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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

攻撃的サッカー対決を、気迫で制す!今季最多3ゴールで勝利! ガンバ大阪U23戦

2019-05-19 20:06:28 | 日記
3-1で勝利!
不本意な戦績、ひとえに決定力不足からなる停滞を振り払わなければならなかった今節。
監督が「正直に言うと勝つ事が出来てラッキーだったと思っている。もしかしたら今節は、昨シーズンも含めて悪い内容だったかもしれない。」と振り返った試合ではあったものの。
それでも、なんとかした。
先制点を挙げ、追加点を挙げ。ショックなかたちで失点するも、突き放す追加点。さらには最後まで集中力を切らすことなく抑え込んでの勝利。
上手くいったところも上手くいかなかったところも含めて。なんとかしたい、なんとか勝ちたいという気迫が決定力不足を打ち破り、今季最多得点での勝利を呼び込んだ。そう思います。
なんとかしてみせた、という自信を胸に、さらなる飛躍を遂げねば。

ほとんど総入れ替えであった前週の県選手権決勝。そこからレギュラーメンバーに戻すような編成となった今節のスタメン。今瀬がメンバー外となり、代わって代がキャプテンマークを巻いた、という変化くらいでしょうか。
対してガンバ大阪U23は、やはりトップスコアラーの食野がトップチーム合流のために帯同せず。
控え選手がGKを含めて3人、全14人のメンバーの半数がユースの選手という、U23どころかU18では?というくらいの編成で乗り込んできました。
ただし、J3リーグ経験の少ない若手が相手だから低レベル、なんてことは、全く無く。
むしろ、全く逆の印象。
リーグ戦も今節で9試合目、ほぼ半分の相手と対戦してきたわけですが。そのなかでも、見劣りしないどころか、むしろ比較しても上手いチームだ、と思わせたくらいで。
攻撃の際にも、斜め後方から前を走る選手の足元にピタリと合わせてみせたりとか。ゴール前での揺さぶりも、各々がしっかりと次をイメージしながら連動していたりだとか。
トップチームで出場しながらバリバリとプレーしていないというだけで、伊達に名門クラブの一員として名を連ねているわけではない―――その力の片鱗が垣間見えた、というか。
若い選手たちとはいえ、個々の力は侮りがたく。緩いプレーをしていたのではやられてしまうような危険さを、ひしひしと感じさせました。

試合が動いたのが、31分。
ペナルティーエリアわずかに外、という絶好の位置でFKのチャンスを得ました。キッカーは花井。先週の県選手権決勝では、伊藤が同じような場面で直接決めて加入後公式戦初ゴールを決めた、ということもあっただけに。先制への期待も盛り上がっていたなかにあって。
シュートはGK正面、しかし、それをキャッチしきれない。そのこぼれ球を押し込んだのは才藤!
可能性を見越して抜け目なく詰めたのが奏功、予測が的中し、今季初ゴールを挙げて先制することに成功したのでした。
さらに39分。
前線で高橋、白石らが細かくつなぎ、最後に決めたのは陽次!追加点を挙げてリードを広げることに成功しました。
決定力不足は、待ったなしの課題。その克服に向けてトレーニングを重ねてきたわけですが、まさに練習でやっていたかたちだった、ということのようで。
やはり、これまでやってきたことは間違いじゃない―――そんな手ごたえを感じさせたゴールだったのではないかと。

2-0と、勝利に向けて俄然優位に立ったカターレ。
しかし、相手はリーグトップクラスの攻撃力を誇るガンバ大阪U23。決して、セーフティーリードとは言えませんでした。
44分には、「食野 弟」こと食野 壮磨がロングシュート。枠内に飛んでいたところ、榎本が横っ飛びでセーブ、という危ない場面も。
“2-0は危険なスコア”なんてのは、サッカー界における有名なジンクスですが。
決して、気を緩めるわけにはいかない―――そう、思っていたのですが。
懸念は、すぐに現実のものとなることに。
後半開始時に、2人だけのフィールドプレーヤー交代枠を早くも使ってきたガンバ大阪U23。同点、逆転をにらんでの起用であったことは明らかでしたが。
そんな開始直後・・・僅か数十秒で。
FW髙木 彰人に決められてしまい、1点を返されてしまうことに。
オフサイドぎりぎりから、ボールを受けて反転、流れるようにそのままシュートという見事なゴール。
わかっていたはずですが・・・やはり、侮りがたい相手であるということを、再認識させられたかたち。

