BMW E3 3.0Si マイノリティ リポート

街でほとんど走っているところが見られなくなった1972年式のBMW E3 3.0Siのレストアについてのリポートです。

BRAKE

2008-03-24 19:50:47 | ブログ

イグニッションユニットの交換で調子が出はじめたM535の次なる課題は、ブレーキング時の車体の安定性だ。左右のバランスが悪いのか右のほうに持ってかれてしまう。

という訳で、フロントの両輪を、03ワークスより、ご好意で譲ってもらったB7のOH済みのキャリパーに交換する。

Img_0194_2

ピストンは新品が使われているようで綺麗だし、キャリパーのGOLD塗装は、ブレーキフルードがついても剥がれず、丁寧な仕事ぶりが伺える。いつものたまり場の板金屋さんにエア抜きを手伝ってもらった。エア抜きは2人でする作業なので結構楽しいもんです。思ったよりフルードの抜けが早く、エアを噛んでしまってやり直す事になってしまったが、気を取り直してキッチリと納得いくまで実施。

この対向4POTは、エア抜きのバルブが3つあるし、ブレーキホースは2本くっついてるし凝った作りで感心してしまう。(でかくて重そうだけど)こういうとこはイイネ。E12は。

ちなみにブレーキホースは11mmのブレーキホースレンチ、エアバルブには7mmのメガネレンチが必要です。(めった使いませんが)

そして試乗。「ナイスフィーリングです」。ブレーキングの偏向はかなり改善されて、安心して思いっきり踏めるようになりました(^^

さすが03ワークスがOHしたブレーキです。安心して止まれるというのはとっても気持ちのいい事だと再認識。今泉氏ありがとうございます。今度ビールでも持っていきますね。これで足回りのブッシュ関係を見直せば、さらなる改善も期待できそうです。

とここまではよかったが、

調子にのってドライブから帰ってくると、床下からお決まりの音が、「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

どうやら燃料ポンプのようです。次の課題は、まだ一度ものぞいていない燃料タンクの点検となりそうです。