日本政府から500億円の支援を受けて開発中のMRJですが、納入予定はたっていません。政府は国産ジェットというが、エンジンはアメリカ製、技術者は7割以上が外国人です。三菱航空機は当初開発費が1500億円と言われていましたが、すでに投じた額は8000億円、2500機以上売らないとペイしません。最大447機あった予約もキャンセルが続き、307機に減りました。
最初三菱重工が開発していたのを、離陸の見込みが立たないことから、別会社の三菱航空機を設立、負債を押し付けました。
国策で始まった民間ジェットの開発、引き受けた三菱重工がバカなのか、それとも経産省の官僚がバカなのか。
戦後日本は国産乗用車の生産で世界の主要生産国になりました。アジヤや南米、オーストラリアなど経済が発展しても自動車生産をあきらめた国が多数あります。日本は戦後航空機は開発を止められ、今から出て行ってもその遅れを取り戻すのは至難の業です。航空機のエンジン開発はIHIが細々とやっていますが、GEやロールスロイス社にはおいつけません。餅は餅屋に任せ、今からでも中止した方が損害は少なくなります。
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