Subang Jaya より

「人生は冒険だ」の言葉に痛く共感し飛び出した日本。その後はどうなったか?

進化したもの

2016年07月30日 | 交通
弾丸ツアーで日本を往復した。
出張の仕事は金曜で終わり、土日月を故郷で過ごした。

日本に残している愛車S2000は、置き場所に余裕のある兄の家に保管をお願いしている。
時々は動かしてくれているとのことだが、私自身が動かすのは1年以上、たぶん2年ぶり。

さすがにバッテリーは上がっており、エンジンはかからない。
しかし、兄が充電式のエンジン始動用のバッテリーを用意していてくれた。
これを積んで久しぶりにS2000をドライブしたのだった。

毎回のエンジン始動はフードを開け携帯バッテリーを繋がなくてはならないが、一旦始動すればアイドリングは低くピタリと安定している。

所用を済ませ、久しぶりに金山ドライブウェーを上がってみた。
屋根を開け、マレーシアではあまり聞かない蝉の音に囲まれのヒルクライムだ。

タイヤはひび割れた2分山なのでスライド中の挙動は安定しない。粗削りだが基本オーバーステアだ。
7,000rpmを超えると眠りから目覚めたように生きいきする。

今となっては2世代も3世代も前の車だが、まだまだ楽しさを提供してくれる車だ。

使い始めたころは、滑りやすく使いにくかったSparcoのグローブ。
使い込むほどによくなり、今では「手に汗握るドライブ」には必須。

しばらくぶりに兄の家を訪れると、さりげなくLEXUSが、

なんと!フェンダーにはFのエンブレムがっ!
普通にも乗れるが、本気を出すとフロントをリフトしてグイグイ加速する。

最近、お嫁さんKの買った車は、信号待ちの度にエンジンが止まっていた。
私にはトラウマがある。
私に初めて与えられたサニーB110は走りながらバッテリーが上がってしまうような車だった。
信号待ちでも気が抜けず、ブリッピングしていないとストールしてしまうこともしばしば。
けれど、平らな道であれば一人で押し掛けできる手軽な車でもあったし、そんな時代でもあった。
そんなトラブル続きの車であったからこそ、車の仕組みにも詳しくなった。


マレーシアでの愛車、カローラ・アルティス(左)。
ふわふわした足回りだが、エンジンレスポンスとA/Tの出来は良い。
さぞかし、新しい機構があるのだろうとボンネットを開けてもカバーの中で見えない、だからボンネットを開けたのも数えるほどだ。
新車からすでに8万6千キロを経て、S2000より長距離を後にしている。
何のトラブルもなく通勤には何の不足もない。スピード違反を3回もやってしまうほどの走り好きだ。
M/Tを操るスポーツドライブは特殊技能になり、今の技術革新の中では不要な技量にもなってゆく。
実際の燃費でM/Tを選ぶこともなくなるだろう。
「へぇ~、うちのおじいちゃんってM/Tも運転できるんだ!」なんて日もそう遠くない。

発展著しいSubang Jaya 地区

2016年07月05日 | 交通
LRTクラナジャヤ線延長 2016年6月30日営業開始。 我が家のエレベータホールより。

長い長い工事期間を経て、とうとう延長クラナジャヤ線が開通しました。(建設中はこちら)

これで、KL中心部まで乗り換えなしで行け、発着本数も4~5分に一本と大変便利になりました。
時間がかかりますけどね。
途中乗り換えますが、Puchong周りでKL中心部にも行けます。 4両と6両がありますがどちらもガラガラです。

人口が少ないためか、マレーシアの公共施設はどれも「過剰投資じゃない?」と思わせるものばかり。
開通したばかりで、さぞかし人だかりや珍しがり屋さんが殺到すると思いきや、ガラガラのスキスキ状態で寂しいくらいです。

駅舎も立派になりました。(5年前の駅舎)

入ってもいいんですか?と聞きたくなるほどの静けさ。 KTM (地上の在来線)との乗り換え駅です。


こんなに改札機必要ですか?


券売機もズラリ。券(コイン状)のものよりTouch'n Goのほうが便利でしかも安いようです。


TVだと思いますが、紹介Vでしょうか?


Glenmarie駅から我らがSubang Jaya駅(写真右)に向かう。中央ビルが我が家、高架が回り込んでいるのがわかりますか? 左の赤線がSubang parade、中央奥の最上階が赤いビルがEmpire、写真はFederal Highway側からでこちら側には入り口はありません。


Alam Megah駅(たぶん)。どの駅もホームを囲う屋根は変わった形で大阪万博の○○パビリオンのようです。
近くで見ると安普請ですけど、楽しい作りです。


駅の中は大変簡素な作りで好感が持てます。駅員も見かけませんし、電車は運転手も車掌もいない無人運転です。


延長クラナジャヤ線の最大のイベントは、我が家の窓下のトンネル?防音?目隠し?でしょうか。


中はこんな感じ。

このページの最初の写真に戻りますが、高架レールの足場になっている道路の中央分離帯には、柱と同じくらいの数のヤシの木が並んでいて、初めて来た頃は「オー、トロピカルゥ!」と思っていたのですが。
田舎が都会になってゆくのは、めでたいと思わなくてはいけないのでしょう。