2点差と1点差とでは、言うまでもなく天と地ほども違う。
勝利に向けては、「次の1点」がどうなるか・・・いかに耐えるか、いかに突き放すかが問われることに。
そんななかで。
54分、再び陽次が決めて、突き放す!1点目は左足、そして2点目は右足で。いずれも、迷いなく振りぬいたキックでゴールを奪ってみせたのでした。
反撃を受けても、そこで気落ちしてしまうのではなくしっかりと突き放す。もちろん、簡単なことではありません。これまで決定力不足にあえいでいただけに、なおさらそう思うわけで。
それでも、やりきった。
再びの2点差。チームに大いに勇気を与えるゴールであったかと。

71分、またも果敢に狙ってきた食野。そのシュートがポストに跳ね返って難を逃れるという、肝を冷やす場面も。
優位に立っているというだけで、勝利が確約されているわけでもなんでもない。
それが侮りがたい難敵であるならなおのこと。
試合最終盤まで、気を抜くことなど許されない展開が続き。
88分にも、ゴール前であわや!というピンチを榎本の好セーブで切り抜ける、という危ない場面があったりと。
そんなに長かったか?という5分ものアディショナルタイム。コーナーフラッグ付近でボールキープなど、じっくり時間を使いながら、決して油断なくプレーし続ける選手たち。
そして、タイムアップ。
見事に勝利し、お待たせのホーム戦勝利を挙げることができたのでした。

内容は、必ずしも良くなかった。結果としては1失点ながら、もう少し何かが違っていたなら、同じ結果にはならなかったかもしれない内容。
それでも、勝った。
それでも、やり遂げた。
これまで、なかなか内容に結果がついてこなくてやきもきさせられてしまっていただけに。
なんとかしなければならない試合で、なんとかしてみせた。
やはり、勝利には代えられない。
勝つことでしか自信は身につかない―――何度となく言ってきていることですが。
それを、実践してみせた、意義の大きさ。
この成功体験を、次なる勝利へと繋げていかねば。

まずは、次週の天皇杯1回戦。
まぐれでもない、偶然でもない。今季取り組んでいるサッカーが間違っていないという確信を、さらに強固なものにしていくために。
自信を胸に、さらに精進していかねばなりません。

第38節  グルージャ盛岡戦

2015-11-15 01:46:59 | 日記
早いもので、3月に開幕したJ3リーグも今節がホーム最終戦。ファン感謝祭が行われた先週の試合なしを経て、2週ぶりとなるこの試合、グルージャ盛岡を迎え撃ちます。
クラブ発足以来、ホーム最終戦がシーズン最終戦でないのは初めて。J2・J3入れ替え戦の影響で多少の早まりはあるにせよ、それでも11月下旬にあるのが普通だったことを思えば、この11月中旬のホーム最終戦はいかにも早く感じます。それでなくとも、昨年の対戦クラブ数21に対して今年は12。3クールながらも前節のように試合なしも挟んでいたことからも、「え?もう?」という思いが強いです。
今節を含めてあと2試合あるなかで振り返るのもいささか早いようにもおもえますが、それでも。
つらかったこと、苦しかったことばかりであった一方で、歓喜に沸いたことがほとんどなかったように思えてならない今季。もちろん、盛岡との前回対戦を含めて劇的勝利というものに喜んだことはあったにせよ、それも苦しい試合を制してのもの。持てる力を存分に発揮して十全にファン・サポーターの期待に応えた試合は・・・残念ながら、これまでほぼなかったと言っても過言でないかもしれません。
だからこそ。
シーズン最終戦のアウェイ琉球戦を残しているとはいえ、ほとんどのファン・サポーターにとっては今節が今年最後。地元で期待に応えた試合をするのはこの機会よりほかないのだから、勝って期待通り、それ以上の結果でもって応えねばならないのは自明の理。勝たねばならない理由しかありません。

