sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

古巣への旅 ~追い込み漁~

2006年09月25日 | 鯨類

ただ今、太地町では今年も「クジラの追い込み漁」の本格的なシーズンとなりました
今季は1ヶ月早く9月~解禁になり、通常は2月まで(今季は4月まで)
「クジラの追い込み漁」が行われています。

紀伊半島沖の熊野灘に訪れるイルカやクジラを水産庁から認められている
種類と捕獲枠の範囲内で勇魚(いさな)組合の漁師さんたちが沖から湾内へと
追い込んできます。
今年は比較的早くから捕れ始めているようで、行った時もオキゴンドウクジラと
ハンドウイルカが入っていました。

これらは鯨肉として市場に出回る他、各地の水族館へと搬入されます。
水族館などで活躍しているほとんどのイルカ達がここからもらわれていくのです。

今でも現場で働いている同僚や後輩がいるので待ち合わせをしていざ古巣の
イルカ達に会いに行く事に・・・

 

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古巣への旅 ~クジラの町~

2006年09月25日 | 鯨類

この週末は仕事終わりでその足で懐かしの古巣でもある和歌山県の
太地町へ行ってきました太地町へ行くのは5年ぶりくらい。
三宅島へ行くとなかなかイルカたちにも会えなくなるので、元気な姿を
見に行ってきました

今回は山回りの泊まりなし(車中泊)でのケチケチ旅行
奈良県の十津川、和歌山県の本宮、などの山間を経て新宮経由で4時間・・・。
仕事をしていた時は遠いと思う事もなかったが、改めて行くと遠い・・・

太地町は古くから「捕鯨の町」で知られていますが、太地町へ入るとその
象徴でもあるザトウクジラのモニュメントがお出迎え

いざ太地町に入ったらそこはもうクジラ一色

クジラ料理が味わえる店、イルカとふれあいやスイムが体験できる
「ワールドドルフィンリゾート」「ドルフィンベェイス」、鯨類や捕鯨に
関する事が学べる太地町立「くじらの博物館」など・・・。
町のあちらこちらにも伝統的な捕鯨に関する史跡やくじらの供養塔
などもあります。


古式捕鯨でのクジラに銛を入れる像


セミクジラの尾びれの形をした噴水


かつて商業捕鯨が行われていた頃に南氷洋へ捕鯨に出ていた「第一京丸」
陸に上げられ展示されています。


操舵室


海図やレーダーがそのまま展示されてました。


機関室


クジラを撃つ銛

シロナガスクジラやミンククジラ、ザトウクジラなどの10mを越す大型種を捕獲
していた写真なども展示されていて、船内に入りデッキにも上がる事ができます。

行楽シーズンとあって、町内はたくさんの観光客でにぎわっていました。

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