大正十年東京朝日新聞第11局

2006-12-16 13:04:44 | 棋譜
開始日時:1921/03/05
棋戦:その他の棋戦
戦型:三間飛車
手合割:香落ち 
下手:小泉兼吉
上手:村上桂山

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1921/03/05-10
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「小泉兼吉四段」vs「村上桂山六段」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2六歩 △3五歩 ▲2五歩
△3三角 ▲1六歩 △3二飛 ▲4八銀 △6二玉 ▲6八玉
△7二玉 ▲7八玉 △8二玉 ▲9六歩 △7二銀 ▲9五歩
△4二銀 ▲5八金右 △4三銀 ▲4六歩 △5二金左 ▲1五歩
△5四歩 ▲4七銀 △4二角 ▲5六歩 △3四飛 ▲6八銀
△3三桂 ▲2六飛 △5三角 ▲1四歩 △同 歩 ▲2四歩
△同 飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲2三飛 △2五桂 ▲3八銀
△2六飛 ▲4八金 △2八飛成 ▲1四香 △1八歩 ▲3六歩
△1九歩成 ▲3七桂 △3六歩 ▲2五桂 △同 龍 ▲1三香成
△2九と ▲3三飛成 △4二金 ▲2二龍 △3九と ▲4七銀
△2八龍 ▲3八歩 △3七歩成 ▲同 金 △3六歩 ▲同 銀
△3八と ▲2七金 △2九龍 ▲2三成香 △4八と ▲3三成香
△同 金 ▲同 龍 △8四香 ▲7九金打 △5二銀 ▲5五歩
△5六桂 ▲5四歩 △6八桂成 ▲同金直 △6四角 ▲5三桂
△5七歩 ▲8六歩 △5八歩成 ▲7七金 △6二金 ▲3一龍
△8六香 ▲同 金 △同 角 ▲8四歩 △6八角成 ▲同 金
△同 と ▲同 玉 △8九龍
まで99手で上手の勝ち

大正十年東京朝日新聞第10局

2006-12-15 15:43:08 | 棋譜
開始日時:1921/02/27
棋戦:その他の棋戦
戦型:相掛かり
先手:村上桂山
後手:花田長太郎

場所:東京市京橋区新富町「小松将棋所」
*放映日:1921/02/27-03/04
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「村上桂山六段」vs「花田長太郎六段」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △6二銀 ▲4八銀 △5四歩
▲5六歩 △3二金 ▲5七銀 △5三銀 ▲2五歩 △8四歩
▲7八金 △8五歩 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲3六歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8四飛
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △7四歩
▲3五歩 △同 歩 ▲4六銀 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀
▲7七銀 △6四銀 ▲5五歩 △7五歩 ▲5四歩 △7六歩
▲6六銀 △8八歩 ▲同 金 △3六歩 ▲7九玉 △7三桂
▲7四歩 △5七歩 ▲同銀右 △6五桂 ▲同 銀 △4四角
▲6四銀 △同 歩 ▲3六飛 △7七銀 ▲9八金 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲9六角 △8七歩 ▲7七桂 △同角成
▲8九歩 △8五桂 ▲5三歩成 △同 金 ▲4五桂 △7八馬
▲同 玉 △7七歩成 ▲6九玉 △3六飛 ▲5三桂不成△4二玉
▲4一桂成 △同 玉 ▲6三角 △5二歩 ▲3六角成 △3九飛
▲5九金 △3六飛成 ▲8五角 △7八角 ▲5八玉 △5五桂
▲4九玉 △4七桂成 ▲4八金打 △同成桂 ▲同 金 △6九角成
▲3八銀 △6八と ▲4七銀打 △同 馬 ▲6一飛 △4二玉
▲4七金 △5八銀 ▲3九玉 △4七銀成 ▲5一角 △5三玉
▲6二角成 △4二玉 ▲5一馬 △5三玉 ▲6三飛成 △同 玉
▲7三歩成 △5四玉 ▲6三角成 △6五玉 ▲3六馬 △5七成銀
▲6六飛 △7五玉 ▲7四と △同 玉 ▲5二馬
まで125手で先手の勝ち

観戦記は大丈夫?(下書き)

