sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

コンポスト実践編(その1)

2006年07月02日 | ECO

さて、先日お話した「コンポスト」について、実際にどのようにやっているのかを
ご紹介したいと思います。

①自宅で毎日出る生ゴミをコンポストに入れていくのですが、主に野菜や果物類をいれます。
 (肉や魚介類などをいれると初心者には失敗する恐れがあるようなので私は入れていません。) 

始めのうちはなるべく早くコンポストを満タンにすることがコツだそうです。 
家族が多ければすぐに満タンになるのですが、うちは夫婦なのでなかなか溜まらず、 
不安だったのですが少ない場合はなるべく空気に触れないようにし(嫌気式な為)
生ゴミの上に新聞などを敷いておきます。
 
②そこで、生ゴミをコンポストに投入する際、これらを一緒に入れていきます。

 
左:EM菌混合米ぬかぼかしペレット   右:生ゴミ発酵促進防虫脱臭剤

これらはコンポストと同様ホームセンターで購入できます。一緒の場所に置いてある事が
多いようです。防虫脱臭剤はなくてもよいそうですが、これからの時期ではある方がよさそうです。
好気式コンポストも土に米ぬかなどを混ぜたりして、微生物の活動を活発にさせます。
土に直接生ゴミを混ぜる好気式コンポスト(土壌式、プラBOX、ダンボールなど)は
そのまま土に還っていくのですが、EM式コンポストはコンポスト内で一度一次発酵させた後に
土に混ぜてさらに二次発酵させていきます。
 
③コンポスト内が生ゴミで満タンにできたら、時期によって変わってきますが、だいたい1週間
から2週間ほどで一次発酵します。
満タンにさせていく過程では、下の蛇口から「肥液」をこまめに抜いていきます



肥液はコンポスト内の水分と発酵した栄養分が含まれているので、これを希釈して菜園などの
肥料に使え、また排水溝などの洗浄効果もあるようです。

生ゴミをコンポストに入れていく訳ですが、コンポスト内は微生物によって生ゴミが「発酵」
していくので 「甘酸っぱい匂い」がしていれば成功です!

生ゴミに白いカビが生えているとOKです。しかし、あきらかに異臭に近い「腐敗臭」がしたり
黒いカビが発生したりすると失敗なのでそれらはすぐに土に埋めてしまいます。

もちろん成功していれば「肥液」も「甘酸っぱい匂い」がします。 そんなこんなで生ゴミから
堆肥(たいひ)を作ってリサイクルするのも楽しんで行なっています♪ これを始めてからは
より一層ゴミを出すまでの間隔が長くなりました(^^)

ただ今、一次発酵が終了し二次発酵させているところなのですが、この模様はまた後日
ご報告したいと思います!
コメント (2)
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