サトゥーママのブログ

ミニチュア&ドールハウス制作のあれこれ☆時々本日の手作り雑貨

RPGゲームFANTASIANの背景制作

2021-04-15 | ミニチュア、ドールハウス

          ベンスの街 民家大

          ベンスの街 民家中

          ベンスの街 民家小

2019年残暑の頃巣鴨「さかつうギャラリー」坂本氏より、ゲーム背景制作の件をお聞きしました。
その時の私はゲームを全く知りませんでした。ですから、仕事の内容を100%は理解できていませんでした。
ただ、偶然にもなんとなくTVのCMで流れていたのを見たことがあるファイナルファンタジーのような作品ですか?
と聞き返したことを記憶しています。

今回の作品「FANTASIAN」はフィールドがジオラマをもとに制作されています。
作品の多くの部分を粘土で制作し、ハンドメイドならではの温かい雰囲気を出すといことがテーマであるとのことでした。
そこで、過去に粘土でドールハウスを製作していた私にもお声をかけていただいたわけです。
私は作品の中の「ベンスの街」の民家を3軒制作させていただきました。

12月には対面で最初の打ち合わせがありました。オフィスに伺うと既にたくさんのジオラマガ並んでいました。
私もいただいたイラストの世界をこのようにジオラマに再現するのだなと再認識しました。
真冬に向かい横浜港に停泊中の豪華客船で新型コロナウイルス感染拡大のニュースが頻繁に流れていました。

いよいよ私も製作開始。その矢先重症の風邪を引き、その咳でろっ骨骨折のアクシデント。
それをかばいぎっくり腰になるという三重苦の中でしたが、少しの休息を取り制作に戻りました。
今作品は、撮影の関係でハウスもパーツのすべて接着しない可動式。
これまでにないタイプのハウスの為1作目は試行錯誤で何度か作り直しました。
2020年2月こうして1作目が完成し持参という形で直接お届けすることができました。

まもなくコロナ禍で人とお会いすることができない時期がやって来て、すべてのやり取りがネット上となりました。
第2.3作は宅配便で送ることになったのでした。
材料だけは事前に準備をしていたので慌てずに済みました。

4月検品が終わり私の任務完了。
その後、このゲームの監督をしている方がファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏であるという事。
MISTWALKER坂口博信氏が立ち上げた新型RPGゲームFANTASIANであるというつながりを遅ればせながら知ったのでした。
ゲームという未知の世界でジオラマガ使われているという事を知り嬉しい限りです。

2021年4月2日AppleArcadeより配信されました。
ゲームの世界に少しでも関りを持つことが出来たことに感謝いたします。

★ゲームのエンドロールに「さかつうギャラリー」のくくりで「遠藤大樹」「佐藤千寿子」の名前の掲載があります。




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