飛行機も折り返し運転

2014年06月15日 | 交通
・・・・・・・・・・
「到着しました電車は折り返し16時55分発、新前橋行きとなります。」
「車内清掃のため、降車が済みますと一旦ドアが閉まります。」


上野駅のホームでよく耳にするアナウンスです。

運行効率を高めたJRの仕事ぶりです。


似たような仕事ぶりにインドネシア・ジャカルタ・スカルノハッタ空港で遭遇しました。

エアラインはおなじみ Air Aisia 。
出張の帰り便のボーディング(搭乗)時間を待っていました。

いつものようにボーディングタイムになったのにゲートが開く様子がありません。

やがて、待合室の外側の通路を大勢の人がぞろぞろと通り始めたころ、ゲート・オープンのアナウンスがあり、我々乗客が列を作ります。
まだ、待合室のドアは開かれず我々は並んだままです。

外側の通路を歩く人が切れたと同時に待合室のドアが開き我々の搭乗が始まるのでした。

待合室の外を歩いていた人たちは、我々がこれから搭乗する飛行機でジャカルタに到着した人たちでした。

恐るべし、JR以上の高効率。
空港に止まっている時間もコストになるとか。駐機代?
Air Aisia のボーディングタイムは毎回必ず遅れる気がします。だらだらと遅れてくる乗客を出させない工夫かも。
機内の床には小さなゴミが放置されてます。
まぁ、安さの理由であれば許せる程度です。
電車より飛行機の方がエライ、という考えは薄くなります。

たかが2時間のフライトですが、給油だけでいいの?点検もしてるの?って感じ。


これは出発前の機内、外気と置換したためかすごい霧状態。霧は写真よりどんどん濃くなり、二つ前の席の人の表情がわからなくなります。


ちなみに、
インドネシアに入国する際に、日本人は25アメリカドルの「VISA ON ARRIVAL(入国ビザ)」を支払わなくてはなりません。
私は25アメリカドルを用意して行ったのですが、旧札で受け取り拒否されました。
でも、円でも、リンギでも、ルピアでもOKだそうで、30万ルピアを支払いました(約2500円)。
なぜか、マレーシア人のL君は必要ないそうです。
さらに、インドネシアを出発する際には一人15万ルピアの空港使用費が徴収されます(これは全員)。


インドネシアでいつもびっくり

黒きりしまがボトルで49万?!! ぼったくりの暴力バーかぁ? いえいえルピアですから。 日本円で4500円です。  



タイ 一人旅 ①

2014年05月25日 | 交通
タイ一人旅、と言っても出張です。

朝早く、4 月末に引っ越ししたばかりのKLIA2へ
先週の休みに下見をしておいたので迷わず駐車場に進入。
いつも駐車場不足に悩まされていた以前のLCCTに比べ、ここは8 階の駐車場で余裕がありそうです。空港に入るのも出るのも4階になります。

   
上のゲートから入ると7階になります。必ず写真を撮っておきましょう。

出発階の4 階に止めるとエレベータに乗らずにチェックインカウンターに進めますが、ここは混んでいるようです。
どうせエレベータに乗るならどの階でも同じ、っと思いますがエレベータが異常に混むこともあるとか。
今回は全く問題ありませんでした(本家KLIAのエレベータもなかなか乗られずにイライラしますがこちらはOKでした)。

KLIA2はLCC(ローコストキャリヤー)専用ターミナル。
例によって開業は当初予定より半年ほど遅れたようですが、今までの「苦行の旅の始まる予感」をさせるLCCTから一転して明るい都会的なターミナルになり、シンガポールのチャンギ空港には劣るものの、タイのスワナプームに迫る快適さです。



ほとんどが Air Asia で、一割程度他社LCCが使用します。


駐車場からチェックインまで結構歩かされますが、途中にはちょっとした軽食をとるための小規模レストランや、スタバ、CBTL、OLD TOWN、などの喫茶店も豊富です。
アパレル関係の店もたくさんあります。
    

スーパーマーケットの「JAYA GROCER」まで。野菜を持ち出せるのか?ローカル線ならOKか?


チェックインカウンター、ここまでは下見で確認していました。

「時間がかかるそうだよ」という忠告を聞きちょっと早めにカウンターに着き、チェックインしてバッグを預けたのですが、なぜか預けたバッグがベルトコンベアに引っ掛かりダダをこねるしぐさを見せました。

チェックイン後は、静かな休むところ、時間をつぶすところがたくさんあります。
小さな子供を遊ばせるところもあり以前のLCCTではとても想像さえできなかった施設もあります。
だいたい行儀悪く寝転んでいるのは西洋人で、それを真似る東南アジア人もいます。
コンセントがあれば通路であろうがどこでもスマホを充電しています。

ここまでは90%以上のテナントがOPENしていました。
ところが、出国審査を過ぎるとウイスキーとたばこの免税店のみでお買い物はできません、今のところ。
通路には工事中の軽食屋さんらしきものがたくさんあり、マレーシアお得意の「まだ半分しかできてないけどOPENしちゃえ」式です。
まあ、マレーシアではどこでもお店の出入りが頻繁なのでいつもどこか工事中ですけど、  今後期待できます。


ゲートまではかなり歩かされるのですが、窓から見える各ゲートにはAir AisaカラーのA320が「いったい何台持ってるの?」てな感じでつながれてます。
すいません。この写真は1台しかありませんが、他の枝には隙間なく機体がつながれてます。

