おくろっく氏、「今日を生きる意味は明日が教えてくれる。 」 に寄せて

2005年06月29日 | Weblog
おくろっく氏のブログの内容について、
共感する部分があまりに多く、
しかも私感が強く入りそうなコメントになりそうなので
あえて自分のブログに書かせていただく。


自ら命を絶つミドルエイジが自分の周りには何人かいた。

>とにかく、日々のルーティンワークから
>ほんの少しだけ、はみ出してみて
>日常をみる角度をちょっとだけ変えてみるだけで
>世の中と自分との別のかかわりが見えてくる。
>「それってごまかしか?」

と、おくろっく氏は問う。

そうじゃない。それは強さだと思う。
それをできることの強さ。

盲目に、がむしゃらに走り続けていて、
ふとその先に何もないことに気づいて、
彼らは自らの命を絶って行った。

その先に何もないなんてことはないのに。

彼らは、何かに向かって走っていたのではなく、
ただひたすら走っていて、ただ走ることに夢中で、
その先のことまで気が回らなかっただけなのかも知れない。
ある日ふとそのことに気づいてしまっただけ。

それは、会社との依存関係だったり、
家庭との依存関係だったり・・・。

彼らの人生を否定するつもりは毛頭ない。

が、自らの人生に対する不誠実さに関しては、
僕は彼らを、いつまでたっても許すことができない。

それを背負って生きる自らの家族を、子を、
いづれあの世でどう迎えるつもりなのだろうか。
それともまたそこから逃れる手段でも算段
しているというのだろうか。

誰かが言っていた。
人生のリセットだと。

人生をリセット?
笑わせるんじゃない。
リセットできないからこそ、人生じゃないか。
コメント (3)
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