私が途方にくれて何社かの事業再生コンサル会社を訪ねたことや、そこへくる相談者を傍から数多く見てきた経験からの話。
料金はハッキリ言えば、その人や会社を見て適当に決めてるのが実情だと思います。お手盛り状態ということです。それに対して依頼者がサービスと比較して満足できるかどうかの問題ですね。良心的なコンサルもいれば、べら棒なる料金をふっかけるコンサルもいます。
良いコンサルかどうかは、料金が高いから良いとは限りません。ただ、言えることは常日頃、現場に立ち最前線で戦っているコンサルは大体、力がありますね。逆に、偉くなりすぎて講演会ばかりおこなっているコンサルは時代遅れの力量しかない場合が多々あります。なんとなく、外科医に似ているような気がするのです。病院の看板外科医じゃなくて、目立たない手術専門医の医者みたいなコンサルがいいです。事業再生も会社の外科手術みたいなものですから。
大抵はまず相談から始まりますから、その場限りの相談料がまずとられるのですが、大抵は1~2時間ぐらいで0円~5万円ぐらいだと思います。0円だと、もしかして、集客があまりできないため、受け入れ窓口だけはタダにして集めていることが考えられます。まあ、1万円ぐらいはコンサルの時間的拘束を考えると最低限必要な金額でしょう。
この段階で貴方とそのコンサルとの間に、間的に拒否反応があるようなら、いかに話がうまくてもやめた方がよいと思います。なぜなら、相性が悪い状態でコンサルを受けても、事業再生は長丁場であり、しかも常にコンサルと密に話ができないと、まず成功しないことが多いように思います。
とにかく、面倒がらずに、数多くのコンサルを尋ね、この段階で気に入るところを探した方が良いように思いますね。また、専門用語など難しい言葉ばかりだしてくるコンサルもやめた方がよいでしょう。難解な言葉で顧客を煙に包み、偉い先生だと思わせ、契約を結ばせている可能性があります。わかりやすく、丁寧に解説してくれるところが顧客の立場を考えてくれる良いコンサルであり、信頼の指針となるでしょう。
また、志村けん、ではありませんが、「大丈夫だぁ!」ばかり唱えるところは、その技術力に「?」が付きます。場合によっては、あらかじめ答えの知っているちょっと高度な質問を考え、尋ねてみて試験しても良いかもしれません。そのぐらいの慎重さが必要です。とくに、その会社の代表者にはそのぐらいの格付けチェックはした方がいいです。代表はうわべばかりで、実は他の外注コンサルに案件を依頼しているだけのブローカー的なコンサルタントもかなりいますから、注意してください。結局、中抜きされて高くつくだけですから。
そして、着手金なるものをとる場合があります。診断料みたいなものでしょうか?私もよくわかりません。案件の規模や難易度によって値段は様々であり、これは0円~200万円までぐらいでしょう。
そして、月額顧問料となるわけですが、中小零細企業なら3万~150万円くらいですかね?従業員数や年商などでハッキリきまっているところもあります。
また、現地調査があれば、それなりの費用は覚悟してください。特に遠方の相談者だと、バカにならないほどかかることもあります。
それに加えて、さらに成功報酬なるものが発生します。たとえば、資金調達時や不動産売却時、負債減額時などに払うもので、その額の何%といった具合に支払います。(この金額は数百万、数千万円になることはざらである。)ただ、成功後、値段をまけてもらう交渉はやっても良いと思います。意外とコンサルが思っていたより簡単に成功してしまう場合もありますから、値下げに応じることもあると思います。
どちらにしても、事業再生をするはずのものが、それらの支払いでアップアップしたのでは何の意味もないことになります。いくら良いコンサルタントであったとしても本末転倒ですよね。その辺は、良く調べてコンサルを決めた方がいいです。最悪、全然、お金がなくても覚悟を決めれば、最終的には自分で勉強して自らの手で事業再生させることも可能です。そういった人も何人か知っています。
また、逆にコンサルタント料をケチって、救える自分の会社をダメにしてしまう方もなかにはいますね。目前の数十万、数百万円のコンサル料よりも、無事再生を果たし将来、得られる利益を考えて欲しいものです。よくあるのが、有名コンサルタントの講演会の終了後の飲み会などで、根掘り葉掘りコンサルに質問を繰り返し、ニワカ知識を吸収し、結局は交渉のコツをよく把握しないまま、ケチって自ら銀行交渉をして、失敗してしまうような方がいます。
それから、事業再生コンサル会社の中には、とても良いことなのですが、顧客のために勉強会なるものを実施していて、顧客同士がざっくばらんに話し合える場合がありますが、そのような機会があるなら是非参加された方がよいと思います。良くも悪くも、その会社の様子、評判がわかるからです。
(ただ、顧客のプライバシー保護の観点から勉強会は全くおこなわないところもある。それは、それで正しい。)
いずれにしても、かかる料金については事前にハッキリと聞き、ちゃんと契約書をかわすことが大切ですね。事業再生の途中でコンサルタントを変えることは大変危険なことであり、場合によっては再生そのものを失敗させることがあります。
そうは言っても、事前に十分注意したにもかかわらず、途中からコンサルタントがおかしいと感じたら、すぐさま他のコンサルに変更した方がまだましでしょう。そういう意味でも、最初の段階でいろいろなコンサルタントを尋ねておくのは無駄にはなりませんよ。
