大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン

1966大映。血が紫。

前作ヒットからすぐ作ったんだねー。大魔神と同時上映だったらしい。畳みかけるなー。

ロケットで火星に飛ばそうとしたガメラが隕石によってあっさり帰ってきます。
今作のガメラは設定固まってるなー。共通の敵出現によって結果的に人類の味方になるパターンですね。
でもあんまり出てこない。冒頭と中盤ちょっととクライマックスだけ。
全編通してほぼドラマパートなんだけどサスペンス仕立てで面白かったな。
小野寺さん稀にみる悪役。なかなかこんなバイタリティ溢れる悪者いないよ。ジョジョの敵みたい。
よかったなー。
つかこれ大人用だよね。怪獣そんなに出てこない上におっさんがいろいろ画策してるって。子供無理だろ。

バルゴン(目が怖い)もよかったなー。前作のガメラの氷が弱点っていうのも引き継いでて熱い。
ところどころ恥ずかしげもなく「東宝を参考に致しました」テイストがまたいいなー。
良作。

それからつくづく円谷の怪獣造形の素晴らしさを再認識できる作品でした。

藤倉善郎さん

よく見てるyoutube「不思議大百科」に藤倉さん出て草。
老けたなーw
そりゃ俺も老けるわなー。
人んちの子の成長は早いといいますが人んちの子がおっさんになるのも早いな。
ご本人は相変わらずのトンパチっぷりで素晴らしい。
これからも応援しましょう。