2006-12-15 15:01:52 | 将棋
 観戦記がこれから新聞紙上で生き残るのは愈々難しい。結構充実した竜王戦第2局の中継を見て改めてそう思った。あれだけの情報量を棋譜と共に与えられて、新聞掲載の観戦記を読もうというのはよほどの物好きではないか。今はまだいい。紙のメディアしか見ないファンがいるから。
 私の考えるところの、観戦記の価値は
 1.棋譜の解説
 2.対局情景の描写
 3.棋界情報の提供
 4.文章
 くらい。
 紙面が限られているというボトルネックがあるからか、いずれも物足りない。
 1.は基本的にもう破綻している。タイトル戦のようなあらゆる将棋メディアで扱われるものについては、雑誌を読むなり、テレビを見るなりすれば補完できる。しかし、他で扱われないほとんどの対局の解説はどうしてくれようか。読者の多種多様な解説に対する要求を満たすのは不可能だとしても、まとまりのない観戦記の多いこと。筆者自ら「逆転」と書いておきながら、なぜ逆転したのか、どうすれば逆転しなかったのか書かないのまである。ひどい。
 2.3.は書き手に依存するところが大きい。業界外タレントのゲスト観戦ならともかく、年に何本も観戦記を書くライターや記者たちが、自分の朝の行状や、棋士との(対局当日とは関係ない)交友関係を読者に読ませて何が嬉しいか。名人戦騒動が勃発してしばらくの毎日観戦記もバカヤローだ。対局中の棋士の行動に絡めて書くならともかく、単なる毎日の主張を観戦記のスペースでしてどうすんねん。
 観戦記にまず求められるのは整った1.とそれなりの2.3.だが、それがなくても4.さえ面白ければ読む人はいる。
 しかし、4.単独で面白い観戦記が多いとは到底思えないし、その原因を紙幅の制限に負わせることはできない。観戦記の担い手は、棋士・女流棋士・将棋専業ライター・担当新聞記者が大半を占める。プロの文筆家ではないので、文章だけを見た場合はつまらなくて当然だ。わかりやすく整った文章を書く能力と、面白い文章を書く能力は別物だ。書き手の多くはエッセイストでも小説家でもないのだから、彼らの文章に面白さや感動を求める方が酷かも知れない。また、ほぼ業界内の人間で固められているため、新聞社側・連盟側という多少の違いはあっても、視点が固定されていて切り口に新鮮味がかけるのも問題だ。
(2006-11-23)

遠山雄亮のファニースペース経由、My Life Between Silicon Valley and Japanby梅沢望夫 毎日新聞2006/12/05夕刊「ダブルクリック」欄・第九回「将棋の魅力」より最後段落を引用
 紙面という物理的制約の範囲内で将棋の面白さをどう表現するか。それは新聞の将棋欄でもずっと追求されてきた。これからはそれに加え、ネットの無限性を活かし「将棋の魅力」の深さをいかに表現し伝達するか。将棋のさらなる普及のためにはそれが急務だと痛感したのである。
これに尽きる。ただ新聞観戦記が独自の価値を回復できるだろうか。メニューというか教科書というか、入口として機能するよりない気がする。(2006-12-15)

大正十三年東京朝日新聞第50局

2006-12-15 01:27:30 | 棋譜
開始日時:1924/12/23
棋戦:その他の棋戦
戦型:四間飛車
手合割:香落ち 
下手:根岸 勇
上手:村上桂山

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/12/23-29
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「根岸 勇四段」vs「村上桂山六段」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2六歩 △3二銀 ▲2五歩
△3三角 ▲4八銀 △3五歩 ▲1六歩 △4三銀 ▲4六歩
△3四銀 ▲6八玉 △4二飛 ▲7八玉 △6二玉 ▲5八金右
△7二玉 ▲4七銀 △3二金 ▲5六銀 △1四歩 ▲2四歩
△同 歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲同 香 △2三銀 ▲1三歩
△1一歩 ▲1八飛 △2五歩 ▲1二歩成 △2六歩 ▲2一と
△2七歩成 ▲1六飛 △3四銀 ▲1三香成 △2五銀 ▲1九飛
△4五歩 ▲2二と △8八角成 ▲同 銀 △4三金 ▲1五飛
△3四金 ▲2三成香 △4六歩 ▲3二と △4四飛 ▲1一飛成
△3六歩 ▲3三と △4七歩成 ▲同 銀 △3五金 ▲4三と
△同 飛 ▲5五桂 △4二飛 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6一龍
△6二角 ▲4三歩 △同 飛 ▲5二角 △5四玉 ▲6五金
まで72手で下手の勝ち