他の空港なら絶対歩く歩道があるな!と思える直線を歩きます。通路幅が狭いので今後もできないかも。
しかし、今までのLCCTで外を歩いていたのが室内になったと思えば大きな進歩です。

さて、搭乗しタイ・ドンムーアン空港へ出発。
2時間足らずのフライトですが、チケットを予約したL君が機内食を注文してくれておりました。
いつもは他人を見て「2時間くらい我慢しろよ」とか「乗る前か降りてすぐに食べればいいでしょ」とか思うのですが、今回はタイに着いてから仕事に直行のためこうなってしまいました。
しかも、L君何を思ったか、ピラフとカレーの2人前を頼んでいました。

飛行機は予定通りドンムーアンに到着。
入国審査も空き空きでスムーズ。
Baggage Claim で我がバッグを待つが一時間たっても出で来ない。
同じ飛行機で降りた人たちももういなくなりました。

係員らしき人物が近づいてきて「No more ready. Your Bag left in Malaysia.」(積荷はもうありません。あなたのバッグはマレーシアに残しました。)とのたまわく。
(出た!得意の胸の前で手のひらをキラキラさせる仕草)

さすがLCC。私を探すより最後に残った人が自動的に積み忘れたバッグの持ち主だ!方式がマニュアルになっているのか?!
レポートを書くからこっちに来て、みたいにカウンターへ。

カウンター:「タイにはいつまでいる?」
私:「2泊だッ!」
カウンター:「タイを出るまでには届ける」
私:「ふざけんな!すぐもってこい(日本語)」
カウンター:「ホテル名と部屋番号を教えろ」
私:「ホテルはここだ。チェックインしていないから部屋はわからない」
カウンター:「じゃわかったらここに電話しろ」
まあ、おれのせいじゃないよ的な超事務的なPCと話しているようなやり取りで、こちらも表情すら変える気も起きません。
これが世界標準なのかもしれません。

仕方なくこのまま仕事を済ませ8時ころチェックインしフロントに荷物が来ているか確認。→来ていない。まあここまでは許してあげよう。
充電器もないので残り20%なったiPhoneでAir Asiaに電話。

私:「オレのバッグは?(的な内容)」
カウンター:「レポートナンバーは?」
私:「&$%)32$5だ」
カウンター:「それなら今成田だ!ン?いや仁川だ」
私:「ナニーッ!!」
カウンター:「ごめん!ここにあるのでこれから届ける。部屋番号は?」

ここでほっとしたのだが、いくら待っても荷物は届かない。一時間あれば着くと思うのだが。
11時ころになったのであきらめて寝ました。

翌朝、残り10%となったiPhoneでAir Asiaに最後の電話。
カウンター:「あなたのバッグはホテルに届いているよ」

ホテルフロントに聞くと夜11時過ぎに届いていたそうな。
ホテル名だけではなく部屋番号まで聞くから部屋まで持ってくるんだろう→過信。
フロントにつけばホテルが連絡してくれるだろう→過信。
お詫びも何にもなし→過信。
こんなホスピタリティを期待できるのは日本だけかもしれません。
我々とお客様の間でこんなことが起きれば、「発生原因と再発防止策を○日以内に文書で提出せよ」と当然の権利のようないじめにあうのですが、クレームをつけると利用規約を見てくれ、サイン(チェック)もしている、とカウンターパンチを食らうことになるんでしょう。
ここまで一連の流れの中で誰一人感情を現しません(表には)。

ホテルフロントではにこにこ笑顔でサンキューサンキューと言いながらバッグを受け取り、自分で部屋まで運びやっとシャワーに入るのでした。

第一話終わり。長文読破ありがとうございます。


KLIA2 駐車場料金表

空港あるある

2014年01月13日 | 交通
成田からクアラルンプールへの今回の帰路はシンガポール・チャンギ空港経由。成田→チャンギ→クアラルンプールです。
今回は特別な事情があってこうなりました。普通なら直行便を選びます。ですからこの乗り換えをする人はまれです。
乗り換えをするチャンギ空港は現在、東南アジアのハブ空港と言われている、それはそれは立派な空港施設です。
(マレーシア・クアラルンプール空港もかつてのハブの名を取り戻そうと空港を拡張中です)


1月11日マレーシアへの帰路でヒューマン・ウォッチングを。(されたと思います)

あるあるその1

出国審査で持ち物検査の列へ。
検査直前で持っていた飲みかけのペットボトルを一気飲みする人。

私⇒朝ごはんのおにぎりと一緒に買ったお茶が飲みきれずバッグに入っていました。
  何事も無いようにして入り口の前を通り過ぎ、ベンチで飲み干して再度審査入り口に向かうのでした。