11位・盛岡とはこれまで1勝1分け、いずれも無失点―――と言えばカターレの優位のように見えますが、実際はそんなことは無く。スコアレスドローで引き分けた第3節は、江角の好セーブでもってなんとか拾った勝ち点1。第25節は試合終了間際まで0-0であったところ、アディショナルタイムにレンペーの決勝ゴールが決まって勝った薄氷の勝利。2戦負けなしと言いながらも、逆の結果でもおかしくなかった対戦でした。
盛岡のほうも、富山に対してこれまで勝っていないという苦手意識よりも、今度こそ勝つという気合のほうが上回っているであろうことは想像に難くありません。
カターレが3戦全敗してしまった2位・町田に対して1勝2分けと負けなし。3位・長野にも勝利している盛岡。その上位食いはいずれもアウェイで1-0の粘り勝ちという。堅い守備からチャンスをうかがい続け、決定機をものにして勝つというプランは、今節でもしっかりと引き出してくることでしょう。実際、前回対戦でも最後の最後で失点したとはいえ、ほとんど零封出来ていたのであって。その手応えをもって、今節もまた堅固な守備を敷いてくるはずです。
それを打ち負かすのはなかなか骨が折れるでしょうが、それでもやらねば。
万一先制点を許してしまったならば、その守備力に自信を与えてしまうだけ。ただでさえ決定力不足に泣いてきた今季のカターレに逆転を期待するのは・・・正直言って、酷なようにさえ思います。
ならばこそ。負けなしが続いているここ3試合は全て開始15分以内の早い段階に先制したように。今節もまた先制点をもぎとって試合の主導権を握り、その上で反撃を断ちつつ追加点を狙っていくという展開に持ち込まねばなりません。
勝つために得点しなければならないのは当然として。気を緩めることなく零封しなければならないという強い意志をもって立ち向かわねばなりません。

期待したいのは、敬介。前節、遅まきながら今季初ゴールを決めてひとつ残した結果を、今節にもつなげてほしいところです。
最前線の苔口とともに、その持ち味を活かしたスピードでもって相手陣内深くに切り込み、チャンスをものにできたならば。なかなかゴールにこそつながってはいなかったものの、それでも、気迫あふれるプレーぶりは見せてきただけに。ホーム最終戦という舞台で、是非ともファン・サポーターにゴールシーンを見せて応えてほしい。そう願います。
そして、守備陣では平出。ディフェンスリーダーとして、なんとしても零封してやるという意地を見せてほしいです。
いかに富山戦初勝利に燃える盛岡にとっても、やはりこれまで無得点という事実は否定できない要素であって。そこに今回もまた立ちはだかり、「あ、またダメかも」という不安と隙を生み出させるような、そんなディフェンスを願うばかり。むしろ、チャンスすら作らせないほどの出来であれば言うことなしですが。

残り2試合で、4位・相模原との勝ち点差は6。相模原の2連敗とカターレの2連勝で、他力本願ながら4位浮上の可能性があります。
一方で、直接対決を残した9位・琉球との差は5。9位転落も十分にあり得る厳しい状況。
それでも、やれることをやるしかない。
一足早く今節の試合を終えた鳥取が勝利したため、現時点でカターレは勝ち点1差の6位。得失点差のことを考慮すれば、引き分けすらダメ、今節はなにがなんでも勝たねばならないところ。
J2においては、今季降格してきた大宮が優勝、1年でのJ1復帰を決めました。カテゴリ違いとはいえ上位からの降格という点で同じであったカターレは、それを果たせず。
どうにもこうにも、やるせない思いはあります。
けれど。
苦しいシーズンでしたが、だからこそ。ここで意地を見せずしてなんとするか、ということ。
ファンの期待に応える、実質的に最後のチャンス。ならば、勝たずしてなんとするか、ということ。

だったら、勝て!!!
勝つしかない戦いを、勝て!!!
勝って、ホームに歓喜を届けろ!!!!
不退転の覚悟で臨め!!!

勝たれ!!!富山!!!!