料金はハッキリ言えば、その人や会社を見て適当に決めてるのが実情だと思います。お手盛り状態ということです。それに対して依頼者がサービスと比較して満足できるかどうかの問題ですね。良心的なコンサルもいれば、べら棒なる料金をふっかけるコンサルもいます。
良いコンサルかどうかは、料金が高いから良いとは限りません。ただ、言えることは常日頃、現場に立ち最前線で戦っているコンサルは大体、力がありますね。逆に、偉くなりすぎて講演会ばかりおこなっているコンサルは時代遅れの力量しかない場合が多々あります。なんとなく、外科医に似ているような気がするのです。病院の看板外科医じゃなくて、目立たない手術専門医の医者みたいなコンサルがいいです。事業再生も会社の外科手術みたいなものですから。
大抵はまず相談から始まりますから、その場限りの相談料がまずとられるのですが、大抵は1~2時間ぐらいで0円~5万円ぐらいだと思います。0円だと、もしかして、集客があまりできないため、受け入れ窓口だけはタダにして集めていることが考えられます。まあ、1万円ぐらいはコンサルの時間的拘束を考えると最低限必要な金額でしょう。
この段階で貴方とそのコンサルとの間に、間的に拒否反応があるようなら、いかに話がうまくてもやめた方がよいと思います。なぜなら、相性が悪い状態でコンサルを受けても、事業再生は長丁場であり、しかも常にコンサルと密に話ができないと、まず成功しないことが多いように思います。
とにかく、面倒がらずに、数多くのコンサルを尋ね、この段階で気に入るところを探した方が良いように思いますね。また、専門用語など難しい言葉ばかりだしてくるコンサルもやめた方がよいでしょう。難解な言葉で顧客を煙に包み、偉い先生だと思わせ、契約を結ばせている可能性があります。わかりやすく、丁寧に解説してくれるところが顧客の立場を考えてくれる良いコンサルであり、信頼の指針となるでしょう。
また、志村けん、ではありませんが、「大丈夫だぁ!」ばかり唱えるところは、その技術力に「?」が付きます。場合によっては、あらかじめ答えの知っているちょっと高度な質問を考え、尋ねてみて試験しても良いかもしれません。そのぐらいの慎重さが必要です。とくに、その会社の代表者にはそのぐらいの格付けチェックはした方がいいです。代表はうわべばかりで、実は他の外注コンサルに案件を依頼しているだけのブローカー的なコンサルタントもかなりいますから、注意してください。結局、中抜きされて高くつくだけですから。
そして、着手金なるものをとる場合があります。診断料みたいなものでしょうか?私もよくわかりません。案件の規模や難易度によって値段は様々であり、これは0円~200万円までぐらいでしょう。
そして、月額顧問料となるわけですが、中小零細企業なら3万~150万円くらいですかね?従業員数や年商などでハッキリきまっているところもあります。
また、現地調査があれば、それなりの費用は覚悟してください。特に遠方の相談者だと、バカにならないほどかかることもあります。
それに加えて、さらに成功報酬なるものが発生します。たとえば、資金調達時や不動産売却時、負債減額時などに払うもので、その額の何%といった具合に支払います。(この金額は数百万、数千万円になることはざらである。)ただ、成功後、値段をまけてもらう交渉はやっても良いと思います。意外とコンサルが思っていたより簡単に成功してしまう場合もありますから、値下げに応じることもあると思います。
どちらにしても、事業再生をするはずのものが、それらの支払いでアップアップしたのでは何の意味もないことになります。いくら良いコンサルタントであったとしても本末転倒ですよね。その辺は、良く調べてコンサルを決めた方がいいです。最悪、全然、お金がなくても覚悟を決めれば、最終的には自分で勉強して自らの手で事業再生させることも可能です。そういった人も何人か知っています。
また、逆にコンサルタント料をケチって、救える自分の会社をダメにしてしまう方もなかにはいますね。目前の数十万、数百万円のコンサル料よりも、無事再生を果たし将来、得られる利益を考えて欲しいものです。よくあるのが、有名コンサルタントの講演会の終了後の飲み会などで、根掘り葉掘りコンサルに質問を繰り返し、ニワカ知識を吸収し、結局は交渉のコツをよく把握しないまま、ケチって自ら銀行交渉をして、失敗してしまうような方がいます。
それから、事業再生コンサル会社の中には、とても良いことなのですが、顧客のために勉強会なるものを実施していて、顧客同士がざっくばらんに話し合える場合がありますが、そのような機会があるなら是非参加された方がよいと思います。良くも悪くも、その会社の様子、評判がわかるからです。
(ただ、顧客のプライバシー保護の観点から勉強会は全くおこなわないところもある。それは、それで正しい。)
いずれにしても、かかる料金については事前にハッキリと聞き、ちゃんと契約書をかわすことが大切ですね。事業再生の途中でコンサルタントを変えることは大変危険なことであり、場合によっては再生そのものを失敗させることがあります。
そうは言っても、事前に十分注意したにもかかわらず、途中からコンサルタントがおかしいと感じたら、すぐさま他のコンサルに変更した方がまだましでしょう。そういう意味でも、最初の段階でいろいろなコンサルタントを尋ねておくのは無駄にはなりませんよ。