大正十年東京朝日新聞第9局

2006-12-14 21:57:22 | 棋譜
開始日時:1921/02/20
棋戦:その他の棋戦
戦型:四間飛車
先手:寺田梅吉
後手:村上桂山

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1921/02/20-25
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「寺田梅吉五段」vs「村上桂山六段」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4八銀 △3二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲3六歩 △4二飛
▲5八金右 △6二玉 ▲6八玉 △7二玉 ▲7八玉 △9四歩
▲9六歩 △8二玉 ▲6八銀 △7二銀 ▲5七銀左 △6四歩
▲1六歩 △1四歩 ▲6六銀 △4三銀 ▲7九角 △2二飛
▲2六飛 △5二金左 ▲3七桂 △6三金 ▲5七銀上 △7四歩
▲4六銀 △6五歩 ▲7七銀 △3二飛 ▲3五歩 △5一角
▲3四歩 △同 銀 ▲3五歩 △4三銀 ▲5七角 △8四歩
▲7五歩 △4二角 ▲7四歩 △同 金 ▲7五歩 △6四金
▲8六歩 △7四歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲3六飛 △7四金
▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △5四歩 ▲4六銀 △6四角
▲6八角 △7三桂 ▲5七金 △3八歩 ▲2六飛 △2二飛
▲2九飛 △3九歩成 ▲同 飛 △2四歩 ▲2九飛 △2五歩
▲同 飛 △同 飛 ▲同 桂 △2九飛 ▲2三飛 △3二銀
▲2二飛成 △3一歩 ▲5九歩 △1九飛成 ▲3四歩 △7六香
▲5八金引 △2八龍 ▲3三歩成 △同 桂 ▲同桂成 △2二龍
▲同成桂 △7七香成 ▲同 角 △7六歩 ▲4四角 △4三銀
▲3三角成 △5二銀 ▲6八金上 △8五歩 ▲7五歩 △同 角
▲8七桂 △3九角成 ▲7五歩 △8六歩 ▲7四歩 △8七歩成
▲同 玉 △8六歩 ▲7八玉 △8七銀 ▲6九玉 △5六桂
▲7三歩成 △同 玉 ▲2三飛 △6三銀左 ▲5七桂 △3八飛
▲7四歩 △8四玉 ▲7九香 △4九馬 ▲8五歩 △同 玉
▲7七桂 △7四玉 ▲2九飛成 △5八飛成 ▲同 金 △同 馬
まで138手で後手の勝ち

大正十年東京朝日新聞第8局

2006-12-13 21:06:21 | 棋譜
開始日時:1921/02/15
棋戦:その他の棋戦
戦型:矢倉
手合割:角落ち 
下手:寺田梅吉
上手:関根金次郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1921/02/15-19
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「寺田梅吉五段」vs「関根金次郎八段」
△6二銀 ▲7六歩 △5四歩 ▲5六歩 △6四歩 ▲6六歩
△8四歩 ▲7八銀 △9四歩 ▲5八金右 △7二金 ▲6七金
△6三金 ▲7七銀 △7四金 ▲7八金 △6五歩 ▲同 歩
△同 金 ▲6六銀 △6四金 ▲6五歩 △6三金 ▲7五歩
△5三銀 ▲7六金 △4二玉 ▲4八銀 △3二玉 ▲2六歩
△4二金 ▲2五歩 △1四歩 ▲7九角 △9五歩 ▲2四歩
△同 歩 ▲同 角 △2三歩 ▲6八角 △4四歩 ▲3六歩
△3四歩 ▲6九玉 △4三金 ▲7九玉 △2二銀 ▲8八玉
△3三桂 ▲3七銀 △4五歩 ▲1六歩 △7四歩 ▲同 歩
△同 金 ▲7五歩 △8五金 ▲同 金 △同 歩 ▲7六金
△4四金 ▲7四歩 △6三金 ▲7五銀 △4三玉 ▲8六歩
△同 歩 ▲8四歩 △5五歩 ▲8六角 △5六歩 ▲6四歩
△6二金 ▲5八飛 △5五金 ▲7七角 △6六歩 ▲同 銀
△同 金 ▲同 角 △5七銀 ▲同 飛 △同歩成 ▲5四歩
△同 玉 ▲5五金 △4三玉 ▲5四歩 △4二銀 ▲7一銀
△7二飛 ▲6二銀成 △同 飛 ▲4四金 △3二玉 ▲5三歩成
△5六と ▲4二と △同 飛 ▲4三銀 △同 飛 ▲同 金
△同 玉 ▲4四金 △3二玉 ▲5二飛 △4二銀 ▲5六飛成
△6二歩 ▲5二龍
まで110手で下手の勝ち