追伸
ホーム最終戦を前に、日高の契約満了が発表されました。
J2復帰を目指すための大きな戦力としての期待を受けて加入。SBとしての守備はもちろん、プレースキックのキッカーとしてもその力を発揮、活躍してくれました。
ただ、ケガに泣かされて十二分に活躍できたとは言えず。本来であればシーズン全試合スタメン出場くらいしてほしかったところ、23試合出場にとどまりました。
言ってはなんですが、層が厚くないカターレ守備陣。経験の足りない選手も多い。そのなかにあって経験に裏打ちされた実績を持つ日高の存在は貴重であったでしょうが・・・ざんねんです。
今後の去就についてはまだ明言されていませんが、とりあえず、お疲れさま。
富山に来てくれてありがとう。

第20節  ブラウブリッツ秋田戦

2015-07-11 22:27:06 | 日記
7月のアウェイ連戦第2戦。7試合ぶりの勝利を挙げた前節藤枝戦に続き、今節でも勝利して連勝を成し遂げるべく、あきぎんスタジアムへと乗り込み、ブラウブリッツ秋田と対戦します。
4得点を挙げて勝つことには成功したものの、内容的には至らなかった点も多く、満足のいく試合とは言えなかった前節。
コンディション的に見ても、滑りやすく足下を気にしなければならなかった雨天の試合であったこと、藤枝にとっても今季初開催であまり慣れていない、ある意味中立地開催であったエコパスタジアムであったこと。それらをひっくるめると、相手の地の利はそれほど高くなかったとも言えたのではないかと。
その意味で、今回は遠く秋田県まで遠征しての試合。さらに、秋田にとっては慣れ親しんだホーム・あきぎんスタジアム。地の利ということで言えば、確実に相手にあるでしょう。
さらには、当日は晴れで降水確率0%の予報。最高気温は28度ということですが、夏場の15時開催という条件の厳しさを思い知らされる試合となるのではないでしょうか。
もちろん前節が楽だったわけでもなんでもありませんが、試合条件ということで言えば、今節こそが本当の勝負、という見方も出来るかもしれません。
そして、なによりも。全チームとひととおり以上対戦しているからこその評価として、“実力的に、秋田は藤枝よりも上”と言えること。
前節を下位チーム相手の単なるまぐれ勝ちで終わらせないために。
相手有利のアウェイであろうが、手強さが増そうが、そんなことを抜きにして勝利を成し遂げるために。
目先の目標としては、今節を勝つことで負け越しが続いている戦績をイーブンに戻すために。
久々に勝利を挙げた次の試合であるからこそ。継続性と勝ちに対するどん欲さを、連勝へと昇華させねばなりません。

秋田とは今シーズンの開幕戦にホームで戦って以来となる対戦。
そのときには、結果こそ1-0で勝利したものの・・・シーズン初戦という条件を抜きに考えても力の差はほとんど無く、まさに辛勝と言える内容でした。パスサッカーに手を焼き、得点はCKからの1得点のみ。
あれからおよそ4ヶ月。
カターレは8位、秋田は10位と、お互いになかなか思うように結果が出せないままにシーズンも折り返し地点。
前節、秋田は前の試合でカターレを5得点を挙げる逆転勝ちで粉砕した山口と対戦。先制点を奪われながらも追いついて1-1で折り返したものの、後半は自力の差を見せつけられて1-3で敗戦となりました。
選手たちは一生懸命やっているし必死に頑張っている。けれども、それに報いる勝利という結果がついてこない―――ある意味、カターレににているのかもしれません。とても他人事のようには思えません。
ここ最近は5連敗中と結果が出ていませんが、これもカターレがそうであるように、ほんのちょっとのきっかけがつかめずにいるだけではないかと。
それだけに。
今シーズンに関しても何度もあった、「前節の敗戦をバネに今節こそは!と意気込む相手に勝利・勝ち点をプレゼントしてしまう」という悪癖の再現は絶対に避けねばならないところ。
連敗中の相手だから大丈夫、などと慢心できるほどに力のあるチームでもないし、逆に、相手にとっては「首位の山口ならいざ知らず、富山なんかに後れをとってどうするか!」ってなところでは?
前節のカターレが藤枝に対してそうであったように、今節、秋田は前の試合の山口と比較することでしょう。「山口に比べたらたいしたことないじゃん」なんて安心感が自信に繋がり、そこから一気呵成に勝利を目指す!などというように出てこられることも、充分に考えられることかと。
しかも、秋田にとってはホーム戦。前述のようにアウェイならではの難しさをも考慮しながらの戦いとなるカターレにとっては・・・やはり、ここで踏ん張れるかどうかが、いかに重要な意味を持つか、推して知るべしというところでしょうか。

