スカ天ブログ

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北下浦市民プラザ天体観望会の報告

2012-03-04 12:58:10 | 雑誌
天気が西から下り坂ということで、あまり期待できない天体観望会でしたが、
さにあらず、シーイング8~9のいい条件の中で、
月面、金星、木星、火星を見て楽しんでもらいました。

午後5時半からスタートでしたが、車の渋滞にはまり、
私が到着したのは、5分オーバーの5時35分でした。
既に観望会希望者のOさん親子やCさんご家族も到着していて、
会員のSさんの姿もありました。
まずは、ステラナビで今晩みられる星空の解説を30分程度。
見所として紹介したのは、月、惑星、星雲・星団等。
その後、外の様子を伺い、雲が張り詰めていましたが、屋上の観測ドームに移動。
2歳になるK君は、ドームに上がると元気ハツラツで、いつもと違う雰囲気にはしゃいでいました。
スリットをあけると、天頂付近に月齢10の月が、流れる雲間に見えていました。
西の方に目を向けると、点滅する金星と木星の姿もスリットから確認。
まずは金星から導入。
今日の金星は、ちょうど月齢と同じ10程度の欠け具合でしっかりと見えました。
次に導入した木星も縞模様が良く見えて、シーイングの良さを実感できました。
その後はいよいよメインの月面を。
天頂付近に位置していた月面は、好シーイングにも助けられ、ただただその見え味にうっとり。
揺らぎの少ない条件化で見る月面は圧巻です。何時間でも見ていたい、そんな素晴らしい月面でした。
続いて導入したのは東の空に上ってきた、3/6日に小接近を向かえる火星。
火星は低空のせいか、メラメラとしていましたが、白い極冠や模様もはっきりとわかるものでした。
本日、宇宙にはまっている小学2年生の息子さんと参加されたOさん親子。
自宅に150倍出せる屈折式の望遠鏡をあるそうで、これまであまり使用していなかった望遠鏡、
今日の観望会の刺激により、再度復活してみることを宣言していました。
流れる雲に邪魔されながらも、なんとか見ることができた観望会。
開催側としてはホッとしました。

本日駆けつけてくれた会員は、私とHさんSさん。
観望会のアシスタントとして支えてくれたCさんご家族ありがとうございました。
Cさんには、操作講習会の修了証を発行。
発行許可ナンバーは、149番と150番でした。


※本日の定例会議は、参加者が少ないこともあり中止しました。
  極軸合わせの解説は、次回に持ち越します。

  平成23年度市民プラザのご案内チラシも、本日を持ちまして終了となりましたので、
  平成24年度の新しいチラシと差し替えておきました。

管理人



 


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