有志による吹田市議会報告会

吹田市議会有志会派による議会報告会のページです。

今年の吹田市議会議員研修会のテーマは「質問力を高める、議会力を活かす」

2016年08月27日 | メンバー記事
 今回は、メンバーの竹村博之からの報告です。

 8月26日、吹田市議会が主催をして議員研修会が行われました。今回の講師は、龍谷大学政策学部教授の土山希美枝先生でした。演題は「質問力を高める、議会力に活かす」。我々議員にとってはなかなかの興味津々のテーマで、参加した議員のみなさんは最後まで熱心に講演を聞いていました。2部構成で、前半は先生の講演を聞き、そのあとは先生を囲んでの意見交換で、聞きっぱなしではない、工夫された内容でよかったと思います。土山先生、ありがとうございました。
 
 講演内容は、一言でいえば「いい一般質問」とはどういう質問で、そのためにどういう準備や工夫が必要かという内容で、なるほどとうなずく場面や、やっぱりそうか!ということがたくさんありました。頭ではわかっていても、相手があるもので、なかなかうまくいかないのが議会質問でもありますが、今回の研修内容を参考にして、少しでも「いい質問」になるように、それによって市政の発展と、市民生活の向上に少しでも貢献できるように努力していきたいと思いました。準備していただいた関係者に感謝いたします。

 次の担当者は柿原議員です。よろしくお願いします。

財政総務常任委員会の行政視察~長岡市と荒川区へ

2016年08月20日 | メンバー記事
みなさん、こんにちは。
有志による吹田市議会報告会のメンバー(議員)の馬場慶次郎です。

同僚議員が委員会視察の報告を掲載していますが、私が所属する財政総務常任委員会でも7月26日、27日の二日間、行政視察に行ってまいりました。

初日は新潟県の長岡市。「アオーレ長岡」という市役所庁舎と市民交流スペースが一体となった複合施設です。設計者は新国立競技場でもお馴染みの隈研吾氏。アリーナ(体育館)やナカドマ(屋根付広場)、使用料無料の大小の市民交流ホールなどが一体的に整備されていて、所々に市民が使用できるテラスもあり、学生をはじめ多くの市民が利用されていました。

吹田市でも老朽化する公共施設について、「公共施設最適化計画」を策定し、全域的な配置計画を検討中です。「市民協働」や「まちのにぎわい」を理念とする「アオーレ長岡」は本市における公共施設の集約化や複合化においても参考にすべきだと感じました。







二日目は、東京都荒川区。職員研修に非常に力を入れており、年間予算1千万円をかけ荒川区職員ビジネスカレッジ(ABC)を設立。志のある職員は幅広い教養や専門的な知識を身に着けることができます。

また一般社団法人の荒川区自治総合研究所を設立。その中でブータンのGNHに倣い、いかにすれば市民の幸福実感を高めることができるか「荒川区民総幸福度」(GAH)の研究を行っています。この国内での先進的な取り組みの輪が広がり、住民の幸福実感向上を目指す全国90の基礎自治体によって「幸せリーグ」が構成させるに至っています。

私は従来から吹田市でも総合計画の策定などにおいて、住民幸福度について触れるべきだと主張してきました。荒川区ではGAHに関する区民アンケートを平成25年、26年と2度実施した実績がありますので、ぜひ参考にしたいと再認識いたしました。



以上で報告を終わります。

※次週の担当は竹村議員です。

健都のまちづくりが本格化

2016年08月19日 | メンバー記事
有志による吹田市議会報告会のメンバー(議員)の馬場慶次郎です。

吹田操車場跡地における健都(北大阪健康医療都市)のまちづくりがいよいよ本格化します。その中心となる国立循環器病センター建築の着工日が8月15日でしたので、どのような状況になっているか、翌16日に見に行ってみましたが、お盆中ということもあり、まだ動き出していませんでした。



ただ、今後吹田市民病院や複合商業施設などの建設も始まれば、大型車両を含む一日400台もの工事車両が通行することになります。近くに学校もあり、駅のすぐそばで歩行者も多いため、地域住民の皆様も大変心配されているようです。

東側から西側へ抜ける一方通行のルートとなり、工事現場へは左折入庫、左折出庫が義務付けられことは決まっていますが、細かな運用はやってみないとわかないのが現状です。

今後は車両の通行に関して、工事業者・行政・地元自治会との3者協議を継続的に開催し、地元の意向を最大限反映させると、市の担当者からは説明を受けています。

万が一があってはいけませんので、危険な状況を見かけられたらすぐにお近くの議員にお知らせください。

教育委員会事務局の移転!

