有志による吹田市議会報告会

吹田市議会有志会派による議会報告会のページです。

第6回 有志による吹田市議会報告会 当日の意見・質問

2018年01月11日 | 記録
2017年11月23日に開催しました第6回 有志による吹田市議会報告会「政策討論会」(テーマは「中核市移行」「公共施設のあり方」)において
参加者の方からいただきましたご意見、ご質問について、下記にご紹介いたします。

・中核市の国との交渉でうまくいった例

・地域密着型包括ケアシステムについて

・メイシアターの運営は単独指名されているとのことでしたが、どういった審査を経て決定されているのでしょうか。(下記をご参照ください)

・市役所職員間(正規・非正規)の現状の問題について説明がほしい

・(榎内議員に)個人的に中核市移行に賛成ですが、メリットがわかりづらいので、健都を進めると税収が見込めるなどの具体的なメリットを伺いたい。

・中核市移行に伴い、債権発行はマスト?見方によっては吹田の会計からすると8億は少ない額とも思えますが。

・吹田市が直面する課題は何ですか。そのために中核市移行というアプローチが必要なんですか?中核市になったから格が上がるというのは、作られたものに合わせるだけ。地方分権とはそんなことではないのではないですか?

・人が輝き感動あふれる美しい都市すいた。吹田市の基本構想である。この基本構想と照らし合わせての中核市移行にどう対処すればよいか?

・保健所機能の一部移譲をされた藤沢市等での主な移管業務権限は?

以上です。

この中でメイシアターの運営についてのお尋ねについて、お答えします。

詳細は、下記の下線部分をクリックしていただくと吹田市HPの該当ページが開きますので、ご覧いただければと思いますが、簡単に概要のみお知らせします。
文化会館(メイシアター)の指定管理者候補者の選定結果について

単独指名になっているのは・・・
平成28年(2016年)9月29日開催の政策調整会議において、吹田市文化会館(メイシアター)の指定管理者候補として、市と一体となり継続した運営ができる(公財)吹田市文化振興事業団を非公募で選定することと決定されています。

選定の方法は・・・
吹田市文化会館(メイシアター)の指定管理者候補者の選定にあたり、指定管理者候補者選定委員会を設置し、審査を行い、指定管理者候補者を選定します。
指定管理者候補者については、市議会の議決を経て、指定管理者としての指定を行います。



第6回 有志による吹田市議会報告会 アンケート集計結果

2018年01月11日 | 記録
ブログへのアップが大変遅くなり、申し訳ありません。

昨年11月に開催しました第6回有志による吹田市議会報告会の全体のアンケート集計結果のまとめが終わりましたのでお知らせします。

1.第6回有志による吹田市議会報告会
11月23日(木・祝)10時~12時 さんくす1番館4階第4会議室

参加者 市民24人 ファシリテーター 岡本先生(関西大学教授)

1)議会報告会を何で知りましたか
チラシ 8人、友人・知人から 8人、メール 3人、フェイスブック 3人、ツイッター 1人、ブログ 1人

2)議会を傍聴あるいは議会放映を視聴したことがありますか
議会で傍聴 11人、インターネット生放映視聴 1人、インターネット録画放映視聴 3人、ない 4人

3)議会報告会について
大変よかった 5人、よかった 8人、ふつう 2人、あまりよくなかった 0人、よくなかった0人

(よかった理由orよくなかった理由)
・中核市について知ることができた
・特に政策討論会で「中核市移行について」と「公共施設の在り方について」、今、吹田市で直面している課題と現状を深く洗い出していただき、とても参考になりました。ありがとうございました。
・普段、吹田市政に対し細かな情報を得にくいので、(「市報すいた」で知れることはあるが)報告全ての情報は貴重に思う。
・議員だけで進行していくのではなくて、今回は外部のMC専門家の方が進められているのがとてもすっきり整理されていてよかったと思います。
・(中核市について)もっとメリット・デメリットを議員さんが考えていらっしゃることを解説していただきたかった。中核市になれば職員の意識改革、国との交渉する実力をつけてほしい。
・(公共施設について)仕組み、制度の説明より具体的な問題、市民意見ができるようにしていただきたかった。
・それぞれの課題に対して、どのような姿勢で臨まれているのかがよく理解できた。このような議論が議会においても活発にしてもらいたい。議論の透明化を望んでいます。
・2つのテーマについて考えのポイントを認識できた。
・総花的になっている。議員個人の意見活動を詳しく伝えるべき。
・ファシリテーターの方がおられてスムーズだったかと思います。
・初めて来ましたが、市議会議員の方々がどのような意見をお持ちなのか実際に聞くことができてよかったです。吹田市の問題だなと思う部分も見え、市政への関心が高まりました。
・比較的気軽にこれました。
・各議員の考えがわかったこと、こういう機会は初めて。但し、市民との意見交換は時間不足。
・前に参加した時は報告会でしたが、今回は会派での考え方の違いが前面に出てよかったです。気になった点は、参加されている議員の方、会派が固定されていないかという点です。それと、質問について、別途提出だったのでしょうか。挙手して質問するのかと思っていました。
市議会に行くのは時間的にハードルが高いので、このような報告会があると参加しやすくていいです。できましたら、休日の午前がいいですが、前みたいに夜間にして頂けると助かります。