あるあるその2

飛行機の乗継でゲートが閉まった後も来ないで場内放送で呼び出される人。
ハアハア言いながら席に着く。

私⇒今回チャンギ空港で乗り換えの時間は予定1時間。ミニマムでした。
成田→チャンギ便が遅れて、飛行機から出て初めて見たモニターで確認したところ、
すでにチャンギ→クアラルンプール便はゲート・クローズド。
チャンギ空港は暮れに日本行きで乗り換えのため2時間程うろうろしたことがあるだけ。
半泣きの状態で、広いチャンギ空港の端から途中モノレールに乗り、ついたターミナルのほぼ先端まで走る。
途中、誰かを探しているようで、トランシーバーでどこかと交信しているオネイサンと目が合う。
「クアラルンプールゥゥゥ!!!!」と叫ぶと、「あっちやでぇぇー」とばかりに指をさすオネイサン。
直後、「いま、そっちに逃げたぞーーー」とトランシーバーで交信し、私は追手から逃げる犯罪者のように走り去るのでした。
結論:チャンギで乗り換えをする場合、時間をたっぷり取りましょう。 旅の途中でショッピングセンターに立ち寄る感じで。


  ←クリックして拡大
シンガポール・チャンギ空港  初めてであれば、きっと飽きることは無いと思います。イオンくらいの楽しさはあるぞ。
ショップもソファーもたくさんあります。

ガソリンが

2013年09月04日 | 交通
2013年9月3日
マレーシアのガソリンが値上げになりました。

RM 1.90 から RM 2.10 に。

約10%の値上げです。こちらに来て初めての価格変動です(3年ぶり以上か)。

マレーシアで思う車社会は、
道が良い、
車が少ない(郊外に出れば)、
取り締まりが少ない(あったことが無い)、
ガソリンが安い(国が補助金を出しているとのこと)
路駐天国
日本と似てる運転ルール
(追加:減点が無い
などの魅力があります。

また
車優先(の場合が多い)
左折いつでもOK(の場所が多い)
信号が青なら右折OK
一時停止の交差点ほとんどなし
だったり

ウインカー使っても使わなくてもよし
割り込みが大胆
車線変更が自由度大


車間距離の短さが挑戦的
前の車優先(バンパー前の法則)
ルールよりその場の判断が大事
などが、車の運転好きにはたまりません。

ここでダンナ車とは言え、最新のTOYOTAを与えられれば楽しくないはずはありません。
自己最高速度もここで記録しました。

ガソリンは日本に比べれば1/3くらいの値段でしょうが、これ以上値上げしないでと願うばかりです。

値上げもほとんど通知なしです。地元の人も前日に携帯SNS経由で知ったとのこと。
前日のガソリンスタンドは長蛇の列でした。


こればマレーシア国営のガソリン会社ペトロナスがスポンサーのメルセデスF1。
マレーシアGPの冠スポンサーでもあります。



夜のペトロナス・ツインタワー、夜にここに来ると思わず写真を撮ってしまいます。
最近発見したシャッターポイントから。
北側の工事現場入口に車を止めてとります。




マレーシアにウインカーの文化を見た

2013年06月14日 | 交通
マレーシアに来て車の運転を始めた頃から感じていたのですが、日本とマレーシアではウインカーの使い方が違います。

想像してください。

今、ハイウエイ片側3車線の中央を走行しているとします。
同じ中央車線の前方に右のウインカーを出している車が走ってます。

一番右の車線に行きたいのかな?と思っていると、いつまでたってもそのまま。
右車線にはだーれもいないのに。
こんな車を追い越したり、右側を通過するのにはドキドキです。

やがてハイウエイの出口に向かって左車線に向かう時に、初めてウインカーが消されます。

この車、ハイウエイに合流するときに右のウインカーを出し、そのまま延々と何キロもウインカー出しっぱなしに違いありません。
車内でカチカチと気にならないのでしょうか?

このような車は結構見かけます。

マレーシアの教習所では、「ウインカーは自動に戻るまで手を触れては行けません」と教えているのでしょうか?
と思えるくらい頻繁におります。
従い、インターなどで左に旋回しながら二股に車線が分かれる場合など、左ウインカーを出しながら右車線ににゆく車も結構います。
市街地でも結構います、右にウインカーを出しながら「いつ行くんだよぉ」と言いたくなる車、バスもそうです。


マレーシア(我がSubang Jaya周辺)の大きめな十字路は概ね左折専用レーンが有り、信号は関係なくいつでも自己責任で左折できます。
だからなのか?左折レーンで左折をする人の95%はウインカーを出しません。

交差点でウインカーを使うのは、「直進レーンですけど右折します」とか、「左折レーンだけど右折します」みたいな、
日本では「任侠関係」の方々が時々なさる曲がり方の時にウインカーを使います。
(マレーシアでは、おねいさんも、おばちゃんも停止線の前に出て斜めに大胆にかぶせてきます。バンパー前の原則が適用されます。)

そして私の得た結論は、交差点ではこれから意表をつく行動をする人のみがウインカーを使うということです。
右折車線にいて右折する人は99%ウインカーを出しません。
日本人のように右折車線でも右ウインカーを出した場合は、「Uターンします!」の意味になるようです。
(中央分離帯の多いマレーシアではUターンする機会が多いです。回転半径の大きな車(旧Wajaなど)は面倒です。)

逆に、右折車線にいるけど(直進車線を越えてまで)左折したい、一番左にいるけど直進車線を2つ横切って右折したい、などの場合はウインカーを出せば可能なようです。


ハザードの意味も全く異なります(これはマレーシアの方が正しいかな?)。

バイクのウインカーはさらに信用なりません。

<<全て私の勝手な思い込みです。事実とは違うとお感じの方もいらっしゃると思います>>


懐かしの車 Fiat X1/9 (スーパーマーケットの地下駐車場で)




