写真で綴る気ままなすぎさん

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早稲田大学の歴史ある「坪内博士記念 演劇博物館」

2017年11月04日 10時25分10秒 | 重要文化財 建造物・民浴など

早稲田大学の歴史ある「坪内博士記念 演劇博物館」を見に・・・
都電 早稲田停留所を降りて・・・モダンな感じです。


都電を降りて約10分早稲田大学の北入口を入って・・・・
イチョウ並木が、まだ青い感じです。

大学構内 どの位置にあるのかわからず学生さんに聞いて

早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館に

「早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館」は、日本で唯一の演劇に関する専門ミュージアム。
小説家や劇作家である、早稲田大学文学部の設立者でもある
坪内逍遙博士の古稀(70歳)と「シェークスピヤ全集」全40巻の完訳を記念して、
各界有志の協賛によって昭和3年(1928)10月に開設された建物です。
演劇博物館は坪内逍遙の発案で、エリザベス朝時代、16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を
模して今井兼次らにより設計。正面舞台にある張り出しは舞台になっており、入り口はその左右にあり、
図書閲覧室は楽屋、舞台を囲むようにある両翼は桟敷席になり、建物前の広場は一般席となり・・・
演劇博物館の建物自体が、ひとつの劇場資料となっています。

演劇博物館には日本国内、世界各地の演劇・映像の貴重な資料を揃えているそうです。
1987年(昭和62年)には新宿区有形文化財にも指定。

現在、「2018年に演劇博物館創立90周年を迎えるにあたり、館内展示室の見直しや資料収蔵庫の整理・
調査作業等の記念事業に向けた準備を行うため、2018年3月22日まで、休館だそうです。
中へ入れませんでした。

坪内逍遙博士の銅像
なぜか右手の部分が変色しています。
坪内博士の銅像と手と握手をすると早稲田大学合格や英語の成績上昇などの御利益が・・・
あるという噂が広まり、多くの受験生が握手をした結果だそうです。

新宿区指定有形文化財 建造物
演劇博物館(えんげきはくぶつかん)
所在地   新宿区西早稲田一丁目六番地
指定年月日 昭和六十二年三月十二日
正式には早稲田大学坪内博士記念演劇博物館という。
昭和三(一九二八)年十月に坪内逍遥の古稀と「シェークスピヤ全集」の完訳を祝って
学界・演劇界の有志千五百名余の協賛により建設された。
建築の意匠は逍遥の発案によりイギリスのエリザベス朝(十六世紀後半)の様式で、
シェイクスピア時代の劇場フォーチュン座を模して設計されている。

鉄筋コンクリート造、地上三階、地下一階、建坪は約四〇〇平方メートルで、
内部は逍遥記念室をはじめ八つの展示室、図書閲覧室がある。

また、外部は実際にシェイクスピア劇が上演できるようになっており、
館の正面は舞台、二階の廊下は上舞台、建物の両翼は桟敷、前庭は一般席となる。

なお、正面舞台上に掲げてあるラテン語は「全世界は劇場なり」という意味で、
シェイクスピア時代の劇場グローブ座に掲げてあった看板の句である。

平成三年十一月 東京都新宿区教育委員会


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