ミス・マープルの岸田今日子

2006-12-12 23:01:27 | 雑記
飯を食いながらその時間帯にやっていた新版のミス・マープル(パディントン発4時50分)を見る。ミス・マープルの吹き替えは岸田今日子。役者は違うのだし、山岡久乃もこの世にいないのだから、変わって当然、悪くない選択だと思う。でも、岸田今日子が強すぎて…画面を見ていると本人の顔が浮かんでくるし、画面を見ていないとムーミンに聞こえてしまう。

大正十三年東京朝日新聞第49局

2006-12-12 22:55:58 | 棋譜
開始日時:1924/12/16
棋戦:その他の棋戦
戦型:三間飛車
手合割:香落ち 
下手:根岸 勇
上手:矢野逸郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/12/16-22
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「根岸 勇四段」vs「矢野逸郎七段」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2六歩 △3五歩 ▲2五歩
△3三角 ▲4八銀 △3二飛 ▲1六歩 △6二玉 ▲6八玉
△7二玉 ▲7八玉 △4二銀 ▲4六歩 △8二玉 ▲1五歩
△7二銀 ▲5八金右 △5二金左 ▲1八飛 △4五歩 ▲2四歩
△同 歩 ▲1四歩 △同 歩 ▲同 飛 △1三歩 ▲1六飛
△3六歩 ▲2六飛 △3七歩成 ▲同 銀 △3八歩 ▲3四歩
△8八角成 ▲同 銀 △3九歩成 ▲2四飛 △2九と ▲2一飛成
△3四飛 ▲3五歩 △7四飛 ▲2九龍 △4六歩 ▲7七銀
△9四歩 ▲4六銀 △9五歩 ▲6八金上 △3六歩 ▲1二角
△9六歩 ▲同 歩 △9七歩 ▲5六角成 △5四飛 ▲5五銀
△8四飛 ▲8六歩 △9六香 ▲8八桂 △7四角 ▲同 馬
△同 飛 ▲9六桂 △9四飛 ▲8五角 △9五飛 ▲9七香
△8五飛 ▲同 歩 △9五歩 ▲8四歩 △9六歩 ▲8三歩成
△同 銀 ▲8四歩 △同 銀 ▲8三歩 △同 玉 ▲8五歩
△同 銀 ▲8八香 △8七歩 ▲同 香 △8六歩 ▲同 香
△同 銀 ▲同 銀 △9七歩成 ▲同 銀 △8六歩 ▲8四歩
△8二玉 ▲8三銀 △7一玉 ▲9二飛 △7二香 ▲同銀成
△同 金 ▲8三歩成 △8二香 ▲7二と △同 玉 ▲8五香
△8七歩成 ▲同 玉 △7五桂 ▲8八玉 △8四歩 ▲8三歩
△同 玉 ▲9一飛成 △9三銀 ▲9四歩 △同 玉 ▲9五歩
△8三玉 ▲6六銀 △6四桂 ▲7七金 △8五歩 ▲7五銀
まで126手で下手の勝ち
102手目の成・不成は記載なし

