ある矯正医の挑戦!

~日常奮闘記~

医療における『技』

2011-12-08 12:55:02 | 日記

昨今の医療技術の進歩は凄い。いろんなところで多くの新しい医療技術のセミナーが行われている。
歯科医療の世界も例外ではない。しかし、その中でどれだけのものが受け入れられ、後世に残っていくのでしょう。
僕は医療の世界に『必殺技』というものはいらないと考えている。もちろん『必殺技』を持っている先生は素晴らしいと思う。しかし、それはその人にしか出来ないため、伝承することは不可能だろう。
ではどうやって難症例と言われる患者さんの治療にあたるのか?
それは自分自身が積み重ねてきた『基本技術』を組み合わせることで『大技』とする。
多くの難症例はこれで治療法を見出すことができる。そしてこの『大技』は後輩たちに伝承することが可能だ。
本来、医療とは『誰もができる治療法』でなくてはならない。
誤解してもらっては困るのだが、決して『誰でもやっていい治療法』ではない。研修医時代から修練してきた者だけにその資格が許されるべきである。
昨日の山田先生の写真で、そんなことを思ってみましたd( ̄  ̄)

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