写真で綴る気ままなすぎさん

野鳥・花・祭り・生活など気ままに撮り歩いた写真の紹介

天皇陛下御即位の礼 御帳台と高御座が一般公開されました。

2019年12月28日 07時23分00秒 | 重要文化財 建造物・民浴など

天皇陛下御即位の礼 御帳台(みちょうだい)と高御座(たかみくら)が国立博物館で一般公開され見に行ってきました。
入口で高御座が一般公開見学のカードを頂き展示場へ~展示されていたのは正面の本館の展示室の、入口で金属探知ゲートをくぐったあと、セキュリティーチェックした後 展示場に・・・・

展示室に入ると高御座と御帳台が並んで展示されていました。
高御座は高さ約6.5m、御帳台は約5.5mで、圧倒的な豪華絢爛でした。
6月に柏の麗澤大学で、天皇陛下御即位奉祝記念特別展が開かれた時に
大正天皇即位式の高御座と御帳台の模型を見た時とは一段と輝きが増していました。

令和の即位礼正殿儀で天皇陛下がお乗りになられた左側が高御座(たかみくら)で
右側が皇后陛下がお乗りになられた御帳台(みちょうだい)です。
大正の代替わりで使われたもので、昭和・平成・令和と修繕を重ねながら代々使われています。

高御座(たかみくら)は沢山の鳳凰が付いて輝いています。

御帳台(みちょうだい)で、大きな鳳凰が一つついていて輝いていました。

・・・・特別公開 高御座と御帳台・説明書から・・・・
令和元年(2019) 10月22日から11月10日までの問、御即位に伴う国の儀式が、日本国憲法の趣旨に沿い、皇室の伝統などを尊重して挙行されました。 即位礼正殿の儀は、天皇陛下が即位を公に宣明されるとともに、その即位を内外の代表がことほぐ 儀式として、皇居の宮殿において、10月22ロ午後1時から行われました。当日は、時折激しく雨が降り ましたが、儀式の直前には雨が上がり一時青空も見えました。また、御即位を披露され、祝福を受け られるための饗宴の儀が10月22日、25日、29日、31日に宮殿において行われました。 なお、広く国民に御即位を披露され、祝福を受けられるための祝賀御列の儀は、当初、即位礼正 殿の儀の当日、10月22日に行われる予定でしたが、11月10日に延期され、午後3時から3時30分まで の間、皇居から赤坂御所までの間において国の儀式として行われました。 即位礼正殿の儀においては、天皇陛ドが御束帯(黄櫨染御抱)をお召しになって宮殿の正殿松の 間に置かれた高御座にお昇りになり、皇后陛下が御五衣・御唐衣・御裳をお召しになって高御座の隣 に置かれた御帳台にお昇りになり、天皇陛下からおことばがありました。次いで内閣総理大臣が寿詞(お 祝いの言葉)を述べ、「御即位を祝し、天皇陛下、万歳」と万歳を三唱すると、参列者が唱和し、こ れに合わせて21発の礼砲が鳴り響きました、当日は、皇族各殿下、立法・行政・司法の三権の長、地 方公共団体の代表者、その他各界の代表者、外国元首・祝賀使節など、内外の代表者約2、000名が 参列し、天皇陛下の御即位をお祝いしました、また、宮殿中庭には萬歳旛をはじめ、色とりどりの26 琉の旛や梓が立てられました。伝統的な装束を着けた78名の威儀の者や威儀物捧持者などが、宮殿 中庭の左右に並ぶ予定でしたが、雨儀となったため宮殿の回廊等に人数を絞り25名が並びました。 この度の公開は、即位礼正殿の儀で用いられた高御曜・御帳台と威儀物を一般参観に供するとともに、 即位の礼の諸儀式の写真と、装束姿を再現する人形を展示するものです。・・・・・
裏側から拝見し第二展示室へ

第二展示室は、
即位礼正殿の儀に
東帯(武官)= 威儀の者

東帯(武官)= 棒持者

天皇陛下は御束帯(黄櫨染御抱)皇后陛下は御五衣・御唐衣・御裳をお召しになっ て御柳扇を

晴儀の場合、宮殿中庭には、帯剣し弓を持った威儀の者が左右各10名、太刀・弓・胡鈴・怖・楯 を捧持する威儀物捧持者がそれぞれ4名ずつ左右各20名、鉦と鼓を受け持つ司鉦司鼓が左右各1名 と鉦鼓の係員が左右各6名、帯剣し弓を持った衛門が左行各2名、合計78名の者が並ぶ所、今 回は雨儀のため、宮殿内の回廊の西側と豊明殿南廊下の西側に、威儀の者が各2名、威儀物捧持者 がそれぞれ1名ずつ各5名、豊明殿南廊下の東側に、司鉦司鼓が1名と鉦鼓の係員が6名、波の間及 び北の間に、衛門が各2名、合計25名の者が並びました。

こちらは大正天皇 即位礼正殿儀の模型です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。