今でもよくまとまったコンパクトな車と思いますが、今の世の中、この車でBMW、Audi、Mercedesに混じって渡り合う気はしません。
隣のカローラと比べてもおもちゃおもちゃしてます。時代は変化しました。

明日はスーパーGT in Malaysia なのだ。



タイのタクシー事情 2

2013年05月25日 | 交通
さて、タイでの仕事も終わり、帰途になります。

前日は夕方までの仕事でしたので、一泊してゆっくりした朝の帰途です。


ホテルから、ドンムーンアン空港までおよそ50分ですからゆっくり朝食を取って出かければOK。

チェックアウトの時に、「空港まで行きたい」と、タクシーを呼んでもらいました。

フロント:「込み込みで700バーツだけどいい?」と、

確か前々日、ここに来るまでのタクシー(カローラ)は有料道路代を含めて500バーツ程度だったので、

私:「高い、チープな車にしてくれ」

フロント:電卓で600を表示してきました。

それでも高いと思いますが、700が600になったので安いと勘違いしてOKしてしまいました。引っかかりました。

するとフロントがどこかに電話を、

まもなく(ほとんど2分以内、早いのは日本人は大好き)、黒塗りのトヨタ・カムリが到着。

(カローラでいいのにぃ、と思いながらまぁいいか、と)

運転席から降りてきたのはとてもチャラそうなお兄さん。とてもプロとは思えません。

車の中も、一般のお兄ちゃんが転がしている車そのまんまでした。

多分、ホテルのお友達が、「お客を運ぶ仕事があったら声かけてよ」ってなシステムになっているのだと思います。

代金はフロントに支払い、1000バーツを渡すと400バーツのお釣り。100バーツ札3枚と、50バーツ札2枚。

フロント:「だって、チップあげるのに必要でしょ?」みたいなことを。    とても親切だ。

私:「込み込みじゃないんかい?」また声に出します。

まあ、ここまでは許せるとしましょう。


車に乗り込み、発車と思ったとき、なぜか前の助手席に誰かが小ぶりのリュックを抱えて座っています。

(・・・・こいつ見覚えがある。朝飯の時からホテルの門のところで座っていたやつだ!!)

なぜか、運ちゃんと仲良さそうに話をしている。


頭の中に物語が生まれる。

小太りリュック:「明日さぁ、ドンムーンアンへ行きたいんだけど、お客で行きそうなのいない?」
フロント:「あぁ~、日本人が一人チェックアウトするから行くかもね。」
小太りリュック:「じゃさ、門のところで待ってればいいかな。」
フロント:「何時だか判らないから早めに待ってたほうがいいかもよ。」

多分的中しているはずです。



ここで日本のノリで、「お前は誰じゃ!!」と言ったら、「いいだろ、あなたの迷惑にはなっていないでしょ」と言われそうです。
「相乗りなら半分払え」と言いたいところですが、言葉が通じない。
「席は空いているんだし、荷物だと思えばいいでしょ!」とか言うんだろうと思います。(荷物ならガヤガヤしゃべるなッ!)


で、ホテルで料金を払うときに High Way 料金も含まれていることを私は確認していた。

空港からホテルに向かう時には、25、45、60バーツの料金所を通過したので、合計130バーツ払うはずだと思っていたが、
なんと、25バーツの料金所しか通過しない。

「ちょろまかしやがったな」と立腹。

空港について車を降りると、チップは?みたいな顔をして出てきたので、全部ホテルで払ってきたよ!と言ってやりました。


昔、大東亜共栄圏を志し、東南アジアで日本の権威を高めてくださいました皆様の意志には多少傷をつけましたが、チップという制度に納得がゆかず、「同乗させてください、すいませんね。」との一言が聞ければ、「どうぞどうぞ」とこちらも気持ちよくなったはずなのに、当たり前のように利用されたことに反発してみました。
まあこれが普通なんでしょうね。まだまだこの地に馴染みきっていません。


マレーシアで最初にタクシーに乗った時にも驚愕のカルチャーショックがありましたが、チップのないマレーシアがやっぱりいいなぁ。







タイでは時々赤いナンバープレートをつけた車を見かけます。

購入したばかりの車で、仮登録中とのことです。登録が済むと白になるとか。


夕食で

食べられそうな麺と、ビールを注文。ビールはよく冷えているのになぜか大量の氷がついてくる。
最初にウエイトレスが入れていった2個しか使いませんでした。
写真の SINGHA ビールはなかなか美味しくてよく注文するのですが、いつも「シンハ」と言ってしまいます。正しくは「シン・ビール」。












タイのタクシー事情 1

2013年05月25日 | 交通
タイに出張しました。

今回も全くの一人旅

いつものように簡単でお安いAir Asia なのですが 、タイでの空港がスアナプーム空港からドンムーアン空港に替わりました。
昨年10月からの変更なので、それ以来の訪タイです。
スアナプームからドンムーアンの落差は本家KLIAとLCCTの落差ほどではありません。
古いですが静かでいいです。