先日期限付き移籍加入した椎名が、今節からの出場が濃厚であるとか。
新戦力がいきなりチームにアジャストするかは・・・そうなればいいと思う反面、やはりすぐにはフィットしないかもしれない、との危惧も。
それでも。
中盤でゲームを組み立てることができて、攻撃の意識を高め、チームに推進力を与えられる選手―――補強ポイントとして、待ち望まれた人材であることは確か。
そこに、J1クラブの一員としてコツコツ地道に頑張っていく選択肢もありながら、あえてJ3へと戦いの舞台を移すという、覚悟を持った移籍。
出場してナンボ。活躍してナンボ。
決意を力に変えて、カターレが好転していくための起爆剤となってほしい。そんな彼の、カターレデビュー。やはり、期待は大きいものがあります。
是非とも勝利に貢献し、遠慮無くカターレの椎名という存在を知らしめて欲しい。そう願います。

「ポジティブな要素はすぐに失われてしまう一方で、ネガティブな要素は次節以降に引きずる」という、なんで逆じゃないんだ!と突っこまざるを得ない要素が続いてきたカターレ。
圧倒的な負け癖とともに降格した昨年、そしてそれを引きずった今季これまで。
そんななかで、前節は歴代最多タイ4得点。
ここが、勝負どころでしょう。
ここであえなくまたもや「いつもどおり」を繰り返しているようでは、救いがない。後半戦もズルズルと、そんな感じで進んでいってしまうのではないかと。
そうならないために。
結果を出さねばならないのは・・・連勝しなければならないのは、あたりまえ。
勝つことは困難を伴うことかもしれない。けれども、出来ないことをやれ、と言っているわけでもなんでもないのだと知るべき。
やればできる。だったら、やれ!と。
不本意な戦績しか残せなかったこれまでを悔いるのではなく、まずは連勝を成し遂げて、これからというものにしっかりと目を向けるために。
1勝も出来なかった6月から、7月全勝へ。その鍵を握る、この試合に勝て!!
アウェイの厳しさ?厳しくない試合なんてないだろ!
だったら、勝て!!!!
不満の残った前節を反省するならば、今節は胸を張れる勝利へ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!

第10節  Y.S.C.C.横浜戦

2015-05-06 05:04:15 | 日記
必勝を期して挑み、見事にアウェイ今季初勝利を挙げた前節より中2日。再び迎えるホーム連戦に今季初の連勝をかけて、Y.S.C.C.横浜と対戦します。
今季ここまで2度の連勝のチャンスは、いずれも敗戦。前節の勝利によって順位こそ追い越したものの、YS横浜との勝ち点差は僅かに2。もし今節の直接対決で敗れてしまったならば、再びひっくり返ってしまう差でしかありません。もちろん、相手もそれは百も承知でしょう。それだけに、気合いを入れて乗り込んでくるはずです。
昨シーズンはついに1度も達成できず、今季も既に2度失敗している連勝への挑戦。簡単ではないことは、選手たちも骨身にしみていることかと。
それでも。
前節は5連勝中の長野有利と見られていた評価を覆し、苦手であったアウェイ戦を克服して勝ち点3を奪取してみせました。
ならば、今節も勝利することで前節が単なるまぐれではなかったことを、連勝していけるんだという自信を証明しなくてはなりません。

