６月上旬、１通のメールが届きました。
私自身の一番のお気に入りの作品と同じものをオーダーしたいというメールでした。
「うっ！嬉しい
そんなに遠くの人が(北海道）、私のホームページやブログを見てくれていたんだ
」数年ぶりにホームページをリニューアルして間もなくの事でした。
オーダーを頂いた後、ドールハウスショーやデパートの催事などがあり、最近やっと完成の運びとなりました。
お気付きかもしれませんが、この作品は、１/６スケールです。
依頼主の方のたっての希望でそのようになっています。
初めてのスケール。以前１/６のフードの本が出版される時、数点そのサイズの作品を製作したことがあるだけでした。
制作中の作品は、常にドローリーフテーブルの上にでーんと存在しています。
これが、ここから無くなったら淋しいだろうな。
作業が進む日。用事でできない日。完成近くには指の爪を怪我してしまうアクシデントも。
小さいスケールも難しいですが、大きくても難しいです。
貴重な経験をさせていただきました。
久しぶりに達成感を味わいました。大作ですから尚更です。
これでOKになれば、梱包発送の作業です。
依頼主であるAさんが包装を外し、箱の中から作品を取り出す時の笑顔を思い浮かべながら慎重にパッキングします。
無事にお届けしたいと思います。
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