに紹介された宣伝効果もあり、
公開後2時間であっという間に定員に達したそうです。
この日は申し分のない天候でしたが、下り坂の予報が出ていたのがやや気にはなりましたが、
終始雲の影響無しで、星空を楽しむことが出来ました。
もうシーズンオフ間近の土星が西空低空にあり、いつもの星空解説を先送りして、
先に見てもらうことにしました。導入は出来たものの、土星の条件は最悪で、赤いメラメラ星でした。一応は見れたという安堵感もあり、再び屋内の研修室に参加者を戻し、いつもの星空解説を行いました。
今回のテーマは、ギリシャ神話に登場する「星座」と題して、「秋の星座」を神話も織り交ぜながら紹介。ペガスス、ペルセウス、化けクジラ、カシオペヤ、ケフェウス、アンドロメダ等々です。中でも、食変光星アルゴルとミラ型変光星のミラの解説は入念に行いました。
私がただ単純に変光星愛好者と言うわけではなく、
せめて、この2つの天体の特徴(知識)ぐらいは知っておく必要があると思ったからです。
この2つの天体は、星座としては面白い位置に輝いています。
一つは魔女メデューサの顔、もう一つはくじらの心臓部にあたるのですから。
さて、30分程度星空解説を終えた後、再び野外へ。
この日用意した機材は、YさんとKOZYさんと私の持参した3台。
案内した天体は、二重星のアルビレオとミザール+アルコア、アルマク。惑星では金星と土星。散開星団ではNGC457、惑星状星雲ではM57のリング星雲を案内しました。この日は小さいお子様が多かったので、やはり人気の天体でした。月齢7の月面もクリアに見えましたので言うことなし。
事前に調べてくれたYさんの情報通り、18時5分頃から土星の方角からISSが登場。
それから約30分後の北の空に、予期せぬ珍事件が起こりました。
18時36分頃、北の方向に流れた比較的明るくて爆発して砕け散った流れ星が飛びました。
私はちょうどその時、天頂付近にあるアルビレオを案内中で、直接見ていなかったのですが、
それほど明るい火球ではないでしょう。火球なら、多少は別の方向を見ていても、
夜空にフラッシュをたいたぐらい発光し気付くものですから。
この流れ星を偶然キャッチした10名は大変喜んでいました。
さらに偶然が重なり、誰かが小熊座のコカブという星の名前を叫んだ時、
なんと参加者の中にコカブさんと言う方がいて、「私の星だわ」と喜んでくれる一幕もありました。

以上


報告 管理人


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