大正十三年東京朝日新聞第48局

2006-12-12 22:53:06 | 棋譜
開始日時:1924/12/08
棋戦:その他の棋戦
戦型:三間飛車
手合割:角落ち 
下手:根岸 勇
上手:土居市太郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/12/08-14
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「根岸 勇四段」vs「土居市太郎八段」
△8四歩 ▲7六歩 △6二銀 ▲7八銀 △5四歩 ▲5六歩
△6四歩 ▲6六歩 △9四歩 ▲9六歩 △7二金 ▲7七角
△4二銀 ▲6七銀 △8五歩 ▲7八飛 △7四歩 ▲4八玉
△5三銀左 ▲3八玉 △5二玉 ▲5八金左 △4四歩 ▲4六歩
△4二金 ▲2八玉 △7三金 ▲3八銀 △8四金 ▲5九角
△3四歩 ▲3六歩 △3三金 ▲4七金 △2四金 ▲2六歩
△6三玉 ▲2七銀 △7三桂 ▲3八金 △8一飛 ▲3七桂
△3五歩 ▲2五歩 △3四金 ▲3五歩 △同 金 ▲3六銀
△3四金 ▲3五歩 △3三金 ▲4五歩 △7二玉 ▲4四歩
△同 銀 ▲4六金 △4一飛 ▲4五歩 △5三銀引 ▲4八角
△8三玉 ▲8八飛 △9二香 ▲8六歩 △同 歩 ▲同 飛
△8五歩 ▲8八飛 △9一飛 ▲5九角 △6三銀 ▲5五歩
△同 歩 ▲同 金 △5四歩 ▲4四金 △同 銀 ▲同 歩
△同 金 ▲5六銀 △5七金 ▲4五銀左 △5五金 ▲5八歩
△6七金 ▲4四銀 △7五歩 ▲5五銀 △同 歩 ▲4五桂
△7六歩 ▲5三桂成 △7四銀 ▲5四成桂 △7七歩成 ▲同 桂
△7六歩 ▲6四成桂 △7七歩成 ▲6三銀 △8八と ▲7四成桂
△同 金 ▲7五歩
まで104手で下手の勝ち

大正十三年東京朝日新聞第47局

2006-12-12 20:49:12 | 棋譜
開始日時:1924/12/01
棋戦:その他の棋戦
戦型:角交換その他
先手:萩原 淳
後手:根岸 勇

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/12/01-07
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「萩原 淳四段」vs「根岸 勇四段」
▲7六歩 △3四歩 ▲5六歩 △5四歩 ▲2二角成 △同 銀
▲5三角 △6二銀 ▲8六角成 △5二金右 ▲7七馬 △3三角
▲6六歩 △3二金 ▲6八銀 △4一玉 ▲5八飛 △5三銀
▲5七銀 △4四歩 ▲4六歩 △2四歩 ▲3六歩 △2三銀
▲3七桂 △2二角 ▲2六歩 △4三金左 ▲3八銀 △3二玉
▲4八玉 △6四歩 ▲7五歩 △6三金 ▲7六馬 △8四歩
▲3九玉 △7四歩 ▲7八飛 △7二飛 ▲8六歩 △6二銀
▲7四歩 △同 金 ▲7五歩 △7三金 ▲2八玉 △3五歩
▲5八馬 △6五歩 ▲3五歩 △6六歩 ▲同 銀 △4五歩
▲5五歩 △6四金 ▲6八飛 △6五歩 ▲同 銀 △5五金
▲6三歩 △5三銀 ▲4五桂 △4四銀 ▲6二歩成 △同 飛
▲5四銀 △6六歩 ▲6三歩 △8二飛 ▲4三銀成 △同 玉
▲7六馬
*掲載は7七馬
△6五銀 ▲5六歩 △5四金 ▲8七馬 △7六歩 ▲5八金左
△3五銀 ▲3六歩 △4四銀 ▲5七金 △3四銀 ▲6六金
△同 銀 ▲同 飛 △4五銀直 ▲同 歩 △6六角 ▲7六馬
△6五歩 ▲6六馬 △同 歩 ▲4四金 △同 金 ▲同 歩
△3三玉 ▲5五角 △3七歩 ▲4三歩成 △同 玉 ▲4四金
△5二玉 ▲5三銀 △6三玉 ▲7四銀 △7二玉 ▲3四金
△3八歩成 ▲同 金 △7三歩 ▲6三銀打 △7一玉 ▲6二銀右成
△同 飛 ▲同銀成 △同 玉 ▲2二飛 △5二銀 ▲6三歩
△6一玉 ▲2一飛成 △4一歩 ▲5四桂 △5三銀打 ▲6二歩成
△同 銀 ▲同桂成 △同 玉 ▲6三歩 △7二玉 ▲2二龍
△3二歩 ▲同 龍 △2七銀 ▲同 玉 △5七飛 ▲3七銀
△4二角 ▲同 龍 △同 歩 ▲6二歩成 △同 玉 ▲3五角
△5三歩 ▲6三歩 △同 銀 ▲5七角 △2九飛 ▲1八玉
△4九飛成 ▲6三銀成 △同 玉 ▲3九銀 △1五桂 ▲2八銀引
△4七金 ▲2九銀 △1四桂 ▲3五角 △4五金 ▲6五飛
△7二玉 ▲7三角成 △同 桂 ▲4五飛 △3八金 ▲4九飛
△同 金 ▲3八銀直 △7八飛 ▲4五飛 △5八角 ▲4二飛成
△8三玉 ▲4七歩 △7五飛成 ▲6五歩 △3七歩 ▲同銀直
△3九金 ▲3八金 △4九角成 ▲1六歩 △3八金 ▲1五歩
△2八金 ▲同銀引 △1七銀
まで190手で後手の勝ち
113手目~117手目の銀には何もついてません。見ればわかるでしょってことなんでしょう。
以前、根岸の死期を知りたいと書きましたが、ここへ来て変な情報が。2007年1月号近代将棋の漫画では三段のまま1919年末の木村義雄との二局から間もなく、療養生活に入りそのまま死んだような描かれ方をしています。(近将お得意の誤植ではなさそうです)漫画の原作は監修の武者野勝巳六段です。なぜあのような描き方になったのか邪推をしてみました。話の基本になっているのは木村義雄の将棋一代、棋譜は木村義雄実戦集と思います。将棋一代では、木村は根岸との三段への昇段争いで先んじることができたと書かれており、実戦集の一巻では根岸が早世したことにも触れられていたと思います。そのあたりから、根岸が間もなく死亡したと原作者は思い込んだのではないでしょうか?他に三段で死亡したという(木村名人や金九段による)口伝や著作があるとすれば同情すべきでしょうか。実戦集に根岸四段vs木村五段の対局も収録されているので、少しは調べて欲しかったなあと思います。