到着後、空港のタクシーカウンターでタクシーを確保し当日の目的地に向かいます。


空港の建物を左に見ながら歩道を進むと人ごみが。この先にタクシースタンドがあります。



ここで、おねいさんに行き先を告げると、カウンターの後ろに並んでいる運ちゃんが、「こっちこ!」と言った感じで車まで案内します。
私は、おねいさんに、「I'd like to go to there.」と言ってホテルのカードを見せるだけでOKでした。
きっと英語ができる運ちゃんとそうでない運ちゃんが、平等になるようにしているのだと思いました。

発車してすぐに運ちゃんが、「High Way, High Way?」というので多分「ハイウェイを使っていいか?」 みたいな事を言ったので
私: 「OK」

料金所毎に25バーツ、45、60とキャッシュで請求してきます。


目的地についてメーターを見ると355バーツとなっていましたので、たくさん持ってた1000バーツ札を出すと、
「お釣りがありませーん」とドライバー
「ほんとうかぁ?」(相手も分からないのでこのような失礼な言葉を発してもOKです)と言いながら、財布の中から100バーツ札4枚を渡すと、両者しばし無言の時間が流れました。


その後、「ハハーン、お釣りはチップでいいだろ」ってことか!と思い、レシートをくれ!と言ったのですがプリンターさえありません。
しかたなく車を降りたのでした。
タイのタクシーはレシートをもらえない車が多いので要注意です。

チップのある社会は難しい。

その2に続く、・・・・・




タイの市場で、

肉屋、魚屋、野菜屋、惣菜屋、衣料・・・・など露店が集合している場所ですが、各お店の飼い犬なのか?中にはたくさんの犬がいます。
出歩きフリーですが、皆行儀よく、おとなしく、通行人や仕事の邪魔をしないよう静かにしています。
いろいろ問題もあるかと思いますが、こんな社会はいいですね。犬好きなんで。マレーシアより犬を見かける機会は圧倒的に多いです。

そういえば、40年以上前の日本、しかばあちゃんは毎日犬と散歩していましたが、リードは持っていなかったような。



尺度の違い

2012年04月29日 | 交通
こちらの交通ルールは日本と似ていますが習慣は日本と違います。

車の割り込みやカブセは当たり前で、やられた人も別段怒りません。
日本の交差点直進車線で、「あっ!ここ右折だった。」と間違いに気づいたらとりあえず直進して次にどうするか考えますが、こちらでは、曲がりたい方向に方向指示器を出してハンドルを切ればOKです。

左折車線から右折したり、左折車線が空いているので行けるところまで行き、交差点直前でグングン右に割り込んでゆく。
普段使わない方向指示器はこんな時に使います。

道路が混雑しノロノロになると、3車線が4車線、5車線、・・・・・できるところまで増え、料金所などでは自然に絞られます。
都内の地下鉄の通路を行き来する人の流れのようです。行きたい方に行けばいい、改札やエスカレーターの前では自然に列が絞られてゆく。混んでいてもあまり遠くから列は作りませんね。ここから先ではさすがに割り込んだらいかんだろう?と言う距離が暗黙のうちにできており、お国柄で長い、短いがあるのだと理解します。
ここは日本の尺度ではちょっと短い。でもこれが正しく、日本の尺度を持ち出しちゃいけないのです。
場所場所で尺度を即座に読み取り応用する=国際人の秘訣なのでしょう。

パトカーもバスも一般車もマナーは同じです。左折車線から右折する、これを大カブセと名付けましたが、時々やられます。
ゴルァァ(怒る)=日本人、 どうぞ=マレーシア人


日本では、割り込んだりするとハザードを出して「どうも」みたいな気持ちを表す私は好きではない習慣がありますが、こちらでは皆無です。
ハザードを出している車は、例えば「急病人を乗せているので急いでます。多少ルールは破ります。」みたいな主張のようです。

何しろ、自分の行きたいところに自分の車が入れるスペースがあれば自己責任で進んでよし、早い者勝ち、と理解しています。
日本のドライバーではドッキリする割り込まれ方もこちらでは当たり前のことになっています。妻は隣でキャーキャーうるさいですが、流れとしてはテンポがあって大変よろしい。

道路は車のもので人のものではありません。造りもルールもそうです。

横断歩道は非常に少ないですが、どこでも渡っていい?ようです(自己責任で)。
こんなとき、中国で学んだ中国式横断術が役に立ちます。
家の周りは大抵片側3車線+中央分離帯+向こう側3車線ですが、手前側の車をかわし中央分離帯へ。
一休みして向こう側3車線を渡るという方法です。
マレーシアの感心するところは、路肩や中央分離帯の草取りが完璧なところです。
日本でよく見る夏は腰の高さまで草がありそうな中央分離帯(R407みたいな)は見たことがありません。
車がなかなか切れない時には、「犬をいさめるポーズ」で車を止めます。腕を斜め下45度に、手のひらを下ににして車線に踏み出します。
 「お座りっ!」みたいに    日本ではまっすぐ上に手をあげますね。

これは、車線を行き来するバイクや、急に車線を変更するトラックも窓を開け使います。
日本が異常なのか、これが世界標準なのかよくわかりません。


I Love Malaysia !!

