BMW E3 3.0Si マイノリティ リポート

街でほとんど走っているところが見られなくなった1972年式のBMW E3 3.0Siのレストアについてのリポートです。

アルピナ 16インチ 

2012-07-23 20:37:09 | ブログ

念願のALPINA 16インチです。

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到着してみたら、4本とも内側・外側ともガリ傷がなく、センターキャップ付きの良品でした。これだったら、修正なしで再塗装でいけます。前オーナーの扱いの良さが感じられます。1983年RONAL製、昔はALPINA16インチは数があってすぐ手にはいると思ってたんですが、今やビンテージの感があり、今後も一定の値がつくホイールになってきました。あれこれ深リムにしてみたりしてたこともありましたが、このALPINA16インチが乗りやすさ、性能、見た目、マッチング等バランスがとれているんではないかと最近思うようになりました。BBSのメッシュもいいがフィンタイプのスッキリ感もいいですね。

こういうビンテージホイールは薄汚くしたまま履くと全然ダメで、ガッツリ再塗装OHして履くのが◎ではないかと思う。いつか履ける日を楽しみにしておこう。


お肌の手入れ

2012-07-19 21:10:28 | ブログ

ワックス掛けの前に、ボディの汚れを取る必要があるのだが、水垢やその他色々な(03店主が気合いを入れてシャシーブラックを吹き付けているので、その粒子が屋根に付着しているのはご愛嬌(笑))汚れにより、表面はかなり「ザラザラ」している。良いボディ表面は、触ると「ツルツル」しているものだ。そこで今回使ったのは「粘土クリーナー」。霧吹きで水をかけながら粘土クリーナーでこすっていくと、良い具合に汚れが取れて、ボディがツルツルになる。これ結構いいです。ツルツルになったところでシュアラスターのワックスを入念にかけて、ふき取る。よいデザインの車はこういう作業をしてても楽しい。

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触ると「ツルツル、しっとり」でいい感じ。ベージュの色も濃く映える。この車はモールもピカピカしているしダッシュボードの割れもないので、カーカバーをかけて紫外線や雨をなるべくさけるのがポイントだ。

またこの車のトリップは珍しく、壊れていなくて、勢いよく廻ってくれる。満タン法による高速道路の燃費は、ハイオクで約8.1km/Lでした。燃費もエンジンの調子をみる上で指標となる。割と飛ばし気味で走ったのもあるが、2リットルの割には、やや大食いか?キャブのセッティングが濃いめかな?


BBS-MAHLE 14

2012-07-16 13:48:19 | ブログ

520は、ノーマルは鉄ホイール(5.5J)にホイールキャップ、この車両に履かれているのはフィンタイプの純正アルミ(6.0J)、これはE12の後期型の528iのものではないかと推定される。ノーマルの鉄ホイールも前オーナーから譲り受けているので機会があったら履いてみたい。

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タイヤが昔のオールウェザータイヤで怪しげだったので、ストックのマーレーBBS14インチに交換です。

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どうです、520なんで「気分はボーイズレーサー」なんてコピーが浮かんできます。

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お不動様?

2012-07-15 23:37:57 | ブログ

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順調だった520でしたが、ここ最近、2回ほどお不動様になっている。細かなことを話すと長くなるので結論からいいますと、1回目は、ルームランプつけっ放しによるバッテリーの放電。2回目は、オートチョーク作動中の稚拙な運転によるカブリで、いずれも乗り手の問題でした。止まる度にイマイズミ氏にお世話になり、2回目は知多半島までご足労かけてしまい、もう少し自分もしっかりせんといかんな~と反省です。またキャブ車は初めてだったので、オートチョークのこととか色々勉強になってます。03ワークス管理車両とはいえ、限られた予算で突貫での車検取得をだったので、まだまだ改善していきたい部分があります。今回はバッテリーが新品になりました。今後はコイルやラジエターキャップの交換、あと機械式燃料ポンプを電磁式のポンプへの交換も検討されています。


1974 520 ストロンバーグ

2012-07-01 23:20:16 | ブログ

例の岩手県の520ですが、既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実は仙台からフェリーに乗って名古屋港に入港し、先週の金曜日には03ワークスで車検取得されて、03ワークスのスペシャル代車として登録されていたのだ。

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という訳で、しばらく(3.0Siが納車されるまで)の間、私が乗って管理することになりました。一般に中古車は写真よりも現物はやれているものだが、この520は反対で現車の程度がすごくよかった。しかもかなりセンスのある整備士がメンテをしていたようで、悪いところがほとんどなくてストロンバーグの同調もとれていてエンジンもミッションも調子がすこぶるよい。古い車に付き物である「ガタピシ感」がほとんどないのだ。で内装・外装はおそらく車庫保管であったのか紫外線や風雪にあたってないのか、気持ち悪いほど?程度が良い。前オーナーとメンテを担当した整備士には「よくぞいままで管理してくださった」と本当に頭が下がります。

加えて車検取得にあたって03ワークスイマイズミ氏の手が入り、諸々の細かな調整を受けて磨かれたおかげでさらにすばらしい車になった。整備項目は沢山あるが、主な所はキャブの調整、電気周り、ブレーキ(特にリヤのブレーキは引きずりがあった)周り、クラッチレリーズのオイル漏れ、ハザードリレー、CDプレーヤーなどの音響関係などだ。文字にすると簡単なんですが、丁寧に整備された車は本当に乗ってて気持ちいいです。

ちなみに520の走りですが、M10に5ボディは荷が重くモッサリしてるのかなという予想は全く外れて、4.1のファイナルと相まって、ボディの重さを感じないほど、小気味よく走ってくれた。私はM10を、まともに乗るのは初めてだったが、4000rpmからのサウンドのなんと気持ちいいことか。楽しめるスピードレンジが割と低いのもよいものだ。さらにパワステもついて楽ちんなところもポイントが高い。夢にまで見た初期型520、文字通り夢のような一日だった。