大正十三年東京朝日新聞第46局

2006-12-12 20:24:59 | 棋譜
開始日時:1924/11/24
棋戦:その他の棋戦
戦型:その他の戦型
手合割:香落ち 
下手:萩原 淳
上手:豊島太郎吉

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/11/24-30
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「萩原 淳四段」vs「豊島太郎吉六段」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩
△3三角 ▲4八銀 △4二銀 ▲6八玉 △5三銀 ▲7八玉
△6四銀 ▲5六歩 △7四歩 ▲6八銀 △7五歩 ▲同 歩
△7二飛 ▲7七銀 △7五銀 ▲7九角 △7六歩 ▲8八銀
△2二飛 ▲5八金右 △4五歩 ▲3六歩 △5五歩 ▲同 歩
△同 角 ▲3七桂 △7三桂 ▲5六歩 △6四角 ▲2四歩
△5七歩 ▲同 角 △6五桂 ▲6八角 △3二金 ▲2三歩成
△同 金 ▲9五角 △8四銀 ▲5九角 △3五歩 ▲2六飛
△2四金 ▲3五歩 △4六歩 ▲同 歩 △2五歩 ▲3六飛
△5三角 ▲4五桂 △4四角 ▲3四歩 △7二飛 ▲6八金上
△5二金 ▲6六歩 △同 角 ▲6七金右 △8八角成 ▲同 玉
△7七銀 ▲9八玉 △6八銀成 ▲同 金 △7七歩成 ▲同 桂
△同桂成 ▲同 金 △8五桂 ▲4四桂 △7七桂成 ▲5二桂成
△同 飛 ▲7七角 △7八金 ▲4四桂 △5六飛 ▲5二金
△同 飛 ▲同桂成 △同 玉 ▲4三角 △6二玉 ▲4四角
△7二玉 ▲7四飛 △7三歩 ▲7八飛 △8一金 ▲6一銀
△8二玉 ▲7二歩 △同 金 ▲同銀成 △同 銀 ▲7一金
△8一金 ▲同 金 △同 銀 ▲6一角成
まで106手で下手の勝ち

大正十三年東京朝日新聞第45局

2006-12-12 20:16:25 | 棋譜
開始日時:1924/11/17
棋戦:その他の棋戦
戦型:向飛車
先手:矢野逸郎
後手:花田長太郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/11/17-23
*棋戦詳細:(東朝)高段名手臨時将棋
*「矢野逸郎七段」vs「花田長太郎七段」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4八銀 △3二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲5八金右 △4三銀
▲3六歩 △6二銀 ▲7八銀 △5三銀 ▲7九角 △2二飛
▲3七桂 △6二玉 ▲7七銀 △7二玉 ▲6八玉 △5二金左
▲7八玉 △5一角 ▲9六歩 △9四歩 ▲1六歩 △1四歩
▲2六飛 △8二玉 ▲6六歩 △6四歩 ▲6七金 △7四歩
▲8八玉 △6三金 ▲7八金 △7二金 ▲8六歩 △6二銀
▲8五歩 △7三銀 ▲8六銀 △6二角 ▲2九飛 △5三角
▲8七玉 △4二角 ▲7七桂 △5一角 ▲9八香 △3二飛
▲6八角 △2二飛 ▲9九飛 △2四歩 ▲同 歩 △同 角
▲2九飛 △6八角成 ▲2二飛成 △5八馬 ▲2一龍 △6九角
▲4一飛 △6七馬 ▲8一飛成 △9三玉 ▲9一龍 △9二金
▲7九香 △7八角成 ▲同 香 △9一金 ▲同 龍 △9二金
▲1一龍 △6二銀 ▲9五歩 △7一金 ▲9四歩 △8二玉
▲9三歩成
まで85手で先手の勝ち
うーん…貼ってから、この2局先手後手がおかしいんじゃないかと思えてきた。もう一度確認した方がいいかなあ?

