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日本国籍があれば済む問題?

2009年02月14日 | 中国残留孤児とその家族
中国残留孤児:「二、三世に国籍を」 支援団体が厚労相に要望書 /神奈川

◇中国籍妻刺殺で

昨年末、横浜市内で中国籍の夫が中国籍の妻を刺殺したとされる事件。
被害者が中国残留孤児二世とわかり、
支援団体「中国・養父母謝恩の会」(同市中区)は13日、
背景に国籍取得問題があるとして「二世・三世が日本国籍を取れるように改善を」
と舛添要一厚生労働相あてに要望書を出した。

事件は昨年12月22日に同市金沢区の路上で起きた。
夫(53)が包丁で妻(44)を刺殺したとして殺人罪で起訴された。

同会によると、妻の母親(67)は残留孤児で98年に帰国し、日本国籍を取った。
しかし、次女だった妻は3年後に自費で一家で来日し、国籍は取れないままだった。
夫は日本語ができないため来日後7年間に5回転職し、
犯行時は無職で、離婚問題でトラブルになっていたという。
2人の息子がおり、長男(20)は自動車工場のリストラで失職中、次男(18)は高校生。

要望書では「国籍法付則に『女性の孤児が日本国籍を取得後、
3カ月以内に二世らの入籍手続きを届け出る』との規定がある。
男女差別の規定で、3カ月では実質不可能だ。
中国籍で職場でも差別を受けた二世夫婦は、この被害者」と訴える。
これに対し、厚労省の担当者は「できることからやりたい」と回答した。

県内の孤児は200人余。
それを頼って二世・三世が来日し、増え続け、
その実数は行政も支援側もつかめていない。
支援する菅原幸助さん(83)は
「日本に適応できない二世・三世が出ているが、
日本語教育など公的な支援策がないのが原因の一つ」と指摘する。

2009/02/14 毎日新聞



日本語ができないことや無職であるという問題は、
日本国籍を取得さえすれば解決できることなんですかね??
記事の内容はそのようにしか読めないのですが。
確かに、日本国籍を取得できれば生活保護の申請もし易くなるのかもしれませんね。
要するに、日本語ができず無職でも生活保護さえあれば生活できますし。

完全に日本と日本人は舐められてると思います。
政府が支援金を補助すべきなのは残留孤児本人だけであって、
その家族は支援する必要なんて全くないでしょう。
政府と厚生労働省には法改正を望みます。


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