Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

イスラム教について調べてみました

2020-12-05 14:31:05 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです

2014年にノーベル平和賞を受賞した
マララ・ユスフザイさんの著書
『わたしはマララ』を先日読んでいたら
イスラム教の聖典にマリアという名前が出ている事を知りました

マリアと言えばイエスの母では?
なぜイスラム教にマリアが出てくるのか?
イスラム教を深く知りもしないので
些か不思議に思った私は
イスラム教の始まりについて調べてみました

そもそも
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は
同じ神様を崇拝していて
聖典として
ユダヤ教は聖書(旧約聖書)
キリスト教は旧約聖書と新約聖書
イスラム教は旧約聖書と新約聖書とコーランとハディース
を用いて信仰するようです

それならば、当然
聖書(旧約聖書)でのアダムとイヴの物語や十戒・ノアの方舟の物語
新約聖書でのイエスの誕生の様子やたとえ話なども
イスラム教徒は知っているということですね

イスラム教は、ムハンマドという預言者によって広められましたが
調べによるとこの預言者ムハンマドは
西暦570年にメッカ(サウジアラビア)に生まれ
生まれた時すでに父は無く、母親も6歳の時に亡くなり
祖父の手によって育てられたそうです

25歳のとき
メッカで有力な商人の未亡人ハディージャ(40歳)に求婚され結婚
これによりムハンマドは
商人の仕事で成功し安定した生活を送ったそうです
そしてムハンマドが40歳のとき
自宅近くにある洞窟にこもるようになるそうです

ある時洞窟の中で
天使ジブリール(ガブリエル)が現れ
『神の言葉を伝えるから、それを声に出して読め』
と、言われたそうです
ムハンマドは
「読むことが出来ません」と答えると
天使は、2度にわたってムハンマドを羽交い絞めにして
『読め』と迫ったそうです

こうしてムハンマドは
死ぬまでの間、神の言葉を次々と伝えてゆくことになったそうです

天使がムハンマドを羽交い絞めにするという件は
天使ってそんなに乱暴なの?と考えさせられますが
私が調べたところにはそうありました

実際そうであったならば
なぜそこまでして神の言葉を伝えたかったのか?
コーランによると
《もしも啓典の民(ユダヤ教徒とキリスト教徒)が本当に信仰し神を恐れる人間であれば、今までの悪事は全部水に流して幸福の楽園に入れてやろうものを・・・》
と、あるようです

つまり
神はこれまでにも度々人間達の中から選んだ預言者に言葉を伝え
その内容は旧約聖書や新約聖書にまとまっているにもかかわらず
その教えを守らなかったり曲解したりしているので
最後のチャンスとしてムハンマドに神の言葉を伝えている
ということのようです

ということは
イスラム教は、ユダヤ教・キリスト教を受け継ぎ
それらをまとめる最終の宗教となっているようです

イスラム教で最も大切とされている聖典
コーランをより理解する為に必要な参考書として用いる
ハディース(伝承)はムハンマドの発言や行動が記録されていて
更に、イスラム教徒がすべきこと、することが望ましいこと
礼拝の方法などが詳しく説明されているそうです

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
同じ神を崇拝していながら
それぞれの聖地について緊迫が続いているのが現状です

神様は、それを望まれているのか疑問です

無宗教である私なんぞが言う事ではないかもしれませんが
しかし仏教も含めてそこそこ知識があるからこそ言いたいのですが

信仰を持つことは決して悪いことでは無いと思います
しかし
神を信じているからといって
その宗教に帰依しているかといって
ご利益があったり
幸福になるものでは無いです

その尊い教えを知って
自身の哲学を創り
生きて行くことが
本当の幸福に繋がるのではと思うのです





コメント (3)
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