大正十三年東京朝日新聞第44局

2006-12-12 20:13:44 | 棋譜
開始日時:1924/11/10
棋戦:その他の棋戦
戦型:中飛車
先手:矢野逸郎
後手:花田長太郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/11/10-16
*棋戦詳細:(東朝)高段名手臨時将棋
*「矢野逸郎七段」vs「花田長太郎七段」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲5六歩 △6二銀
▲4八銀 △5三銀 ▲2五歩 △3二金 ▲7八金 △4四銀
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △5五歩
▲同 歩 △同 銀 ▲5七銀 △5二飛 ▲5六歩 △4四銀
▲6九玉 △4五銀 ▲5五歩 △同 角 ▲同 角 △同 飛
▲6六角 △5二飛 ▲1一角成 △3五角 ▲5六香 △5四歩
▲4六銀 △同 銀 ▲同 飛 △3三桂 ▲5三歩 △同 飛
▲3三馬 △同 金 ▲4五桂 △5二飛 ▲3三桂成 △4六角
▲同 歩 △4二銀打 ▲5四香 △同 飛 ▲3六角 △6四飛
▲5五銀 △8四飛 ▲6三角成 △5二歩 ▲4二成桂 △同 玉
▲6八銀 △4七角 ▲5八銀 △5六角成 ▲6六銀 △6二香
▲8一馬 △6六香 ▲同 歩 △同 馬 ▲7七金打 △4四馬
▲5五歩 △同 馬 ▲4五馬 △同 馬 ▲同 歩 △5三歩
▲7五角 △3五角 ▲8四角 △同 歩 ▲8一飛 △5一金
▲3六歩 △2四角 ▲2五歩 △4六角 ▲4四歩 △同 歩
▲4三桂 △同 玉 ▲5一飛成 △4二銀打 ▲9一龍 △8五桂
▲6七金寄 △5五角 ▲6六香 △5四桂 ▲5六香 △1九角成
▲5四香 △同 玉 ▲5六金 △2九馬 ▲6七銀直 △7七香
▲同 桂 △同桂成 ▲同 金 △8五桂 ▲7八金 △8九飛
▲7九桂 △7七香 ▲4七香 △7八香成 ▲同 銀 △6七歩
▲同銀左 △7七桂成 ▲6八歩 △5七桂 ▲同 銀 △4七馬
▲5八金打 △6七成桂 ▲同 歩 △7八銀 ▲同 玉 △8八金
まで132手で後手の勝ち
110手目の成・不成は記載なし

