柴又駅前「寅さん像」の視線の先に見送る「さくら像」が立ちました。
平成29年3月25日11時に除幕式には「男はつらいよ」の山田洋次監督と
妹・さくら役を演じた倍賞千恵子さんも出席されて・・・除幕式があったそうです。
それから約5日して見にいってきました。
柴又駅には寅さんとさくらの像が立ち・・・取り囲むように人々が記念写真を撮っていました。
空くの待って一瞬のすきに撮影・・・・
寅さん像 素晴らしい表情です。
さくら像
寅さんと柴又駅
「おいちゃん、おばちゃんよぉ、毎度の事ながら、また笑い者になっちゃった。俺ぁ、旅に出るぜぃ。
また今度もよ、何一つ恩返しらしい事はしてやれなかったなぁ。その内必ず、必ずいい目みさして やるからよ。
勘弁してくれよ・・・」
と旅に出る寅さん・・・
見送る さくら
「お兄ちゃん、またどっかに行っちゃうのね・・・」
寅さんとさくら
さくらから寅さんの目線
「あのねお兄ちゃん、辛いことがあったら、いつでも帰っておいでね。」
さくらから寅さんの目線
「そのことだけどよ、そんな考えだから俺はいつまでも一人前に・・・故郷って奴はよ、故郷って奴はよ・・・」
妹 さくら
寅さんとさくらとの、素晴らしいセルフがいっぱいあったね。
寅さんが じゃ「行ってくるよ」と言っているみたい感じの像です。
見送る 妹「さくら」の台座には
・・・・ある別れ・・・
さくらは失恋して旅に出る寅を駅まで
見送ることにする
「いいんだよ、忙しいんだろお前」と
言いながらもその思いやりが
みにしみるほど寅は傷ついていた
駅前でさくらは立ち止まる
「それじゃお兄ちゃん身体に気をつけてね」
「ああ」と無造作にうなずいて駅舎に
向かう寅の足がふと止まりふり帰る
「おい」
「なあに」
「満男に一生懸命勉強しろと言っとけよ」
「うん、わかった」
乱暴な口調で言いすててスタスタと
改札口にむかう寅
さくらは踵を返し、秋の終わりを思わせる
冷たい風が吹く中を家路につく
台座に刻まれています
また、寅さんの像には
寅さんは損ばかりしながら生きている。
江戸っ子とはそういうものだと
別に後悔もしていない
人一倍他人には親切で家族思いで
金儲けなぞは爪の垢ほども考えたことがない
そんな無欲で気持ちのいい男なのに
なぜかみんなに馬鹿にされる
もう二度と故郷になんか帰るものかと
哀しみをこらえて柴又の駅を旅立つことを
いったい何十辺くり返したことだろう
でも 故郷は恋しい
変わることのない愛情で自分を守ってくれる
妹のさくらが可哀想でならない
──ごめんよさくら いつかはきっと偉い
兄貴になるからな──
車寅次郎はそう心に信じつつ
故郷柴又の町をふり返るのである
一九九九年八月 山田洋次
久しぶりの柴又帝釈天参道商店街「下町の風情があふれる街並み」
「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」
柴又帝釈天
柴又情報、有難うございます。
すぎ様のプロフィールの写真が 寅さんで いつも 寅さん大好きなんだろうな と 思っていました。私も 柴又の情緒大好きで 数回訪れていますが さくら像が出来たんですね。また 行かなくては 思っているところです。
それにしても すぎ様、日々、旅をされ まめで タフですね。とても 真似出来ませんが。
いつも見て頂き有難う御座います。
>>>寅さん大好きなんだろうな と思って・・・
寅さんが好きで、よく柴又にも言っています。さくら像が出来て、除幕式がある日は、菜園の仕事で見れませんでしたが、東京の撮影の最後によって見てきました。
>>>日々、旅をされ まめで タフですね。とても 真似出来ませんが・・・
旅と撮影が好きで出かけています。
takeziiさまのブログ 文章 わかりやすくまとめてあり、素晴らしいですね。見習いたいです。
有難う御座います。
私は、ブログを拝見しながら、寅さんとさくらの声が聞こえてきたように感じました。
素敵なブログをありがとうございます。(*^^*)
コメント有難う御座います。
寅さんとさくらの表情が良く出ていて聞こえてきました。(人''▽`)ありがとう☆