2016年08月14日 | メンバー記事
有志による吹田市議会報告会のメンバー(議員)の後藤恭平です。

さて、本日までの議員さんは視察がテーマでしたが、
私は吹田市役所本庁のお話を。

もうずいぶん前の議会で決まったことですが、
本当に教育委員会事務局(一部除く)が本庁の3階からさんくす3番館に移転してしまいました。
ご存知でしたでしょうか?

本庁のスペースが足りない等の理由で市長は教育委員会事務局の移転を議会に提案してきたので、
委員会でも相当の問答になったのですが、結局移転は決定しました。
不可解な点がいくつかあったので、
それぞれの議員さんは納得度合が違うままの決定となったのです。
なぜ教育委員会事務局なのか、他の部署でもいいのではないか、
等々意見を附しての決定でありました。

写真を貼り付ければ移転の様子もわかりやすいのでしょうけど、
今手元にないのでご勘弁を。

そしてさらに、本庁ではセンスアップが始まります。
現状は庁内の部署名が代わり、看板は貼り付け状態となっていて、
非常にわかりにくいことになっております。
しかし、確か9月頃から本格的に動くのでは?と聞いております。
本庁の教育委員会事務局があった所に他の部署が移り、
それと同時に庁内のセンスアップを図るようです。
相当の税金を投じてのセンスアップです。
期待できるのではないでしょうか!

私の次は馬場議員です。よろしくです!


建設常任委員会の行政視察(静岡市と高崎市へ)

2016年08月07日 | メンバー記事
有志による吹田市議会報告会のメンバー(議員)の池渕佐知子です。

泉井議員も五十川議員も、それぞれ所属の委員会の視察の様子をこのブログに書かれていましたので
私も、少し日が経っていますが、建設委員会の視察について書きます。

<7月26日(火)>
まず初日は静岡市へ。

視察テーマは、「自転車の安全走行空間の取り組みについて」です。
担当者の方から説明を聞いたのち、質疑応答をし、そのあと、現地視察しました。



市役所から徒歩数分のところにある。国道に設置(ラインを引かれた)自転車専用道を見せていただきました。

見せてもらったところ(起点)から、まっすぐ1.6キロメートルぐらいにわたり専用道があります。
静岡市は政令指定都市なので、国道のうち三ケタのものは静岡市が管理しているそうで、この国道も静岡市が管理し、専用道を設置したそうです。

ただ、専用道を設置しても、その起点から続く専用道の逆方向は専用道がなく、歩道を自転車歩行者道として使っているため
この専用道のある区間も、歩道は自転車歩行者道として位置付けていて、両方があるという特殊な例となっているとのことでした。


自転車安全走行空間は、やはり、連続性が大事で、ある区間だけあったらいいというものではないので
道路に設置できる空間があったとしても、その先がどうなっているか、狭くないかということを考えて設置しなければならないので、なかなか、言うは易しですが実際には難しいところがあるのだと思います。

最後に重厚感あふれる議場で写真を撮っていただきました。


<7月27日(水)>
二日目は高崎市。

「空き家対策」と「道路占用許可の特例を使ったオープンカフェ」「レンタサイクル(高チャリ)」についてお話をお聞きしました。

空き家対策は、吹田市はまだまだ緒に就いたばかりで、協議会ができたばかりですが
高崎市の場合は、協議会は作っていなくて、条例を作ったりするよりも
即効性、実効性のあるものをするようにとの市長の指示もあり、
助成制度がいろいろ作られていて、効果を発揮しているとのことでした。

オープンカフェについては、これも推進協議会というのがあり、商工会議所が事務局を担っているそうですが
そこに入った(加盟した)店舗は、道路占用許可の申請も協議会が一括して警察に対して行ってくれて
しかも個別に申請するときは毎月しなければならないのを、協議会が申請すると1年間一括でできるというメリットがあるそうです。

お昼ご飯は、オープンカフェでいただきました。




レンタサイクルは、自転車の後輪のドレスカバーへの広告料として、
1台当たり3万円を事業者から出してもらっているので、レンタル料は無料とのことです。

高崎まちなかコミュニティサイクル推進協議会(高崎商工会議所内) が運営しています。
今まで盗難にあったこともなく、うまく回っているとのことでした。


*私の次は、後藤議員です。よろしく!