『リング下での心境について』
マスターズ戦では試合当日の計量となります。
そこで初めて対戦相手を
見ることになるわけです。
自分の場合ですが、
これが皆さん大きくて
強そうに見えるんです!
ここで不安と恐怖心がピークに!
でも計量後の食事は
めっちゃ満足なんですけどね!(笑)
試合前のアップをしながら
最初に考えること。
『どうする?』
『ちゃんと闘えるか?』
得意のパターンでアップをするんですが、
ここで少しずつ心境に変化が出てきます。
『ストレートで相手に触ってローキック。
どんだけ打ち込んできたんやろ。
これが当たらんかったら仕方ないな。』
そして時間は過ぎ、
まだ不安と恐怖心が消せないまま、
試合の準備に入って自分のコーナーへ。
リング下で直前の試合を見てるとき、
急にスイッチが入るんですよね。
『東京まで負けるために来たんやない!
自分のやれることはやってきた。
それを全力で出し切ったる!』って。
これは士心館選手コース師範の言葉です。
『マスターズ選手は
プロを目指すわけではなく、
仕事をきっちりこなしながら
トレーニングをしていくので、
結果よりも試合にたどり着くまでの
過程と内容が重要だと思います。
試合当日までどれだけ充実した日々を
送ってきたか。
自分の心が一番分かってるはずです。』
まさにこれだと思います!
充実した日々を送るためにも、
まだまだマスターズ選手として
頑張りたいですね!