大正十三年東京朝日新聞第43局

2006-12-12 20:10:07 | 棋譜
開始日時:1924/11/03
棋戦:その他の棋戦
戦型:右四間飛車
手合割:飛車落ち
下手:萩原 淳
上手:関根金次郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1924/11/03-09
*棋戦詳細:(東朝)高段名手勝継将棋
*「萩原 淳四段」vs「関根金次郎名人」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4六歩 △3二金 ▲4八銀
△4二銀 ▲4七銀 △5四歩 ▲5六銀 △4三銀 ▲4八飛
△3三桂 ▲3六歩 △3一角 ▲6五銀 △4二角 ▲3七桂
△1二香 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲5八金右
△6二銀 ▲2六歩 △9四歩 ▲9六歩 △5三銀 ▲5六銀
△6四銀 ▲2五歩 △6二金 ▲2八飛 △5三金 ▲2四歩
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2九飛 △5五歩 ▲同 銀
△同 銀 ▲同 角 △5四金 ▲8八角 △6四角 ▲4八金
△4六角 ▲4二歩 △3五歩 ▲4一歩成 △3六歩 ▲4七金
△6四角 ▲4二と △同 角 ▲3六金 △6四角 ▲3四歩
△同 銀 ▲3五歩 △4三銀 ▲3四銀 △5二銀打 ▲6八金
△7四歩 ▲9七角 △同角成 ▲同 香 △4七角 ▲2六飛
△4五桂 ▲同 桂 △同 歩 ▲同 金 △同 金 ▲同 銀
△4四歩 ▲同 銀 △同 銀 ▲6四桂 △同 歩 ▲5四角
△6三銀打 ▲3二角成 △5三銀引 ▲4四歩 △4二歩 ▲2三飛成
△9五歩 ▲同 歩 △8四桂 ▲2一龍 △5一歩 ▲8六金
△9六歩 ▲同 香 △同 桂 ▲同 金 △8四桂 ▲8六金
△9六香 ▲5一龍 △6一金 ▲2一龍 △9八香成 ▲7七桂
△9七成香 ▲1二龍 △9六成香 ▲同 金 △同 桂 ▲8六香
△3六角成 ▲8五香打 △7三金 ▲6五桂打 △同 歩 ▲同 桂
△7一桂 ▲4三歩成 △同 歩 ▲5三桂成 △同 銀 ▲1四馬
まで126手で下手の勝ち

大正十年東京朝日新聞第7局

2006-12-12 13:43:59 | 棋譜
開始日時:1921/02/08
棋戦:その他の棋戦
戦型:相掛かり
先手:寺田梅吉
後手:石原丈右

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1921/02/08-13
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「寺田梅吉五段」vs「石原丈右六段」
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲2六飛 △2三歩 ▲8七歩 △8二飛
▲4八銀 △6二銀 ▲6九玉 △5四歩 ▲5六歩 △5三銀
▲5八金 △4四歩 ▲6八銀 △4二銀上 ▲3六歩 △4三銀
▲1六歩 △7四歩 ▲6六歩 △5二金 ▲6七銀 △4五歩
▲7七角 △4一玉 ▲5七銀 △6四銀 ▲6五歩 △5三銀
▲2二角成 △同 金 ▲7七桂 △3二玉 ▲1五歩 △9四歩
▲7九玉 △6四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲3五歩 △7五歩
▲6五歩 △7六歩 ▲同 銀 △7五歩 ▲6七銀 △5三銀
▲5五歩 △4四角 ▲3七桂 △5五角 ▲4六歩 △6六歩
▲同銀右 △4六角 ▲同 飛 △同 歩 ▲4五桂 △4四銀右
▲6四角 △9二飛 ▲5三歩 △4二金 ▲6三角 △4七歩成
▲5九金 △9三桂 ▲7四角成 △6三歩 ▲7五角 △4五銀
▲4四歩 △同 銀 ▲9二馬 △同 香 ▲7二飛 △4三玉
▲5二歩成 △同 金 ▲3一角成 △3三角 ▲6四歩 △同 歩
▲9二飛成 △7六歩 ▲9三龍 △5三桂 ▲2五桂 △7七歩成
▲3三桂成 △同 銀 ▲7七銀 △7一飛 ▲5三馬 △同 金
▲6二角 △5七角 ▲6八歩 △9三角成 ▲7一角成 △同 馬
▲4一飛 △4二歩 ▲7一飛成 △6五桂 ▲3四歩 △同銀上
▲4四歩 △同 玉 ▲5六桂 △5五玉 ▲6六角 △4六玉
▲2二角成 △2九飛 ▲4九香 △5五桂 ▲3八歩 △2六角
▲3七金 △同角成 ▲同 歩 △同 玉 ▲3九歩 △1九飛成
▲4七香 △同桂成 ▲6六馬 △7七桂成 ▲同 龍 △2八玉
▲5八銀 △4六香 ▲4七銀 △同香成 ▲同 龍 △3五香
▲4八馬 △3七銀 ▲2九歩 △同 龍 ▲3七馬 △同香成
▲同 龍 △1九玉 ▲3八銀 △2八銀 ▲同 龍 △同 龍
▲3七角 △5五角 ▲2八角 △同角成 ▲3七銀打 △1八馬
▲1六飛 △1七角 ▲同 飛 △同 馬 ▲2八角 △同 馬
▲同 銀 △同 玉 ▲3七角 △1七玉 ▲1九香
まで179手で先手の勝ち