2012年01月10日 | 交通
今朝の出来事。

会社にいると、バイクの兄ちゃんがなにやら郵便のようなものを持って来ました。

早速開封する庶務兼、経理兼、人事のS女史

手紙を見ながら、このようなことを話している。

S 「12月23日(金)午前に会社の車を運転していた人は誰?」

私 「あっ、オレかも知れない。」

S 「午前11時ころ高速走った?・・・・・」

私 「あぁ、オレだオレだ。Ipohへ行ったよ。それで? 」

S 「スピード違反です。罰金の請求書です。」

・・・・・・・・・・・・・

頭の中は回想モードに入る。

Ipohへ続く高速道路はクアラルンプールを抜けると広く空いた道になる。


車線は広く車もまばら、天気も上々。

一番左の車線は、100Km/j以下で流れている、中央は110Km/j(制限速度)くらい、右側車線は130Km/jくらい。

右側車線は快適だが、前の車にピッタリついても譲る気配はない。130出ているんだからいいだろう?と考えているのでしょう。

仕方なく列について130Km/jで巡航していると、とてつもない速さでグングン近づいてくる車が時々います。

大抵は、ビッグベンツかビッグBMWかビッグアウディか、   

大食いのギャル曽根のように目の下に白いアイライン(LED)を点けて迫ってくる。

しばらくはTAIL TO NOSE の無言のプレッシャー

左足ブレーキをマスターしてんだろなっ、ってくらいの接近。

こうした車は一段と速い。

このような車が来たらチャンスで、ピッタリ付かれたところで道を譲り、真横を通り過ぎたところでその車の後ろにピッタリ付く。

それからは、離されないように、割り込まれないように、頑張ってついてゆく。

おかげで、前の前の車はスゴスゴと道を開け、道はひらける。

でも、老体のWAJA君はアクセルペダルに乗っても百(ピー)十km/j がやっとこで、くだりでやっとこ百(ピィー)十km/j どまり。

どんどん離されてしまうのでした。 Lajunyaaaaaaaa……

そんな時には次のベンツが現れるのを待つしかない。

S 「罰金150RMです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現実に戻る。

私 「Oh ! No」 「 ハイ150 」 「Do You need my driving lisence? (免許証も必要?)」

S 「ノニー、ノニー、(いらないよ)」 「オンリマニー(お金だけ)」

私 「へ?」  私は思わずこう叫びました。「 I Love Malaysia ! 」


領収書(だと思います)。罰金の請求書は車の持ち主に送られます。罰金が振り込まれれば誰が払おうが一件落着。
罰金回収が何より大事なのです。

でも、反省しましょう。

こちらでは、Km/h のことを Km/j と表します。  Jam = Hour = 時間 です。

Lajunyaaaa・・・・・

2012年01月05日 | 交通
マレーシアは日本人が比較的安心して自動車の運転ができる国と言われています。

聴くところによると、車が左側通行であることも大きな理由だと思いますが、もう一つ、事故などの問題が起きた時に法的手続きが他の東南アジア諸国と比べ整備されているからとか。   
袖の下での処理も多いらしいですけれど。

で、こちらに来て車を乗り回せるのはラッキーでした。
私用で乗るときにはガソリンは自分持ちなのは当たり前ですけど、ガソリンの価格は日本の 1/2 から 1/3 だし助かります。

休みの日にはよくクアラルンプールに出かけます。
家からペトロナス・ツインタワーまで直線距離で約 17キロメートルです。
太田の家から八木橋くらいです。

チャイーニーズ・タウンまでは14 キロメートルですから、太田の家から群大桐生キャンパスくらいです。
迷わずに行ければ20分くらいです。迷わなければね。

クアラルンプールに近づくにつれ、道路には大型看板が増えてきます。 
立体交差が多いですから、  と思います。

こんなの


1(サトゥ)マレーシア!  マレーシアは一つだっ! の意味。(東マレーシアを忘れないでね)


上はモノレールです。



そんで、いつも気になっていたのがこれ、


寄ってみると


クアラルンプールまでには同じ看板がいくつかあるのですが、くぐるたびに 「らじゅにゃーーーーー」と叫んでいます。

さて、ここで問題です。”Lajunyaaaa………(らじゅにゃーーーー)” とはどんな意味でしょう。

ヒント:広告主はTM(テレコムマレーシア)という日本のNTTみたいなところ。Unifi はインターネット事業
この子は、インターネットを操作しながら感動しているようです。

答えは明日の心だ!(古っ)

ちょっと違う交差点の作法

2011年10月07日 | 交通
マレーシアに来て間もなく、「車を貸してあげるから自分で出勤しないさい」てなことになりました。

細かいところで日本と異なるルールがあります。
また、交差点の構造も違いそれなりの身のこなしを体得することになりました。

交差点1
これが一般的な交差点の構造です。

左折はいつでもOKです。曲がった後の本線合流も注意するのは自分より前、センターピラーから前に障害物がなければ
猛然と進むだけです。
もし、ほかの車と並んでしまってもバンパーが前の方が優先で、日本でいう「無理な割り込み」という言葉はありません。
日本でいう割り込みには皆さん寛大で、怒ってホーンを鳴らす方はいらっしゃいません。ただし、自分が本線側でも相手のバンパーが
ちょっとでも前にあったら素直に譲りましょう。こっちのほうなどチラリとも見ずにグングン入ってきますので。 意地を張ると事故ります。