YS横浜はここまで8試合で勝ち点8の10位。ここ最近は4試合連続勝ち無し(2分け2敗)と、なかなか結果を出せずにいます。前節は首位の山口と対戦。先制こそ許したものの、その後は退場でひとり少なくなった山口に対し攻勢を強めるも、同点・逆転は叶わず。もったいない試合を落としてしまいました。
それでも、好調の首位を相手に敢然と立ち向かうことが出来たという手応えを胸に、巻き返しを期して今節に臨むことかと。
ある意味、今季のカターレと非常によく似た状況に置かれているクラブであると言えます。
今季ここまでなかなか結果を残せずに苦戦しているのは、総得点4という深刻な決定力不足がゆえ。総得点5でわずか1点多いだけ、しかも複数得点の無いカターレには、まったく他人事ではありません。
第5節の長野戦こそ0-2で敗れたものの、それ以外は引き分けか1点差。ひとつの引き分け以外は全て1点差というカターレにとって、これまた他人事ではありません。
今節をきかっけとして反攻に転じたいと臨むのも、両者とも同じ。
前節の長野戦よりは楽か、という見方もあるやもしれませんが、決してあなどって良い相手などではないはずです。

前節の勝因はなんといっても、ピンチにも動ぜずしっかりと守りを固めたことでしょう。体を張ったブロック、最後までボールを追い切る姿勢など、きちんと試合に集中して臨めたことが、なにより大きかったように思います。
GW5連戦の4戦目、そろそろ疲労もたまってきたことかと思います。けれども、だからこそ集中力を切らさずにプレーしなければならないところ。長野戦の勝利で気が抜けてしまった、なんてのは言語道断です。むしろ、勝ったからこそ集中しなければならないという認識を、皆で共有しなければなりません。
前節に馬渡がプロデビューしたように、あるいはチーム状況を考慮したサプライズ起用もあるかもしれないので予想は難しい面もありますが。
期待したいのは、大西。
先制点の起点となったCKの見事なキックももちろんのこと。3試合ぶりのスタメン出場ながら、それを感じさせないほどのスムーズさで試合に溶け込み、中盤で存在感を醸し出していました。おそらくは連続起用される今節も、安定したプレーぶりでチームに落ち着きを与えて欲しいと思います。
長くカターレでプレーしている選手だけに・・・ついに連勝の叶わなかった昨季の悔しさも知っているだけに。ここできちんと勝利することで、巻き返しへの意志を示してほしい。経験が浅くまだ若い選手も多いカターレにあって、ベテランらしい頼りがいというものを、勝利という結果と共に示して欲しいと思います。

ここまで2度失敗してきた連勝への挑戦。第2節・鳥取戦では、新参入山口にいきなり敗れたところからの巻き返しを図る相手に屈してしまいました。そして記憶にも新しい第8節・相模原戦でも、前の試合で0-3負けという相手にたたみかけることが出来ず、1発に沈んでしまいました。
そして、今節。敗れはしたものの、首位を相手に手応えを得たYS横浜。ジンクスというモノにとらわれてしまったならば、「2度あることは3度ある」ということになってしまうでしょう。
しかし。求むべきものは、勝利だけ。「3度目の正直」以外にありません。
試合前の下馬評では連敗不可避かのように見られていた長野戦で、それを打ち破って勝利したように。苦手のアウェイ戦で、きちんと勝ち点3という結果を残して見せたように。
ジンクスは、破るためにあるもの。
今節は、勝たなければならない理由しかありません。優勝を諦めていないのであれば、それは当然のこと。
むしろ、この先続けなればならない連勝の起点。ゆめゆめ油断も慢心もしてはならないものの、それでも。「勝って当然」という強い意志を、勝利へと、連勝へと繋げていかねばならないのだから。

シーズンも今節で1/4が経過。
不振にあえいだ序盤戦を脱し、これからはカターレのターンだ!!
連勝への意志を、結果で示せ!!
まぐれ勝ちなどと言わせないために。優勝を目指すチームの誇りを、ホームのファン・サポーターに示せ!!

勝たれ!!!富山!!!!!

