有志による吹田市議会報告会

吹田市議会有志会派による議会報告会のページです。

役員改選ー新しい役割が決まりましたー

2017年06月13日 | メンバー記事

有志議員の上垣優子です。
今回は5月議会で、議案審議に続いておこなわれた議会役員の改選についてお知らせします。36人の議員が議会を運営していくためのいろいろな役割を1年間の任期で担いあっていますが、学年のはじめにクラス委員長や班や係など役割分担を決めなおす。改選はそんなイメージです。議長、副議長をはじめ、つぎのような役割を決めました。

<常任委員会>
議案などの案件を、吹田市では以下の4つの「常任委員会」を設け、専門的・能率的に審査したり、調査・検討しています。議員は全員このうちのどれかに所属します。常任委員会では、それぞれ所管する議案、請願などを審査し、その結果について各常任委員会委員長が本会議で報告します。(定数はいずれも9人)
・財政総務  ・文教市民  ・健康福祉  ・建設環境

< 議会運営委員会>
議会の運営をスムーズにすすめるため、議会運営委員会(定数9人)を設けています。議会運営委員会は、3人以上の議員が所属する会派(「交渉団体」)の所属議員3人につき1人の基準で、それぞれの交渉団体から選ばれた委員で構成されています。議会運営委員会では、付託された案件を審査するほか、議会の運営、議会の会議規則、委員会条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について協議します。

< 特別委員会>
特別委員会は、必要なときに本会議の議決によって、特別に設けられる委員会です。現在、「北大阪健康医療都市等のまちづくり検討(吹田操車場跡地等のまちづくり検討から名称変更)」「中核市移行に関する調査」「総合計画検討」の3つの特別委員会を設置していますが、このほか決算、企業決算審査の2つの特別委員会を設置し、前年度の決算の審査をしています。
特別委員会は、その設置目的を果たしたと判断したら廃止されます。

詳細は8月1日号市報に載ります。各構成は以下をご覧ください。

http://www.city.suita.osaka.jp/home/shigikai/010884/57168.html

メイシアターの大規模改修 今年度の内容が明らかになりました

2017年06月06日 | メンバー記事
すっかり長いブランクが空いてしまいました。前の方が書かなかったので…。
ということで私に回ってきました。メンバーの柿原まきです。

5月定例会が本日6月6日、終了しました。
前半は、市長提案の条例案や補正予算と、今回大阪維新の会が議員提案で条例案を出されたのでそれも審議しました。
後半は、正副議長をはじめとした議会役員の選出です。

補正予算の主な内容として、メイシアターの大規模改修工事予算の減額がありました。

メイシアターは、今年度1年間全館休館し、今後の30年も「文化の殿堂」としての質を保つことが必要なため、大規模改修をする予定でした。
しかし、2月に入札を行ったところ不調となり、年度初めに工事契約がストップしてしまいました。
工事期間が短い、金額が合わないというのが不調の理由と聞いています。
というわけで、2月議会では約40億円の工事予算を可決したものの、実際にはこの5月議会で今年度にどんな工事をするのかが明らかになりました。
当初予定していた大ホールへのエレベータ新設や、ホール吊り天井の耐震化、大中ホール客席いすの更新、熱源機・空調機器更新、ホール付のトイレのシャワートイレ化、音響や照明設備などの工事はできなくなりました。

その結果、せりなどの舞台機構設備工事と、受変電設備更新、共用部分のトイレ更新、既設の奥のエレベータ改修などで約6億5千万円の工事を実施し、来年の4月にはオープンして、その後必要な工事をするためにどこかの時点で休館するようです。
「その後必要な工事」について、年次計画はまだ出されていませんので、いつやるのかは具体的にここではお伝えできません。
当初可決した工事予算のうち約32億5千万円は減額されました。

市民や事業主催者、関係者など、立場によりいろんなご意見があるでしょう。議会でもこの議案に関しては賛否が分かれました。
しかし、すくなくとも人の命に係わる耐震化は、どうするのかいち早く明らかにしてもらう必要があるのではないでしょうか。

来週の担当は上垣議員です。よろしくお願いします。