Subang Jaya より

「人生は冒険だ」の言葉に痛く共感し飛び出した日本。その後はどうなったか?

I Love Malaysia !!

2012年01月10日 | 交通
今朝の出来事。

会社にいると、バイクの兄ちゃんがなにやら郵便のようなものを持って来ました。

早速開封する庶務兼、経理兼、人事のS女史

手紙を見ながら、このようなことを話している。

S 「12月23日(金)午前に会社の車を運転していた人は誰?」

私 「あっ、オレかも知れない。」

S 「午前11時ころ高速走った?・・・・・」

私 「あぁ、オレだオレだ。Ipohへ行ったよ。それで? 」

S 「スピード違反です。罰金の請求書です。」

・・・・・・・・・・・・・

頭の中は回想モードに入る。

Ipohへ続く高速道路はクアラルンプールを抜けると広く空いた道になる。


車線は広く車もまばら、天気も上々。

一番左の車線は、100Km/j以下で流れている、中央は110Km/j(制限速度)くらい、右側車線は130Km/jくらい。

右側車線は快適だが、前の車にピッタリついても譲る気配はない。130出ているんだからいいだろう?と考えているのでしょう。

仕方なく列について130Km/jで巡航していると、とてつもない速さでグングン近づいてくる車が時々います。

大抵は、ビッグベンツかビッグBMWかビッグアウディか、   

大食いのギャル曽根のように目の下に白いアイライン(LED)を点けて迫ってくる。

しばらくはTAIL TO NOSE の無言のプレッシャー

左足ブレーキをマスターしてんだろなっ、ってくらいの接近。

こうした車は一段と速い。

このような車が来たらチャンスで、ピッタリ付かれたところで道を譲り、真横を通り過ぎたところでその車の後ろにピッタリ付く。

それからは、離されないように、割り込まれないように、頑張ってついてゆく。

おかげで、前の前の車はスゴスゴと道を開け、道はひらける。

でも、老体のWAJA君はアクセルペダルに乗っても百(ピー)十km/j がやっとこで、くだりでやっとこ百(ピィー)十km/j どまり。

どんどん離されてしまうのでした。 Lajunyaaaaaaaa……

そんな時には次のベンツが現れるのを待つしかない。

S 「罰金150RMです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現実に戻る。

私 「Oh ! No」 「 ハイ150 」 「Do You need my driving lisence? (免許証も必要?)」

S 「ノニー、ノニー、(いらないよ)」 「オンリマニー(お金だけ)」

私 「へ?」  私は思わずこう叫びました。「 I Love Malaysia ! 」


領収書(だと思います)。罰金の請求書は車の持ち主に送られます。罰金が振り込まれれば誰が払おうが一件落着。
罰金回収が何より大事なのです。

でも、反省しましょう。

こちらでは、Km/h のことを Km/j と表します。  Jam = Hour = 時間 です。

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