4)「議会報告会に期待すること」「議会に対する質問や意見」
・政治に関心のある世代(比較的、高齢者の方が中心)だけでなく、18歳から選挙権を有することになったので、ぜひ、市内にある5大学との連携をして、できれば大学の施設を利用して、大学生を巻き込めるような若者に関心の高い課題での「議会報告会」の開催を希望いたします。ぜひとも、ご一考いただければ幸いです。よろしくお願いします。参考として、就職・結婚・妊娠・出産・子育て・共働き等のテーマを盛り込んだ課題はいかがでしょうか?→吹田市での施策の紹介等「安心して住み続けられるまちづくりを目指してできること」
・市政報告ではなく、議員として市政をどうチェックしているかを知りたい。
・市民がどう考えているか知りたいと発言があったのに、市民が発言できるように(質問時間に制限などして)。質問ペーパーを出して置いたら質問の発言ができるかと思っていて、資料も用意していました。
・多数会派がでておらない状況を変えてください。
・今回のような具体的な大きなテーマを取り上げてほしい。テーマについて、研究を重ねてしっかりした説明をしてほしい。意見交換の時間をもう少しほしい。
・すべての議員が「先生」から「○○さん」になってほしい。
・報告する内容はどのように決められているのか、気になりました。
・賛成反対が拮抗した議案について詳細を聞けたらいい。(議会放映をまず見てみます)
・違う形で報告会をするのではなくて、まとめるようにしてほしい。羅列では意味がないと思います。
・有志以外の議員を含め議員間討議のようなことが行われているのか。
・市繁栄の改革をぜひ進めてもらいたい。役員は責任回避のため仕事を作っている感がある。IT化も進めてもらいたい。
・議会に対する質問というよりは市議会報に関する意見ですが、各議案と採決に関して、各会派の意見をもう少し充実していただきたいです。行政に対する意見となりますので、見当違いでしたらすいません。
・豊津駅東側の交差点(ファミリーマートの前)の交通安全対策について、信号の拡幅の対策が必要と思われます。
・中央図書館の食堂について、前々も記載しましたが、図書館利用時に何か飲食施設があれば便利かと思います。

5)参加された方の年代
30代 2人、40代 2人、50代 1人、60代以上 7人

以上です。

アンケートにご協力いただきました皆様ありがとうございました。

第5回有志による吹田市議会報告会 質問と回答(建設委員会分)

2017年08月04日 | 記録
第5回有志による吹田市議会報告会で出された質問への回答(建設委員会所管分)

質問①
新設される南吹田の駅にホーム柵を作る予定はあるのか。
回答①(2017年2月定例会での回答から)
おおさか東線の整備に関して、既存の駅も含め、現在整備中の駅についてもホーム転落防止柵は設置しない計画とされています。
大阪外環状鉄道株式会社からは、平成31年(2019年)春の全線開業まであと2年となる中、事業計画の変更は、コストアップや事業スケジュールのおくれにつながることから、残念ながら困難であるとお聞きしています。利用者の安全確保のための取り組みとして、既存の駅を含む全駅に、内方線つき点状ブロックを整備することを予定しており、可能な限り安全対策を講じていくことを確認しています。
吹田市としては、市民の皆様に安全に駅を利用していただけるよう、大阪府、沿線各市と協調し、必要な安全対策を求めていきます。(土木部)

質問②
南千里駅(東側空地)の改修工事は公園になる予定なのか、バスターミナルになる予定は(あるのか)?
回答②
該当の場所は公園にはなりません。
バスターミナルについては、広場に面する道路(府道豊中摂津線)の渋滞緩和を目的として、道路から広場側に3ートル切りこみ、バス2台分が停車できるスペースを確保し、「南千里」バス停の4番バス停(交番前)、5番バス停(セブンイレブン前)を移設する計画とのことです。(土木部)

質問③
自転車条例の制定はどうなっていますか。
回答③
平成28年4月から「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」(大阪府自転車条例)が施行されています。(一部は同年7月施行)
吹田市も当然、本条例の対象範囲となっているため、現時点では市独自の条例の制定は考えていないとのことです。(土木部)

