あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。すっかりブログを放置してしまいましたが、今年もボチボチと書いていきたいと思います。
3.0Siはエンジンの搭載が終了し、次は足回り制作の段階に入ってきました。今回は03ワークスプロデュースによる車高調を前後にいれることにしました。冬季の走行や、車高に対する好みが変わってきた時に遊べるように、より自由度の高いフルタップ式をチョイス。かなり贅沢な仕様ですが、一生物にするべく気合いと根性をいれます。
車高調の図面を引くにあたっては、レバー比など細かな採寸が必要で、基準となるホイールやタイヤのサイズもキッチリと決めておく必要がある。今回はE12B7TURBOのALPINAサイズを基準としました。ちょうど03にはE12B7が2台、STOCK車両としてあるので、店主はわざわざB7からホイールを外して組み上げて採寸してくれました。このあたり気合いの入れかたはやはり違いますね。
フルタップ式は伸び側、縮み側のストロークを変化させずに約7cm車高を変化させることができる。今日は基準となる車高を決めます。フェンダーアーチとのバランスや全体のアピアランスを考えて決めていく。「この時代のBMはリヤのアーチにタイヤの溝が隠れるぐらいにして、車体が水平か、ややケツ下がりぐらいがいいよね」と店主。私も「ALPINAはヒップアップだが、E3はケツ下がりがかっこいい」と3.0Liのカタログ写真を見て考えていたので、このあたりの意見が一致しすんなりと決まった。
車はトータルバランスが大事であり、せっかく03で車を作るなら足回りも含めて車を作りたいと、ずっと考えていたので、その夢がいよいよ実現しそうである。