家のネコって、すっごい、文化会館のソファーのニオイするんです。
すっごいカンドーして母上に伝えたら、それって…カビのニオイじゃない?って言われてしまいました。
思いっきりネコの近くで生き吸い込んじゃった私の肺には、カビが溜まっていたりして!?
やべぇ。
マジやべぇッス。
家のネコって、すっごい、文化会館のソファーのニオイするんです。
すっごいカンドーして母上に伝えたら、それって…カビのニオイじゃない?って言われてしまいました。
思いっきりネコの近くで生き吸い込んじゃった私の肺には、カビが溜まっていたりして!?
やべぇ。
マジやべぇッス。
—2010 11 8 出会い—
「ん…」
頭がボーッとする。身体が重い。
だんだんと戻ってくる感覚。
うっすらと目を開け、周りの情報を取り込もうとする。真っ白な壁に、薄い黄色の布。
ここがどこか、と言う疑問を持つ前に、頭上にある点滴の袋と、そこから伸びる細いチューブが、自分の腕に繋がっていることを見て納得した。
病院だ。
何故ここにいるのだろう。いつからここにいるのだろう。
特に痛むところもない。
なのに何故…。
確か俺は、屋上にいた。
太陽に手をかざし……
その後の記憶がパタリとない。
恐らく、その屋上で意識を失ったのだろう。
上体を起こし、チューブが繋がっていない方の腕で頭を掻く。
サッと音を立て、黄色いカーテンが開いた。
「あ、意識戻られたんですね?先生読んできます」
そう言って再びカーテンを閉める女。
白衣を着ているわけでも、知っている顔でもない。
年は、だいたい蒼空と同じくらいだろうか。大人しそうな、静かな女だ。
その女が、医者を呼んで来るという。
暫くすると、先ほどの女と共に白衣を着た医者が二人、カーテンを開けた。
「蒼空君、目が覚めたんだね。…どこか痛むところとかあるかい?」
おっとりとした、中年の男だ。
黙って首を横に振る。
「ならいい。
…あぁ、この子が君が屋上で倒れているのを見つけて、学校の先生に知らせてくれたらしいよ」
「鈴木加奈です。」
静かにお辞儀をする鈴木加奈という女は、高校生でやはり蒼空とそう年も変わらないらしい。
同じ学年だろうか。いやでも見たことのない顔だ。
じっと加奈を見つめていると、医者がカルテを見て説明をしだした。
「うん。軽い貧血だったのかな?あと、栄養失調も少しある。最近寝不足が続いたりしたかい?寒さの所為もあって倒れたんだと思うよ。あ、退院はちょっと様子を見たいからあと3日間してもらうけど、いいかな。」
「はぁ。大丈夫です。」
一気に説明されて、少しひるむ。
確かに最近の1週間は殆ど食事を取っていない。睡眠時間も、一日3時間ほどだ。
最近バイトが忙しくなったためだった。
「じゃぁ私は帰ります。」
静かに病室を出て行こうとする加奈に、ありがとう、と声を掛けると、軽くお辞儀をしてふっと微笑んだ。
その表情に、どこか自分に似たものを感じ取る。
退院したら、学校で探してみよう。
これが二人の出会いだった。
さぁ、始まりました。僕母の続きです。ていうか、昨日の僕母にも書きましたが、友達が書いてる、私の父は犯罪者の主人公と、僕の母は犯罪者の主人公を出会わせました。
まぁ…内容が読み込めないかと思いますが……ドンマイです。
(うわぁ…読む人の立場に立ってねぇ…。絶対説明がめんどくさくなったんだろ…)