質問④
北千里小学校跡地調査費がついたと聞いたが(どのようなものですか)
回答④
北千里駅周辺土地利用検討業務の委託費が当初予算にあります。
業務内容は、千里北地区センター、北千里小学校跡地、および国立循環器病研究センターも含めた北千里駅周辺エリアを対象として、更なる魅力の向上や潤いのある市街地環境形成を図るため、土地利用のあり方について調査を行い、その実現に向けた検討を行う、となっています。業務実施期間は平成30年3月30日までです。(都市計画部)

以上です。

第5回有志による吹田市議会報告会 質問と回答(文教市民委員会分)

2017年08月04日 | 記録
第5回有志による吹田市議会報告会で出された質問への回答(文教市民委員会所管分)

質問①
メイシアターの改修、つり天井の改修が行われなくなるという事であるが、この状態で災害が起き、被害が出た場合、市が責任をとるのか?
回答①
以下の二点がポイントです。
1、建築基準法の改正により、建物の大規模改修を行う場合には、天井の補強又はやりかえ工事を同時に行う事が義務付けられた。
2、今回当初の予定では約40億円をかけて大規模改修を行う予定であったが、大規模改修としなかった為に、天井の補強並びにやりかえ工事は義務とはならない。
以上の事から、現況において法的に問題があるわけではないが、市長の政治判断により当初の予定を変更して工事を取り止めたことについては、政治的責任を追うことになる可能性がある。


質問②
吹田市で行われている選択制のデリバリー方式の中学校給食には色々な問題があると思っています。今日の報告ではありませんでしたが、市議会ではどのように論議されているのか、あまりされていないのかお聞きしたい。
回答②
委員会等の議員間でこの件についてこのテーマで議論をしているということはありませんが、議会においては、複数の議員から質問が出ています。
選択制のデリバリー方式の中学校給食についての現状と市の見解は次のとおりです。
・個々の生徒の要望が反映でき、多様な家庭環境に柔軟に対応することができる方式であるから選択制をとっている。昨年度の喫食率は、全18校平均13.8%(前年度△0.8ポイント)である。大阪府内の43市町村中、全員喫食は30団体(自校や親子調理方式12団体、共同調理場方式9団体、民間調理場活用方式9団体)。また、東大阪市が平成31年度から全員喫食で給食開始予定である。
・他市で実施の自校調理や親子調理方式による全員喫食の実施には、施設の改修や新増設のための用地確保などの課題があり、また、人口が増加している本市の現状を考慮する必要もある。教育上、最も望ましい形は何か、保護者の意見、必要なイニシャルコストとランニングコストの後年度負担、用地の問題、これらの課題を総合的に検討しなければならないため、生徒にとって何が良いのかを考えながら、将来にわたり安定的かつ継続的に実施できる中学校給食の在り方について、あわせて、喫食率の向上に向けて何ができるか、引き続き、検討したい。

以上です。

第5回有志による吹田市議会報告会 質問と回答(財政総務委員会分)

2017年08月04日 | 記録
第5回有志による吹田市議会報告会で出された質問への回答(財政総務委員会所管分)

質問①

新防災システムの内容に、WEBメールシステムはありますか。
大阪市消防本部がWEBメールで119メールが簡単にできるようにしたシステムを作成したので吹田市も同じようなものでしょうか。

回答①

同じものではありません。ですので、WEBメールシステムはありません。
このシステムは、主に職員の安否や参集状況、被災現場の情報等が共有できる、市独自の防災システムです。各地の被災状況や避難所の状況などの情報を収集し、一元的に管理しインターネットなどで市民の皆様にも公開可能な情報は、公表していくことも考えているようです。


質問②

市役所のセンスアップの改修が終わりましたが、2階の通路等に箱や机が無造作に置いており、見た目や通行に非常に悪い。これがセンスアップなのか。

回答②

ご意見として受けたまわり後日、市に伝えました。


質問③

中核市の移行になると子ども家庭センターの権限も市へ移譲されるか。された場合、保護施設も新設されるのか。

回答③

子ども家庭センター(児童相談所)の権限は移譲されません。ですので、保護施設も新設はされません。
中核市移行は、市長が選挙の公約でも掲げ、2月議会において、今後本格的に進めていくという方向で研修費用等の補正予算が示されました。大阪府が持つ事務や権限を吹田に移すというもので、保健所業務など、最大で2800近い事務や権限が移譲されます。
2月議会にて、賛成多数で可決されましたので今後、吹田市は大阪府とどの事務権限を移譲するかなど、具体的に話し合われ移行準備を進めていくことになります。
市議会でも、今年度も中核市移行に関する調査特別委員会を設置し、市の財政負担や、移譲される業務の中身など、市民にとってのメリット・デメリットを引き続き調査、検討していくことになっています。

以上です。