このマナーは直線の車線変更にも使われ、私はこれを「バンパー前の法則」と名づけました。

写真は右上から左下に向かう車線が青信号です。交差点に入る4方向の道のうち1本だけが青でほかの3方向は赤です。
したがって、青であれば右折はいつでもOKなのです。最初は怖くて恐るおそる右折しましたが、もたつくと後ろからホーンの攻撃を受けます。
この時右折でも方向指示器をつける方は皆無です。方向指示器をつけている車を見るともしかして日本人かな?と思います。
信号が赤から青に変わるときに、うっかりして発進にもたつくとすぐにホーンがなります。割り込みには寛大なマレー人も、もたつきにはキビシイです。

交差点2
ロータリー、初めはこれが恐怖でした。なかなか入るタイミングがつかめない。でも流れが読めるようになれば簡単です。
ここでの重要なルールは内側が優先で、内側の人は「バンパー前の法則」を使って自分より後ろのことは気にせず、好き勝手に出口に向かいます。
でも、ロータリーでは方向指示器を使います。出たいときには左をチカチカと。
(写真はありません。撮ってる余裕が無いので。日本には本格的ロータリーは北海道に一つだけとか。)

一時停止
標識を見かけません。日本のような逆三角形は見当たりません。たぶんあれかな?と思うものがありますが皆が止まるとも限らないので怪しいです。

横断歩道
あまり見かけません。車優先なので、歩行者が横断中でもグングン進みましょう。歩行者になった時には注意が必要です。
日本のように歩行者優先じゃ!とばかりに堂々と歩いていると轢かれます。

日本と比べて、総じて車間距離は短いです。車線変更も多いようです。日本では列に割り込ませてもらったり、無理な車線変更をした後にハザードをつける方が多いですが、こちらでそれをやったらハザードだらけになっちゃいます。


今日の格言:郷に入りては郷の交通マナーに従え、しかも一発目からでないと事故ります。

私は、日本で運転マナーは良いほうだったと思いますが、だんだん荒くなっているように思います


あくまで個人の見解です。正しくは現地のルールブックを参照ください。






マレーシアで道に迷う

2011年09月08日 | 交通
この辺りは車社会で道も整備されているのはいいのですが、迷いやすいのが難点。
慣れて道を覚えればいいのでしょうが、初めて行く場所はまともにたどり着いたことはありません。

都市と都市を結ぶ道は首都高のようにランプ→合流→本線→分岐のようなつくりで、
行きたい方向は右のはずだと思っても左車線によって270°回転して右に行く、ようなことになります。


ですから道路標識が頼りで、「確か西のほう」なんてうるうろ覚えは迷う原因になります。
分岐点が近づくと道路標識から目的地の地名を探すため、目が白目になってしまいます。



一度分岐を通り過ぎてしまうと、元に戻るまで数キロ先のUターン可能ポイントまで行かなくてはなりません。
途中に料金所なんかがあったりして、余計に気がめいります。



これはクアラルンプールの南端で我がSubang Jaya方向へ帰る途中の地図ですが、イメージ通りに帰れたことがない。
5,6回はトライしているのに。ナビもついているのに。ミズスマシのようにくるくる回っているうちに方向が分からなくなります。
毎回部屋に戻ってGoogle Earth を見ながら反省会です。


中村安希の著書『インパラの朝』の中にマレーシアでいかさま賭博師のアジトから送り返される場面があり、
・・・乗せられた車は、まるで道を覚えさせないように回り道をした・・・のようなくだりがありますが
ドライバーはそんなつもりはなかったんじゃないかと思いますよ。
 ←これおすすめです

毎朝いきなりレース気分

2011年09月06日 | 交通
家から会社まで直線距離で2.7Km(Google Earthによる)ですが、道のりは約8Kmあります。
しかもいきなりぐるぐる回りのランプから高速道路へ進入、  

毎日通勤で使っている Federal Highway 2 の TOLL GATE (料金所)。
料金支払の方法は
1. 現金、左の3ゲート
2. Touch 'n Go (タッチアンドゴー):スイカみたいなもの、中央3ゲート青い看板
3. Smart TAG(スマートタグ):Touch 'n Go を専用送信機に入れて無線通信する、右3ゲート黄色看板
1と2はもちろん車を停車させ窓から腕を伸ばして支払またはタッチします。
3は送信機を車内から地上の受信機に向けてかざすだけ。
Touch 'n Goはチャージしておけば電車、地下鉄、モノレール、バス、契約商店で使えます。
スイカとETCをミックスしたようなものです。私は会社から借りているスマートタグ。
Touch 'n Go の誤った使い方と理解不能な料金システムは別の回で、



TOLL GATE の直後約300mは車線がありません。
ゲートは9レーンありますから9車線が一気に3車線に絞られます。
ホームストレートから1コーナーに突っ込む車たちのように自分の場所の取り合いになります。
前車の動きを読みながら希望のレーンに頭を突っ込みます。
写真のころはアクセルを床まで踏みつけ、WAJA君は派手にキックダウンして爆走します。



実はマレーシアは東西に長い国土で、私の住む Subang Jaya は西の方になります。
ですから、出勤時はこんな感じにまだ暗いのです。
マレーシアの地図を思い浮かべるときに、どうしても東マレーシアを忘れがちですね。
半島マレーシアはタイとほぼ同じ東経なのにタイと日本は2時間の時差、日本とマレーシアは1時間の時差なのです。
1 Malaysia(サトゥ・マレーシア)!!