BMW E3 3.0Si マイノリティ リポート

街でほとんど走っているところが見られなくなった1972年式のBMW E3 3.0Siのレストアについてのリポートです。

車高調製作

2007-12-28 21:11:22 | ブログ

最近のM535のハンドリングは、ビルシュタインがすっかりヘタリ、おまけに70タイヤの腰高セダンなので、コーナリングはフロントへビィが余計に強調されたように、だらしなくベターッとロールして、思ったように曲がってくれない感じです。スプリングを一巻きカットして多少車高は下がったものの、もう少し下げたい、鼻先を軽くしたい、深リムSSRを履いてみたいという思いを一挙に解決するには車高調製作でしょう!!

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こんなこともあろうかと夏に解体屋さんでストラットを2本入手してあります。

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車高調製作の第一歩は、ショック選びですね。ノーマルのショックだと、思ったほど下がらないし無理やり詰めてもスプリングが遊んだり、ショックの機能が発揮されないと判断し、ここは思い切ってショートストロークダンパーを使用することにします。E30M3のビルシュタインのショートも検討しましたが、高価でデータもイマイチ不明で断念。解体屋で入手した528iのストラットケース外径を測ると52mmです。オフミ等で先輩から入手した情報からやはりAE00系のショートストロークダンパーを使用することに決定。

ストロークが200mmから125mmに短くなり、シェルケースはあまり詰められない為、ショックの下にダンパースペーサーをかまします。色々計算してダンパースペーサーは120mmでまずはトライです(写真参照)

E12M535の前軸加重が810kgの為、スプリング内径は70mmを勧められるも、ロアーシートに、履くタイヤによっては干渉する可能性がある為、65mmとします。バネレートは街乗りもある為6kgぐらいにしたいところですが、あまり柔らかいとタイヤがフェンダーに干渉する可能性が高くなる為、峠の軽いスポーツドライビングに的を絞り8kgをチョイス。この辺の妥協点を自分で決定するところが、車高調製作のおもしろいところではないかと思います。

ネジパイプは内側にリングナットのネジが切ってあるタイプで、これはネジパイプの下側だけ溶接するだけでよく、イモネジで仮組みして走れるので、失敗したときに便利なものを選びました。

(なんてエラそうな事を書いていますが、ここまでくるまでに色々な方から教えてもらいました。汗)

ピロアッパーはキャンバー調整式をE12に合わせてワンオフ製作してもらいます。

パーツを一通り揃えて、ガレージモリヤマに直行です。ストラットの脱着と細かな組み立ては自分でやらせてもらい、皿落とし、ケースカット(何センチカットするかの計算も含む)、溶接はモリヤマ代表におまかせします。

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皿を落として、ケースを1cmカットして仮り組みした状態です。

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車体組み付け。果たしていかなることになるのでしょうか?イマイズミ氏がおっしゃっていた「低くて、ストロークがあり、しっくりした足」に到達できたのか!!?


SSR

2007-12-12 22:24:22 | ブログ

だいぶ前ですがYオクで入手したSSRフォーミュラメッシュです。入札者は私だけでした(汗)

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持ち主によると、アメリカでCSLのレースカーに使われていたそうで、ダンロップのセミレーシングタイヤがそれらしい雰囲気を伝えています。

かなりマイナスオフセットなので果たしてタイヤハウスにおさまるかが問題ですね。