誰もが知っている孫子の名言です。
金融機関の情報を取得することは大変難しいですが、少なくともネットなどで銀行の概要程度は把握する必要があります。銀行に体力があるか、ないかで不良債権の処理方法は変わってきますし、将来、他行と合併するとかいう話も影響します。 また、あなたの不良債権が銀行の貸出総額に対してかなりの割合を占めるようなら、普通の事業再生の処理とはかなり異なった方法を臨機応変に取る必要があ . . . 本文を読む
将不通於九変之利者、雖知地形、不能得地之利矣
(将、九変の利に通ぜざれば、地形を知るといえども、地の利を得る能わず)
指導者が、臨機応変な考え方、常識にとらわれない発想を持たなければ、
いくら地形をよく知っていても、それだけでは「地の利」は得られない。
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社長が常識的な考えから抜け出せず、世間一般の常識、体裁、見栄、名誉にこだわっていては事 . . . 本文を読む
不尽知用兵之害者、則不能尽知用兵之利也
戦争をする害を知り尽くしていなければ、戦争をする利益も知り尽くすことができない。
I think; therefore I am!の孫子 作戦編より
事業再生をする前にあたっては、その得失はよく熟慮すべきです。
事業再生は戦争ですから、それだけの努力、体力、資力、等々を必要とします。長期戦ともなれば、その間は不安感というものは拭いされるものではありませ . . . 本文を読む
『孫子曰く、
およそまず戦地に処りて敵を待つ者は佚し、
後れて戦地に処りて戦いに趨く者は労す。
故によく戦う者は、人を致して人に致されず。
よく敵人をして自ら至らしむる者は、これを利すれぱなり。
よく敵人をして至るを得ざらしむる者はこれを害すればなり。
故に敵、佚すれぱよくこれを労せしめ、
飽けぱよくこれを饑えしめ、
安けれぱよくこれを動かす。
その必ず趨く所に出でて、その意わざる所に趨く。
. . . 本文を読む
「百戦百勝は善の善なるものに非ず
戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
むやみに戦うばかりが能ではない、ということであり、「試合に負けて勝負で勝つ」「花をあたえて実をとる」「負けるが勝ち」というような意味であると思います。
銀行との交渉に於いて、この状況はよくあることだと思います。
例えば、支払えない状況になったとき銀行とあれこれ揉めたりだとか、また、最悪の場合、怒り心頭に発して、勝 . . . 本文を読む
兵ハ詭道ナリ。
故ニ能ナルモコレニ不能ヲ示シ、用ナルモコレニ不要ヲ示シ、
近クモトコレニ遠キヲ示シ、遠クトモコレニ近キヲ示シ、
利ニシテコレヲ誘イ、
乱ニシテコレヲ取リ、
実ニシテコレヲ備エ、
強ニシテコレヲ避ケ、
怒ニシテコレヲ撓(みだ)シ、
卑ニシテコレヲ驕(おご)ラセ、
佚(いつ)ニシテコレヲ労シ、
親ニシテコレヲ離ス。
ソノ無備ヲ攻メ、ソノ不意ニ出ヅ。
コレ兵家ノ . . . 本文を読む
これから話すことは私の私論です。ですから、言いたい放題でかきます。
ダメな人は、
① 自分の会社が駄目だということを客観的に把握できない人。というか、ダメじゃないと思いたい人
② 何を守るのか、ハッキリしない八方美人(八方オヤジ)な人。
③ 自分の体裁は守りたい人。イザとなれば乞食でもなれるくらいの気構えが無いええかっこCな人。
④ 自分の利益のみを考え、愛する人、守る人がない人。安易に . . . 本文を読む
まず、第一にキャッシュフローがシッカリある会社、早い話がもしも借金がなければちゃんと利益の出せる会社です。
また、一見、無理だと思っても会社の規模を縮小し、利益のでる事業だけに絞り込めば利益がだせると予想される会社も十分可能性があります。
私の会社も赤字体質でしたが、事業再生をきっかけに経営規模を縮小し、問題ある社員はリストラし、無駄な営業所を廃し、手形取引の顧客とは取引を中止、または現金取引 . . . 本文を読む
私が途方にくれて何社かの事業再生コンサル会社を訪ねたことや、そこへくる相談者を傍から数多く見てきた経験からの話。
料金はハッキリ言えば、その人や会社を見て適当に決めてるのが実情だと思います。お手盛り状態ということです。それに対して依頼者がサービスと比較して満足できるかどうかの問題ですね。良心的なコンサルもいれば、べら棒なる料金をふっかけるコンサルもいます。
良いコンサルかどうかは、料金が高いか . . . 本文を読む