ワースト記録阻止!ついに掴んだアウェイ戦勝利で残留へ勢いづく!  東京ヴェルディ戦

2014-09-22 11:35:53 | 日記
1-0で勝利!
2試合連続勝ち点という流れから、あとは勝利を、アウェイ戦今季初勝利を挙げなければならない試合だった今節。1-0の零封勝ちで見事に勝ちきってみせました。
確かに、相手は3連敗中で20位というヴェルディだったかもしれないし、好調なチームをはねのけての勝利ではなかったかもしれません。
けれど。
相手がどこであろうとも、どんな状態であろうとも。「たった1勝」を挙げるのに、これまでどれだけ苦労してきたことかと。
むしろ、ヴェルディにとっても残留のために勝たねばならない試合だったのであって。そのために監督交代という「劇薬」にも手を出し、それでなくとも負けられない必勝を期したホーム戦、簡単な試合ではなかったはず。
事実、先制したはいいものの、ハーフタイムで交代投入された平本 一樹を中心として攻め込まれてしまい、後半は特に厳しい戦いを強いられました。先制点を挙げることそのものがあまりなかった今季ですが、あるいは早い時間帯に追いつかれでもしていたら、そのあと勝ちきれていたかどうか。
テホンはまだ2試合目、ガオに代わって負傷明けの池端、試合中にもイエローをくらってしまった秋本など、不安と言えば不安もあった最終ライン。失点してしまえば、また「いつものように」ガクッと気落ちして逆転負け、という事態もありえたのではないでしょうか。
しかし、そこで踏ん張りきった。
ここ数試合で特に安定してきた守備に、選手たちすべてが責任をもってしのぎきったことは、ものすごく価値あることだと思います。

そして、なんと言っても素晴らしかったのが、決勝点となった苔口のゴール!
フリーの状態であったチャンスを逃さず、ピンポイントでロングボールを蹴り込んだテホンのキックも、もちろん特筆モノでした。それでも、この試合のマンオブザマッチは間違いなく苔口。その「ここしかない」という精度で放たれたボールを、これまた素晴らしいタイミングで胸トラップ。落とした位置も絶妙で、シュートまでまったく無駄のない完璧な動き。そして・・・これがなにより重要。「きちんと、決めきった」。
せっかくのチャンスを活かせず、結果的に勝てる試合を、勝たねばならない試合を落としてしまったことも、これまで少なくありませんでした。
けれど、そこでうつむくことなく、向上心を失うことなく勝利のために努力してきた。
それが実を結んだかたちで生まれたスーパープレーだと思うと、胸が熱くなります。
これで、今季7点目。もちろん、2シーズン連続10得点越えを目指してほしいし、また、勝利のためには必要なことです。
後半に負傷交代というかたちでピッチを後にすることになってしまいましたが、ここはぐっとこらえてほしい。
中2日でもう次の試合という日程の中ではありますが、けっして無理をせず、それでいて闘争心は失わず、ふさわしいチャンスに備えてほしいところです。

既存の選手もそうですが、やはり、頑張りが目立つのが新加入の選手たち。
アシストを決めたテホンはもちろんそう。キック精度もさることながら、そのまえに相手陣内までしっかりと上がっていたからこそ出来たキックだったのであって。しっかりと自分の成すべきことを考えた結果が生んだアシストだったのでしょう。
そして、前がかりになって攻め込んできたヴェルディのシュートにしっかりと対応、ゴールを守りきってみせた廣永。FC東京出身としてヴェルディには負けたくないというライバル心を、しっかりと結果に結びつけてみせました。
宮吉も、残念ながら2試合連続ゴールとはならなかったものの、得点を狙っていく意志を感じるプレーぶり。空振ってしまってシュートならず、という場面もありましたが、そのときそのポジションに居られたこと自体、そんな意志がなければそもそも出来ないこと。次はホーム2試合連続ゴールを狙ってほしいと思います。

これで、3試合連続で勝ち点奪取、9月負け無し。讃岐が引き分けたために一気に勝ち点差3ぶんというわけにはいかなかったものの、それでも差を詰めて9差。
残り10試合で厳しい状況にあることそのものは変わりないのですが、それでも、まだ諦めるなんて考えられない状況であるとも言えます。
まだ、なにも奪われてはいない。
だったら、やるべきことはひとつ。勝つこと。
まずは次節。アウェイ戦初勝利に続いて、今季初となる連勝をきめてやろうじゃないかと。
都合の良い奇跡などを願うより―――今必要なのは、やるべきことをやって、それを勝利という結果に結びつけること。
この1勝を、ただのまぐれなどで終わらせないために。
勝って兜の緒を締めよ。
選手たちの奮起に期待です。